こげぱんの資産運用

ピンチはチャンスなりをモットーに株式投資を中心とした資産運用についてつづります

JR東日本(9020)について

こんにちは!

 

この記事は、JR東日本(9020)に関心のある方に向けた株主としてのコメントを記したものです。

 

・「私からの質問は・・・」という株主の多さに感じた違和感

Suica1枚で何でもできるサービスを目指す

 

 

【目次】 

 

 

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1 JR東日本について

⑴ 会社概要

ご存じのとおり関東・東北地方の1都16県を営業エリアとする国内最大の鉄道会社です。

でも、鉄道部門と非鉄道部門の営業収益の比率は現在6:4ですが、グループ経営ビジョン「変革2027」を掲げ、将来これを5:5にすることを目指しているそうです。

 

■経営の基本方針(グループ理念)

・私たちは「究極の安全」を第一に行動し、グループ一体でお客様の信頼に応えます。

・技術と情報を中心にネットワークの力を高め、全ての人の心豊かな生活を実現します。

 

■「変革2027」

・安全

・収益力向上(成長・イノベーション戦略の再構築)

 「新しい暮らしの提案」(「JRE POINT」、「Beyond Station構想」、MaaS)、

 「新領域への挑戦」(不動産アアセットマネジメント、スタートアップ企業等との協業、5Gアンテナインフラシェア)

 

構造改革(経営体質の抜本的強化)

 チケットレス、ドライバレス運転やスマートメンテナンスをはじめとしたDX加速

・「ESG経営」の実践

 2030年度までに東北地区のCO₂排出量ゼロ、2050全体で「実質ゼロ」

 

■セグメント

以下の4区分です。

運輸事業:62.1%

・流通・サービス事業:18%

・不動産・ホテル事業:15.4%

・その他:4.5%

 

⑵ 株主になったきっかけ

2020年のNISA口座で100株購入しました。

コロナ禍の終息に連れて業績が回復すると見込んでのことです。

 

⑶ 経営分析

■収益性

約5,780憶円の赤字です。

ただし、コロナ禍の終息とともに黒字化するのは間違いないと思います。

 

■安全性

流動比率:44%

・負債比率:249%

自己資本比率:29%

と悪い数値を示しています。

会社がつぶれることはないにしても、財務基盤がぜい弱なのは意外でした。

 

■効率性

売上債権回転率:3.75

棚卸資産回転率:21.1

有形固定資産回転率:0.25

とお金の使い方も上手ではありません。

「改革2027」を必要とする理由を垣間見た気がします。

 

【表紙写真は横須賀・総武快速線E235系とNEWoMan横浜】

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2 株主総会
 

⑴ 株主総会

第34回定時株主総会 2021年6月22日(火) ホテルニューオータニ 

 

主な質疑応答は以下の通り

Q.コロナ対応・告知策は

A.消毒、換気、せきエチケット、空調、窓開け、オフピークポイントなど徹底。HP、アプリ、CM、SNS、車内放送などで告知

Q.Suica共通基盤化の取り組み状況

A.20年の歴史を持ち8500万枚発行されているSuicaの簡単さやスピードを活かし、デジタル化、キャッシュレス化を加速していく。Suica1枚で何凸できるように所要の外部提携、デジタルキー、ポイントプログラムなどに取り組む。

Q.東京オリンピックパラリンピックのオフィシャルパートナーとしての契約金は?

A.守秘義務があるので答えられない。

Q.羽田空港アクセス線の進捗状況は?

A.現在環境アセスメント中(約3年)でその後工事に7年を見込む。事業採算性の確保を図りつつ2029年開業を目指している。

Q.社員教育、技術承継の状況は?

A.中期経営計画に基づき、グループの人材に対して教育機関を設置し、所要の教育・技術承継を実施している。

Q.新型車両の車いすのスペースが多すぎる

A.国のバリアフリーの方針に従っている。

Q.生活サービス事業の黒字化等の見込みは

A.西部HDとの連携などを通じて、保有資産の価値向上に努めている。

Q.内部留保が1兆7600億円あるのでこれを社員の処遇向上に充てるるべき。

A.修正動議として取り扱う。

Q.社外取締役役員報酬を自主返納しないのか?

A.社外取締役から申し出があったが、会社から趣旨を説明して受け取ってもらった。

Q.駅の将来はどうなるのか?

A.高齢者に配慮しつつも、チケットレス化やみどりの窓口を減らしつつきめ細やかなサービス提供に努める。

 

議案

・剰余金の処分の件

・取締役選任の件

監査役選任の件

採決の結果賛成多数で可決

 

⑵ 株主還元

株主優待 

・運賃・料金40%割着棄権

・株主サービス券

■配当 一株当たり50円 

総還元性向40%、配当性向30%                      

 

3 株主としてのコメント

株主総会で「私からの質問は・・・」という前置きを述べる方が半分近くいました。

ちょっと違和感を感じました。

まるで何かの集団が質問内容を分担しているかのように感じました。

労働組合のような集団なのかもしれませんが、高圧的な物言いなど、ちょっと懸念される存在だと思います。

また、事前の質問があったのにも関わらずそれについて回答しない会社の姿勢も問題だと思います。

穿った見方をすれば、事前の質問を受け付けておいてその答えを事前に準備し、それを会場からの質問ということで処理しているとすれば、会場に足を運び会社の事業説明を聞いた上で新たに生じた疑問についての質問をする株主の機会を奪うことになるからです。

「私からの質問は・・・」集団と会社が裏で繋がっていることはないと思いますが、総会の議事進行については改善の余地があると感じました。

 

一報、Suica1枚で何でもできるサービス提供を目指すという話もありました。

現在進行形のビックデータ革命とも言える状況を踏まえると、JR東日本保有するSuicaを通じて得られた膨大な一次データの価値は想像を超えるものがあると考えます。

そのような夢のある話がこれからもっと株主総会で取り上げられることを祈念致します。

 

おつきあいいただき、ありがとうございました。   

  

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。 

 

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