こげぱんの資産運用

ピンチはチャンスなりをモットーに株式投資を中心とした資産運用についてつづります

日本郵船【9101】について〜株主総会雑感

投稿日:2022.6.27

こんにちは!

この記事は、日本郵船【9101】に関心のある方に向けた株主としてのコメントをまとめたものです。

・割安な高配当株

・コンテナ船事業の統合

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【目次】 

日本郵船本社のロビーにて】

                      

1 日本郵船について

⑴ 会社概要

総資産3兆円、売上高2.2兆億円、時価総額1.5兆円の巨大企業です。

また、企業理念等は下記のとおりですが、共感できる内容だと思います。

企業理念(WHY)

当社の社会における存在意義・使命

●Bring value to life

ビジョン(WHAT)

当社が10年後にありたい姿、成すべきこと

●事業活動を通して積極的に社会や環境の課題を解決

●高い倫理観と社会規範に沿った責任ある事業活動を徹底

●絶えず半歩先の精神で新たな価値を創出

●安定的な収益構造を確立

中期経営計画(HOW)

企業理念に基づき、ビジョンを遂行する手段・方法

●Staying Ahead 2022

1 ポートフォリオの最適化

2 運賃安定型事業の積み上げ

3 効率化と新たな価値創出

セグメント

●ライナー&ロジスティック事業(51.6%)

・定期船事業

・航空輸送事業

・物流事業

不定期専用船事業(41.0%)

不定期船事業

●その他事業(7.4%)

・不動産業

・その他事業

⑵ 株主になったきっかけ

株式のポートフォリオの分散化を図っています。

当時、海運株は持ったことがありませんでした。

けれども割安かつ高配当であることから興味を持っていました。

株価が下落時の2021年の秋にNISA口座で買っています。

⑶ 経営分析

収益性

・売上高総利益率:20%

売上高営業利益率:12%

売上高経常利益率:44%

高収益です。

特に経常利益率の高さが際立っています。

特別利益として「固定資産売却益」195億円、「関係会社株式売却益」292億円が計上されています。

安全性

流動比率(200%以上が望ましい):133%

自己資本比率(30%以上が望ましい):57%

短期的にも中・長期的にも問題はないと考えます。

効率性 

・有形固定資産回転率:2.37

有形固定資産9642億円の内訳は金額の大きな順に

・「船舶」:5771億円

・「建物及び構築物」:1054億円

・「航空機」:1036円

となっています。

巨額な有形固定資産を活用して効率的に収益を上げた結果だと考えます。

【総会の案内板@パレスホテル】

2 株主総会

⑴ 株主総会

第135期定時株主総会 2022年6月22日(水) パレスホテル「葵」

多くの株主が集っていました。

ビデオを使った事業報告と社長のプレゼンによる対処すべき課題等が続きました。

主な質疑応答

【事前】

Q.自社株買い、株主還元等について

A.企業価値を高めるための新しい中期系計画を明確にし一貫した資本政策に基づき自社株買いを実施していく。

配当性向25%は目安であり、総合的な判断で実施する。

Q.為替、燃料の高騰について

A.想定為替レートは120円

1円の円安で経常利益が60億円増加する。

一方で、燃料の高騰はマイナス要因。

Q.低・脱炭素のコストについて

A.2〜3割のコスト高になるが必要なものと認識。

【会場】

Q.かつて7月20日だった海の日について

A.第3月曜日から戻すことについて前向きに対応していきたい。

Q.ONEの業績の見通しについて

A.2020年〜2021年は絶好調だったが、2022年の後半でやや萎むとの見通しを持っている。

一方で

・新造船がない

・米国の港湾労働者の供給減の継続

・コンテナ船の運賃の高止まり

を理由に意外に下げない可能性もある。

Q.北極海航路について

A.当社は使用していない。

Q.新中期経営計画におけるROIC等の数値目標の採用について

A.検討する。

Q.AIを使った船について

A.一部のサービスでは活用している。

しかし、AI教育(データのインプット)の問題もあり、さまざまに変化する海洋気象の状況下におけるAI活用は容易ではない。

Q.地震の多さなど日本固有のリスクの考慮について

A.BCP(事業継続計画)の中で考慮している。

特に通信インフラの確保を重視している。

Q.招集通知の文言について

A.配慮する。

Q.デリバティブ損失について

A.運賃の変動リスク回避のためのもので損失と同額の利益が出ているため実態はゼロである。

Q.脱炭素の船について

A.基本的には船では重油を炊いているが、45隻についてはガスを利用し3割のCO2削減に貢献している。

将来はアンモニア、水素、合成燃料等の船を増やす予定である。

Q.好業績と現社長の関係について

A.海運市場に風が吹いたのは確かだが、それをキャッチできたことが好業績につながった。

株主のおかげです。

Q.株価(PER)が低い(2.14倍)ことについて

A.これまで業績が安定しなかったことから、今の好業績が続かないと懸念されている可能性がある。

おそらく市場はPERではなくPBR(0.9倍)で評価しているのではないかと考える。

しっかりと業績を安定させタイムリーなIRに努める。

Q.会社の機関設計が監査役会設置会社であることについて(社外取締役過半数となる指名委員会等設置会社の検討について)

A.より良いガバナンスを目指して検討を続ける

決議事項

・剰余金処分の件

・定款一部変更の件

・取締役8名選任の件

・取締役賞与支給の件

・取締役等に対する業績連動型金銭報酬制度導入に伴う報酬額設定の件

・取締役等痛いする業績連動型株式報酬等の額及び内容の一部改定の件

拍手をもって賛成・可決されました。

最後は新任役員の紹介を持ってお開きとなりました。

紹介の際の社長の「○○さん」という言い方が印象的でした。

⑵ 株主還元    

配当

過去の一株当たりの配当金は次のとおりです。

2022年3月期:1,450円

2021年3月期:200円

2020年3月期:40円

2019年3月期:20円

2桁、3桁、4桁と桁違いな増配が特徴です。

こんな高配当な株式は初めてです。

今後も高配当の継続を期待しています。

株主優待

飛鳥クルーズ料金10%割引優待券がいただけます。

いつか、クルーズ旅行するのも夢です!

また、何気なく氷川丸日本郵船歴史博物館の招待券もいただいています。

氷川丸日本郵船歴史博物館の招待券】

3 株主としてのコメント

⑴  高配当は続くのか

このまま高配当が続くかどうか気にまります。

ざっくりと、下記の理由から好業績が続き、高配当維持の淡い期待を抱いています。

●来春発表される新中期経営計画への期待

●グローバルサプライチェーンの再構築(自由主義圏を中心とした経済)

●本格的なインフレの時代の到来(モノの価値が上がる)

●リーディングカンパニーとしての矜持

また、株価のボラティリティの高さは個人投資家の少なさ(29.1%)によるものと考えます。

高配当維持による長期個人投資家の増加により株価の安定化にも寄与します。

個人投資家を増やす施策にも着目していきたいと思います。

⑵ 航空輸送事業について

コロナ禍が収束し経済活動の活性化に伴い物流が伸びています。

ただし、海運が絶好調なのに対して空運は冴えない展開を続けています。

この違いは何か?

海運については17年に日本郵船商船三井川崎汽船の海運大手3社が世界市場で勝ち抜くためにコンテナ船事業について合弁会社ONE(Ocean Network Express)を設立しました。

このことが空運との明暗を分けた要因だと考えます。

であるならば、航空輸送事業についてもJALANAとともに航空貨物の合弁会社の設立を考えてもいいのでは?

投資余力があるのは日本郵船なので、物流事業の競争力確保、ひいては日本の国力増進につながる航空貨物の合弁会社設立への積極的な検討を期待します。

⑶ 将来の夢

東京マラソンのフィニッシュ地点の左手方向には日本郵船の本社ビルがあります。

ランナーにとっては感動の瞬間を日本郵船本社付近で迎えるわけです。

ランナーの皆さんはゴール直後は極限的にハイな状態になっています。

この状況を活かし、例えば飛鳥クルーズにつなげるような活動があっても良いように思いいます。

ちなみに、東京マラソンに出場して日本郵船本社ビルを見ながら完走することいつの日か飛鳥クルーズを楽しむことも自分にとっては大切な夢です。

株主総会会場となったパレスホテル2階「葵」】

                  

4 まとめ

日本郵船について述べてきました。

好業績に支えられた高配当に恵まれ、株主として満足しています。

その好業績に貢献した海運における国内ライバル会社との提携という実績に着目しました。

さらに、高配当の継続、空運分野での事業統合、東京マラソン協賛や飛鳥クルーズなどさまざまな期待(夢)のある会社だと思っています。

末長く応援していく予定です。

お読みいただき、ありがとうございました。   

  

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。 

#投資 #株式 #株主総会 #資産形成 #資産運用 #日本郵船 #ONE

  

トヨタ【7203】について

初投稿:2022.6.18

こんにちは!

この記事は、トヨタ【7203】に関心のある方に向けた株主としてのコメントをまとめたものです。

・CASE時代に向けて

パレットタウン地区の再開発に期待

【目次】 

【メガウエーブで紹介されたトヨタハイブリッド車

                     

1 トヨタについて

⑴ 会社概要

お馴染みのトヨタです。

4輪自動車で世界首位の会社。

総資産77兆円、売上高31兆円、時価総額33兆円の事業規模です。

総資産、売上高、時価総額のバランスが取れているのは良い経営がなせれているためと考えます。

ただし、PBRは約1倍で、日本を代表する企業としてはちょっと低評価だと思います。

企業理念 

株主総会の招集通知では企業理念として2つが紹介されていました。

●「豊田綱領」

豊田佐吉の遺訓をまとめたトヨタの原理原則

●「トヨタフィロソフィー」

モビリティカンパニーへの変革に向けた未来への道標

・豊田綱領

Valueトヨタウエイ〜パートナー、ソフト、ハード

・Mission:幸せを量産する

Vision:可動性を社会の可能性に変える

100年を超える伝統のある企業を支える重要な”企業理念”と考えます。

セグメント

3つの事業から構成されています。

●自動車事業(車両、生産用部品、部品、その他)

●金融事業

●その他事業

金融事業を柱にしていることは意外でした。

⑵ 株主になったきっかけ

日本を代表する巨大企業ということで興味がありました。

自動車業界への期待や高配当も魅力。

株式を5分割したことから2022年にNISA口座で保有しています。

⑶ 経営分析

収益性

売上高営業利益率:10%

大企業にもかかわらず収益性は高いです。

優良株とも言えそうです。

安全性

流動比率(200%以上が望ましい):109%

自己資本比率(30%以上が望ましい):40%

短期的にも中・長期的にも懸念はありません。

効率性 

・有形固定資産回転率:2.55

有形固定に関しては比較的効率的な経営がなされていると考えます。

有形固定資産の内訳は金額の大きな順に、「機械装置」、「賃貸用車両及び器具」、「建物」となっています。

また、極めて巨額の減価償却が計上されていることもトヨタの特徴だと思います。

2 株主総会

⑴ 株主総会

第118回定時株主総会 2022年6月15日(水) トヨタ本社 

参加せず。

報道によると脱炭素に向けた方針について説明があったとのことです。

また、過去の株主総会の様子を動画で見ましたが、社長の就任以来の激闘が熱く語られていました。

今回の株主総会の様子はトヨタイズム」にて発信されるとのこと。

期待します。

対処すべき課題

株主総会招集通知で掲げられた対処すべき解題の項目は以下の通りです。

・商品を軸にした経営

カーボンニュートラル実現に向けた取り組み

・ソフトウエアとコネクティッドの取り組み

・商用領域の取り組み

・Woven City(ウーブン・シティ)

・従業員との話し合い、人材育成

ちなみに、CASEとはConnected(コネクティッド)、Autonomous/Automated(自動化)、Shared(シェアリング、Electric(電動化)の頭文字をとった略称とのことです。

決議事項

・取締役9名選任の件

監査役2名選任の件

・補欠監査役1名選任の件

・取締役に対する譲渡制限付株式報酬制度改訂の件

・定款一部変更の件

⑵ 株主還元    

配当

過去の一株あたりの配当の推移は以下のとおりです。

2022年3月期:148円

2021年3月期:240円

2020年3月期:220円

2019年3月期:220円

22年期はコロナ禍等の影響により厳しい環境だったようです。

ちなみに配当性向は30%とのこと。

また、トヨタの機関設計は指名員会等設置会社なので、配当金については取締役会で決定することができるようです。

そのため、5月には配当金が振り込まれていました。

さすがです。

株主優待  

なし  

【お台場のメガウエーブにて(2021年12月31日に閉館)】

               

3 株主としてのコメント

⑴ 期待していること

円安効果

円安により様々な影響が出ています。

日経平均株価がドルベースではピークから3割減なのに対して、円ベースでは1割ちょっとの下落で済んでおり、投資家(ロング)にとってはありがたい話です。

また、ドル円がピークから2割円安になったことから、日本のDGPが2%上昇との試算も報じられています。

円安効果がトヨタの業績にどのくらいの好業績をもたらすのか・・・期待しています。

CASEについて

トヨタは車の将来についての取り組みも目が離せません。

CASEの時代にあって、トヨタが培ってきたハードウエアの強みを活かしながら、車両開発プラットフォーム「Arene(アーリン)」を用いて安全で高品質な最新のソフトウエア開発の実現を目指すとのことです。

近い将来、どのような車が登場するか楽しみです。

Woven City(ウーブン・シティ)

動画によるとウーブン・シティというのは、東日本大震災後の東北復興のために工場を建てることと引き換えに東富士工場を閉鎖しなければならなかったことから、ここに研究開発の拠点を構えたとのことです。

こうした新しい試みが成功し、一つのモデルとして普及することが望ましいと考えます。

⑵ 気になっていること

株主総会ライブ配信

愛知県での総会参加は厳しい方が多いのでは?

ライブ配信は今日、標準化されつつあります。

トヨタがいまだにライブ配信未対応とは意外。

来期からの実施に期待します。

不祥事

招集通知で、レクサス高輪における検査結果の改ざん、連結子会社である日野自動車の燃費に関する不正な認証申請などが挙げられていました。

再発防止には徹底を期していただきたいと思います。

それにしても、ちょっと悪質な不祥事があったにも関わらず株価はそれほど大きな影響を受けていません。

それは、PBR1倍という割安さゆえなのかもしれません。

ゲームチェンジャー

SONYがホンダと組んでEV市場に乗り込んできました。

GAFAも本格参入の予定と報じられています。

自動車業界にもゲームチェンジャー候補が続々と登場。

迎え撃つトヨタの対応が気になります。

お台場の再開発

お台場のパレットタウン地区(メガウエーブ、ヴィーナスフォート、大観覧車等)が閉館となり2025年にトヨタが中心となって新しい商業施設をつくるとのこと。

約1万人収容の大型複合アリーナが誕生すると言われています。

期待しています!

【再開発が決まったパレットタウン地区】

4 まとめ

トヨタについて述べてきました。

円安による好業績が期待されます。

合わせて日本の将来を左右する大きなインパクを持つ会社として注目しています。

株価は冴えませんが、トヨタが進める様々な取り組みに注目し、応援したいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。   

  

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。 

#投資 #株式 #株主総会 #資産形成 #資産運用 #

  

Jフロントリテーリング【3086】について

投稿日:2022.6.11

こんにちは!

この記事は、Jフロントリテーリング【3086】に関心のある方に向けた株主としてのコメントをまとめたものです。

・『我慢する社員はダメになる』 VS 指名委員会等設置会社

・長く株主をしていて感じたこと

【目次】 

【銀座シックス】

                     

1 Jフロントリテーリングについて

⑴ 会社概要

大丸松坂屋の百貨店に加えパルコなどを有する企業グループ。

2月が決算月です。

総資産1.2兆円、売上高3300億円、時価総額3100億円の事業規模です。

PBRは0.78倍であり、投資家からの期待は高くありません。

基本理念

私たちは、時代の変化に即応した高質な商品・サービスを提供し、お客様の期待に応えるご満足の実現を目指します。

私たちは、公正で信頼される企業として、広く社会への貢献を通じてグループの発展を目指します。

グループビジョン

”くらしの「あたらしい幸せ」を発明する。”

セグメント

百貨店意外にもさまざまな事業を展開しています。

特に、ディベロッパー事業に力に強いことが特徴と思います。

●百貨店事業:大丸、松坂屋

●SC事業:パルコ

ディベロッパー事業:「錦三丁目25番街区計画」

●決済・金融事業:カード事業、保険代理店事業

●その他:卸売業、人材派遣業

中期経営計画(2021〜2023)

●3つの重点戦略

・リアル×デジタル戦略

・プライムライフ戦略

デベロッパー戦略

●経営構造改革

・ビジネスモデル改革によるコスト削減

・事業基盤の絞り込み

●経営基盤機能戦略

・財務戦略

・人財戦略

・IT戦略(守りのIT)

⑵ 株主になったきっかけ

地方都市に住んでいた時、東京出張のお土産を大丸東京店でよく買っていました。

東京に住むようになってからスーツなど、ますます大丸東京店を使うようになり優待欲しさから株主となりました。

NISA口座で約5年保有し、売却後、再度特定口座で株式を購入し現在に至っています。

⑶ 経営分析

コロナ禍の厳しい環境下で、増収増益そして増配は立派だと思います。

収益性

・売上高総利益率:45%

売上高営業利益率:3%

粗利率の高いビジネスモデルです。

ただし、販管費が多く営業利益は低めです。

これが、将来の成長のための一時的な投資によるものか、構造的にコストがかかるのかを見極めることが大切だと考えます。

安全性

流動比率(200%以上が望ましい):68%

自己資本比率(30%以上が望ましい):30%

短期的にも、中・長期的にも懸念される数値となっています。

不動産投資に注力し続けてきたことに加え、コロナ禍が加わった結果の安全性の低さだと考えます。

ただし、数年前の株主総会で財務面の懸念についての質問に対してはそれ程危惧べき水準ではないとの回答がありました。

今後も、安全性と成長性のバランスをとりながらの経営がなされると推測します。

効率性 

・有形固定資産回転率:0.69

小売業というよりは、不動産業のような低い数値となっています。

巨額な不動産を有している一方で、売上高はそれに追いついていないと考えます。

また、非流動資産を見てみると、有形固定資産が4800億円、投資不動産が1900億円となっており、不動産に力を注いでいることが伺えます。

株主優待

2 株主総会

⑴ 株主総会

第15期定時株主総会 2022年5月26日(木) ニューピアホール

ライブ配信を視聴しました。

社長の挨拶に続き、指名委員会、監査委員会、報酬委員会の各長の方から業務執行状況についての説明がありました。

質疑応答については、社長の多くの方からの発言を促す姿勢に好感を持ちました。

主な質疑応答

【事前の質問】

Q.取締役の構成について

A.独立・社外取締役過半数となりガバナンスの強化を図っている。併せて善管注意義務を果たすことに注力し企業価値の向上に努めている。

Q.中期経営計画の進捗状況について

A.生活を豊かにする商品群の強さと優良な顧客を大切にし、”守り”から”攻め”に転じつつある。

Q.株主優待の改善について

A.パルコについては紙からクレジットカード化を図った。

通販についても10%引きとできるようにした。

パルコと大丸・松坂屋カードの統合については検討を続ける。

【会場からの質問】

Q.百貨店事業のメリットについて

小売業のエリア拡充、小売以外の業務の多様化、業務の効率化、人材の多様化などの点でシナジーが生じている。

ただし、B to BのパルコとB to Cの百貨店の基幹システムの統合については引き続き検討を重ねる。

Q.人材戦略(女性の活躍)について

A.女性の管理職への登用が進んでいる。

Q.従業員の賃金の向上について

A.さまざまな点を考慮し、年収ベースでの給与向上に努めている。

Q.(海外を含む)富裕層の取り込みについて

A.コンテンツとタッチポイントの2つが重要と認識。

コンテンツとしては現代アートと機械式高級腕時計の拡充を図っている。

タッチポイントとしては、使いやすいアプリ(英語版、中国語版を含む)を作り20〜30代へのオンラインでのアプローチに努めている。

Q.同業他社との比較した際の強みについて

A.不動産やエンタメに強いパルコがグループ内にあること、全国に店舗を展開していること、アプリの開発等やり切る力があること、外商を通じた富裕層へのアプローチなどがある。

Q.名古屋の不動産開発について

A.パルコでもない百貨店でもない豊かな生活に資するメディアセンター的なものの2026年の実現を目指して準備を進めている。

決議事項

●定款一部変更の件

●取締役10名選任の件

拍手を持って賛成・可決されました。

最後に役員の紹介がありました。

⑵ 株主還元    

配当

過去の一株あたりの配当の推移は以下のとおりです。

2017年2月期:28円

2018年2月期:35円

2019年2月期:35円

2020年2月期:36円

2021年2月期:27円

2022年2月期:29円

好業績を反映し、増配されています。

株主優待  

大丸・松坂屋お買い物ご優待カード(10%割引) 

【大丸のデパ地下にて】 

               

3 株主としてのコメント

⑴ 同業他社との違いについて

JFRの強みは何と言っても百貨店と不動産の日本柱であることと思います。

これに対して、丸井は百貨店と金融の2本柱、そして三越伊勢丹は百貨店中心の戦略と考えています。

各社の戦略が今後どのように明暗を分けるのか?興味深いところです。

⑵ 株主総会雑感

過去に数回株主総会に参加し質問したことがあります。

非常に真摯な態度でお答えいただいたことを覚えています。

株主側も”ふつうの質問”をする方が多く、総会に参加していて気持ちの良い時間を過ごすことができました。

株主を含め、金融機関やテナントなど会社とステークホルダーとの関係が比較的良好なのではないかと思います。

⑶ 長く株主をしていて気になっていること

株主優待カード

10%割引となる株主優待カード(大丸松坂屋カード)を愛用しています。

ただし、2022年5月ごろからデパ地下の特売品での利用が禁止されるようになってきたようです。

JFRはこのように”しれっとセコイことをする組織文化”があるように感じています。

以前は利用していたクレジットカードも年会費を徴収するようになったので退会しました。

株主や消費者の期待や信頼をもっと大切にする組織文化が醸成されることを期待します。

株主総会でのある役員の対応

株主総会における質疑応答で手に持った何度も紙を見ながら回答している役員がいました。

想定問答集なのか事務局からの資料なのか分かりませんが、株主からの基本的な質問に対して紙を見ないと回答できないというのはちょっといただけません。

機関設計で厳しいガバナンスを目指しても、役員の対応(力量)が追いついていかないのでは意味がありません。

渡辺一雄さんの「我慢する社員はダメになる」

大丸といえば、『我慢する社員はダメになる』という渡辺一雄さんのエッセイを思い出します。

昭和の時代の大丸勤務の実態を明らかにしたものですが、この本を読んで大丸という会社の恐ろしさを感じました。

現在のJFRは機関設計としてはガバナンスが一番厳しい、指名委員会等設置会社となっており、過去のようなことはないとは思いますが・・・。

この本は、会社を多面的に長い時間軸を持ってかつ多面的にみることの大切さを教えてくれます。

 

【大丸京都店前にて】

4 まとめ

Jフロントリテーリングについて述べてきました。

株主を5年以上続けていて、質の高い商品をお値打ち価格で購入できたことなどのありがたい面がある一方で優待内容の改悪や役員の力量不足について懸念を感じています。

また、百貨店はそれぞれ独自の戦略で生き残りを図っており、JFRの百貨店と不動産の2本柱戦略の成果を期待しながら株主を続けていこうと考えています。

お読みいただき、ありがとうございました。   

  

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。 

#投資 #株式 #株主総会 #資産形成 #資産運用 #Jフロントリテーリング

  

2022年5月の投資のふりかえり

こんにちは!

この記事は、コア・サテライト戦略を踏まえ、投資信託(ロボアドバイザーを含む)の長期積立分散投資(守りの資産)と個別株投資(攻めの資産)を継続する個人投資家が2022年5月の投資についてレビューしたものです。

5月の投資成績は

株式投資の評価損は約34万円(2022年では評価損約157万円)

株式投資では約2万円の損失(2022年では114万円の損失)

となりました。

4月に続いて5月も厳しい1ヶ月でした。

【目次】 

【鑑賞したトップガン

1 株式 

⑴ 売却

・テセック(特定口座):100株(約12万円の損切り

・ワイズテーブル(特定口座):100株(約7万円の損切り

東京海上HD(NISA口座):100株(約17万円の利益確定)

業績等を考えてテセックとワイズテーブルは損切りしました。

また、東京海上HDはちょっと利食いが早かったかもしれませんが、他の投資資金が必要となったため売却をしています。

⑵ 購入

・プラスアルファコンサルティング(特定口座):40株

・Sansan(特定口座):100株

IGポート(特定口座):100株

プラスアルファコンサルティングは値動きが激しいので割安時に単位未満株で購入を続けています。

SansanとIGポートは5月決算銘柄ということで購入しました。

【マネーフォワードからの抜粋】

3ヶ月間の株式の評価額推移のチャートをご覧ください。

購入した株式の金額より売却の方が高かったことと株価の下落を受けて下げ基調となっています。

ただし、月の後半にかけて多少の回復の兆しも見えてきています。

2 配当

・J .フロント リテイリング  1,500円(100株)

イオンディライト 4,200円(100株)

・ランド 190円(1900株)

・クリエイトレストランツHD 300円(100株)

ビックカメラ 1,000円(200株)

ドトール日レスHD  1,400円(100株)

乃村工藝社 2,800円(100株)

トヨタ 2,800円(100株)

  合計 14,190円

ランドは少ないながらも配当で株主に報いようとする姿勢は評価できます。

トヨタは3月決算ですが、他の企業よりも1ヶ月早い配当はさすがです。

3 株主優待

5月に届いた主な株主優待は次の通りです。

・ラックランドから「かき炊き込みご飯のもと」など

・クリエイトレストランツHSからの食事券(2,000円分)

・Jフロントリテイリングからの10%割引カード

JALから株主割引券(半額)

ビックカメラからのお買い物優待券2,000円分×2

イオンディライトからお買い物件2,000円分

ドトール日レスHDから優待カード(1,000円分)

・ワイズテーブルからXEXカード(10%割引)と5,000円の食事券

・ヨシムラフードサービスから自社商品(800円分)

などをいただきました。

なお、サムティから議決権行使のお礼としてQUOカード1000円分もいただいています。

4 株主総会

5月に実施された持株の株主総会等は以下の10社です。

適時、株主総会等の内容を追記し記事をアップ(更新)していきます。

イオンディライトライブ配信視聴、記事更アップ済み)

・イオン(ライブ配信視聴、記事アップ済み)

ドトール日レスHD(株主総会参加、記事更新済み)

乃村工藝社株主総会不参加、記事更新予定)

・ワーズテーブル(株主総会参加、記事更新済み)

・ランド(株主総会不参加、記事更新予定)

・ヨシムラフードHD(株主総会参加、記事アップ済み)

・クリエイトレストランツHD(株主総会不参加、記事更新予定)

・いちご(株主総会参加、記事更新済み)

・ビザスク(株主総会参加、記事更新済み)

株主総会に参加することでその会社への理解が深まります。

5 投資信託等(iDeCoを除く)

 長期・積立・分散投資を実施しているのは下記の金融商品です。

積立投資を始めた年月も表示しています。

・ウエルスナビ :15万円/月(3万円×月5回) 

 2019年10月~:31カ月

セゾン投信10万円/月(毎月4日、8日)

 2020年2月~:27カ月

さわかみファンド:1万円/月(毎月1日) 

 2020年8月~:21カ月

コモンズ投信:4万円/月(毎月1日) 

 2020年9月~:20カ月

マネックス証券eMAXIS Sim米国株式(S&P500):5万円/月(毎月1日)

  2020年9月~:20ヵ月

楽天証券でiFreeNEXT NASDAQ100インデックス:2万円/月

 2020年12月~:17カ月

コインチェックビットコイン積立:1万円/月 (毎月1日)

 2021年1月~:16カ月

現在の積立投資は毎月約38万円です。

株式よりも投資信託等の金額が上回ってきました。

引き続きコア・サテライト戦略に従って着実に資産を運用していきたいと思います。

【マネーフォワードから抜粋】

上のチャートをご覧下さい。

5月は中旬にかけて米国の利上げの影響で大きく下げましたが、徐々に回復しつつあることがわかります。

株価下落は平均単価を下げていると考え、積立投資を継続していきます。

6 貸株金利

SBI証券にて貸株をしています。

貸株金利として

,731円

頂きました。

また、2%以上の高金利銘柄の貸株金利の推移

・サンアスタリスク:8.75%

・セルソース:4.25%

グローバルダイニング:2.5%

霞ヶ関キャピタル:2%

サンアスタリスクの貸株金利8.75%と高止まりしています。

なお、ペッパーフードサービスは2%から1.5%に低下しています。

7 気づき

⑴ 株価の低迷について

コロナ禍、地政学リスク、米国金利上昇、チャイナリスクなどの影響により株価は”低空飛行”状態です。

ただし、株化の低空飛行には良い面もあると思います。

ドルコスト平均法の場合平均単価を下げる効果があります。

そして、トップガンでも、低空飛行をして敵の原子炉を爆破して生還するという感動的な物語が描かれていました。

大切なのは市場で生き残ることと肝に銘じて投資を継続していきたいと思います。

⑵ 投資信託等の資産について

今月は投資信託等の資産額が株式をはっきりと上回り始めました。

”守りの資産”の金額が大きくなることは安心感につながります。

それに、”ほぼほったらかし”でも複利の効果で増えてくれることにもありがたみを感じています。

また、積み上げた投資信託の現金化についても色々と検討を続けています。

例えば、セゾン投信ではセゾン定期便(定期解約サービス)を利用していますが、

・買い:定額ドルコスト平均法

・売り:低口(終了時期が明確)

なので、低迷する株式市場が回復に向かう時には残高が増えているのではないかとも思っています。

引き続き、より良い”自動運転の投資ができる仕組みづくり”を目指していきたいくつもりです。

8 まとめ

5月の資産運用について、長期積立分散投資株式投資などを中心に振り返りました。

寅年はボラ年

『エブリシングバブルの崩壊』ということで、現金、債権、株式、コモディティ、不動産、暗号資産の厳しさが指摘されています。

その意味でダブルコアサテライト戦略の「守りの資産」の有効性をますます実感しています。

6月は参議院選挙前ということで、経験上株価の大きな下落はないのではないかという希望を持っています。

ただし、何が起きても不思議でないのが投資の世界。

引き続き、生き残れるよう投資スタイルを磨いていきたいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。

 

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。

#資産形成 #資産運用 #投資 #株式 #株主総会 #配当 #株主優待 #投資信託 #ロボアドバイザー

ヨシムラ・フード・ホールディングス【2884】について〜株主総会雑感

投稿日:2022.5.27

こんにちは!

この記事は、ヨシムラ・フード・ホールディングス【2884】に関心のある方に向けた株主としてのコメントをまとめたものです。

・中小企業支援プラットフォームを活かした相互補完の会社

・株価低迷も将来が楽しみな会社

【目次】 

株主総会会場となったTKPカンファレンスセンター】

1 ヨシムラ・フード・ホールディングスについて

⑴ 会社概要

複数の中小食品企業(食品卸、中華、冷食、清酒、水産加工、製麺など)をM&Aし相互補完した会社です。

総資産237億円、売上高、292億円、時価総額121億円という事業規模。

他の金額に比べて時価総額が小さいことから投資家からの人気がイマイチのようです。

よって、PBRも1.92と低く、のれんやブランド価値が低く評価されています。

MISSION(目指す社会像)

いつまでも、この”おいしい”を楽しめる社会へ

VISION(果たす役割)

地域の”おいしい”を守り、育て、海外へ

VALUE(大切にする価値観)

あなた”らしさ”を大切にします

”経営理念”はちょっと抽象的な印象もありますが、真面目な会社という印象を持ちます。

セグメント

●食品製造事業

国内製造事業は、独自の製品を開発、製造し、主に卸売業者を通じてスーパーマーケット、コンビニエンスストア等へ販売を実施。

海外製造事業は、独自の製品を開発、製造し、主にスーパーマーケット、ホテル、航空関連企業等へ販売を実施。

●食品販売事業

国内販売事業は、販売力と企画力を強みとしており、消費者のニーズを捉えた商品を企画開発し、主に産業給食、生協、スーパーマーケット等への販売を実施。

海外販売事業は、海外から仕入れた良質な製品を主にスーパーマーケット、レストラン、ホテル等への販売を実施。

⑵ 株主になったきっかけ

ユーチューバーが取り上げたことから注目していました。

食料品という業種の銘柄はほぼ初めてで関心も高かったです。

「中小企業支援プラットフォーム」を活用したビジネスモデルが悪くないことと2月が決算であることも注目しました。

そして2021年に3回に分けて購入しましたが、下げトレンドは改善せず含み損を抱えています。

⑶ 経営分析

収益性

・売上高総利益率:22%

売上高営業利益率:3%

数値だけを見ると収益性は低いです。

ただし、業界を考えると3%というのは食品製造業としては平均的な水準のようです。

安全性

流動比率(200%以上が望ましい):197%

自己資本比率(30%以上が望ましい):35%

特に経営に支障があるということはない安全レベルと考えます。

コロナ禍であることを考えると奮闘しているように思います。

効率性 

・有形固定資産回転率:5.16

少し古いですが、農林水産省による『食品企業財務動向調査報告書』(平成24年3月)によると、食品製造業の固定資産回転率は約2で推してきたことを考えると効率的な経営がなされていると考えます。

株主総会の案内板】

2 株主総会

⑴ 株主総会

第14回定時株主総会 2022年5月27日(金)TKP新橋カンファレンスセンター

雨の中、30人弱ぐらいの方が会場に集まっていました。

社長の挨拶とスライドを用いた会社説明(直近のM&Aによる3つの子会社の紹介)がなされました。

特に、ONE STORYというマーケティングに強みを持つ会社をグループ化したことの成果を強調されていました。

質疑応答

Q.IR(見せ方)について

A.ご提言ありがとうございます。真面目にコツコツ良いものを作るだけでなく見せ方にも工夫するように努めます。

Q.M&Aのソーシング(対象企業の選定と交渉)とPMI(合併後の統合プロセス)について

A.一番多いのは地銀からの情報。独自で実施する場合もあるが良い案件は少ない。

PMIは基本的に自社で実施している。

Q.DX化の推進について

A.DXの重要性は認識しているが、今はマーケティング機能の拡充に注力していきたい。

Q.ガバナンス強化について

A.本社は上場していることもあり一定以上のガバナンスは維持しているが、経営を委託している二十数社の子会社については強化していく必要性があると認識している。

決議事項

●定款一部変更の件

●取締役に対する譲渡制限付き株式付与のための報酬決定の件

●補欠監査役1名専任の件

拍手を持って賛成・可決されました。

辞任する取締役の紹介

辞任する取締役の紹介がありました。

株主から拍手が送られました。

⑵ 株主還元    

配当

なし

株主優待

2月は300株以上、8月は2500株以上の保有の株主に対して自社グループ製品が送付されるとのことです。 

【TKP新橋カンファレンスセンター前のツツジ】  

              

3 株主としてのコメント

⑴ 気に入っていること

社長の総会の議事運営が丁寧であり、かつ真摯な態度に好感が持てました。

後継者不在問題に取り組む会社の姿勢も支持できます。

「中小企業プラットフォーム」という仕組みも優れたものと考えます。

年単位で考えたときに、将来が楽しみとなる会社です。

⑵ 気になっていること

『地域の美味しいを守り、育て、海外へ』というビジョンは希少性があり共感できます。

また、成長戦略としてM&Aによる欠落機能の補完、具体的にはONE STORY子会社化によるマーケティング強化は上手な一手だと思います。

ただし、オペレーションレベルとなると本社事業27名では、ちょっと少ないように感じました。

マーケティングもデジタル化も大事なのは分かっていても、限られた経営リソースでは優先順位づけをせざるを得ないという社長の発言もそのことを物語っています。

そこがクリアになれば、市場や投資家からの評価も見直され、株価の長期下落トレンドからも脱却できると予測します。

【TKP新橋カンファレンスセンターの1階の様子】

4 まとめ

ヨシムラ・フード・ホールディングスについて述べてきました。

ビジョン戦略は悪くなくても経営資源(主に人の数)の少なさからオペレーションレベルで苦労していることが市場や投資家からの人気のなさにつながっているように思えました。

けれどもこの先、健全な経営のもと、人員が増え、恒常業務に加えM&AやPMIのノウハウが積み上がり、弱みであるマーケティングやデジタル化が補完・推進されれば、非連続的な成長もあり得るように感じました。

末長く会社の成長を見守っていきたいと思っています。

お読みいただき、ありがとうございました。   

  

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。 

#投資 #株式 #株主総会 #資産形成 #資産運用 #ヨシムラ・フード・ホールディグス #M&A #中小企業 #食料品

  

ANA To Me CARD雑感

初投稿:2022.5.16

こんにちは!

この記事はANA To Me CARDに関心のある方に向けたホルダーとしてのコメントをまとめたものです。

【目次】

1 ANA To Me CARD PASMO JCB Seriesについて

ソラチカ一般カードとも言われています。

「To Me CARD PASMOANA カード」の機能が一つになったとのこと。

PASMO定期券機能に加え、PASMOオートチャージ機能もあります。

このカードを利用し始めたのは5年以上も前(定期更新がありました)。

メトロを利用して通勤定期を使いために契約しました。

現在は通勤はしていないことと、年会費2200円が必要なことから継続については思案中です。

2 休日メトロ放題

「休日メトロ放題」とは、2022年5月の土日祝日のメトロが実質乗り放題となるメトロポイント会員限定のキャンペーンです。

4月末までの申込で、事前登録料2000円が必要。

ポイントの還元は7月11日

現在、休日ごと利用中ですが、いくら還元されるか楽しみでもありちょっとドキドキでもあります。

なお、事前録にあたっては

●メトロポイントクラブに入会

・お客様番号:10桁の数字

・WEBパスワード:8桁の英数字(大文字・小文字)

・駅パスワード:4けたの数字

●クレジットカード(本カード以外でも可能)

・WEB ID

・WEB パスワード

パスモICカード

固有番号:PBで始まる17桁の英数字(大文字)

が必要で、駅のATMでの確認を行いました。

意外とやり慣れない新しいことをしたので時間を要しました。

その苦労が報われることを希望します。

3 カードの再発行手続き

2020年ごろ、カードの再発行手続きをしています。

理由は、ズボンのポケットに入れて使っていたことも有り、経年劣化が進んでしまったからです。

かざすだけなら使用できましたが、券売機に挿入したところ認識されない事態へ。

サポートセンターに電話したところ、無料で交換してもらいました。

でも、ちょっと手間がかかりました。

というのも、再発行手数料を請求されそうになったからです(結局は”ふつう”に使用していたことが理解され払わずに済みましたが)。

同じ様な経年劣化の場合にJR系のクレジットカードの場合は無料でした。

今回の件で、クレジットカードによっても対応が異なることを知りました。

ちなみに、ソラチカカードの場合

・盗難にあった場合

・暗証番号を変える場合

については、手数料1100円が必要になると明記されていました。

よって、それ以外の理由であれば無料で再発行がなされるということでした。

4 PASMO一体型カードの更新時に気をつけること

再発行の場合、直ちに古いカードにハサミを入れることが多いと思います。

けれども、PASMO一体型カードの場合は、それをしてはいけません。

PASMOを新しいクレカに移行する手続きが必要だからです。

手続きは、多機能券売機で実施できます。

分からない場合は駅員さんに聞くなどして確実にパスモを移行しましょう。

【券売機でのパスモ移行手続き画面】

f:id:cogepan20:20220125094902j:plain

パスモが新カードに移行した証】

f:id:cogepan20:20220125094919j:plain

5 ポイントについて

話は変わりますが、このソラチカカードの特徴は何と言っても3種類のポイントがたまること。

JCBによるOki Dokiポイント

ANAマイレージ

・メトロポイント

この他にも旅行傷害保険空港ラウンジの利用などのサービスが付加されています。

ポイントは溜まりますが、それを管理しないと無駄にしかねません。

ネット登録したり、スマホアプリでそれぞれ見える化するなどして管理することが必要になると思います。

併せて、マネーフォワードやザイムなどの家計簿アプリでの”一元管理”も役に立ちます。

また、それぞれのポイントの期限についてもカレンダーに紐づけることも大切だと思います。

例えば、メトロポイントの場合、毎年4月1日~翌年3月末日までに付与されたポイントは翌々年の3月末が有効期限となります。

駅の自動券売機を使って、メトロポイントを選択し、「お客様番号」と「駅パスワード」を打ち込むことでメトロポイントをパスモにチャージすることができます。

なお、お客様番号などは会員登録時のメールに記載されています。

ちなみに、2022年3月には850ポイントをチャージしました(残り8ポイント)。

2021年3月の残高は10ポイントでした。

数多くのポイントがありそれぞれが異なるルールで運用されており、その掌握は容易ではありません。

だからこそ、それらのポイントを管理する仕組みづくりが大切になるのだと思います。

大変ですが、頑張ってやっていきましょう。

ちなみに、このカードは年会費が2200円かかります。

費用対効果を検討し継続するか否かを判断したいと思います。

6 まとめ

キャッシュレスが進む現代。

ポイント、電子マネー、○○ペイが大きく報じられています。

その中でクレジットカードには何十年と利用されてきた信頼と実績があります。

クレジットカードとの上手に付き合うための参考となれば幸いです。

お読み頂き、ありがとうございました。

 

#クレジットカード #ポイント #ANA #メトロ #メトロポイントクラブ

エニグモ【3665】について〜株主総会雑感

投稿日:2022.5.11

こんにちは!

この記事は、エニグモ【3665】に関心のある方に向けた株主としてのコメントをまとめたものです。

・ちょっと物足りない業績とさえなさすぎる株価

・女性株主不在と質問好きな株主の多さ

★★★

【目次】 

株主総会が実施された東京ミッドタウン】 

                      

1 エニグモについて

⑴ 会社概要

服飾に特化したネット通販「バイマ」を運営している会社です。

総資産136億円、売上高76億円、時価総額238億円の事業規模

従業員は121名とちょっと少なめ。

業種はメディア時価総額順位は41/132社です。

ビジョン

"Speciality" Marketplace

バリュー

●セルフスターター

他人や環境に左右されず、自ら目標を見つけ引き金を引き、突き進める人

●アウトパフォーマー

自分の強みを鍛え、常識、限界、期待値を超えていく人

●チームビルダー

”日頃”のチームづくりと”実践時”のチームパフォーマンスに貢献できる人

読んだだけですが、分かりやすく良い方針と思います。

 
 

⑵ 株主になったきっかけ

1月決算銘柄で、業績の良いネット通販企業に関心があり購入。

NISA口座を利用しましたが、たちまち含み損。

グロース企業にとっては金利が上昇する今は厳しい時代かもしれません。

⑶ 経営分析

収益性

・売上高総利益率:81%

売上高営業利益率:40%

高収益なビジネスモデルです。

世界166カ国のパーソナルショッパー約19万人の嗜好性が上手く反映されていると考えます。

安全性

流動比率(200%以上が望ましい):474%

自己資本比率(30%以上が望ましい):79%

短期的にも中・長期的にも安全性に問題は見当たりません。

財務レバレッジに依存しない、手堅い経営だと考えます。

効率性 

・有形固定資産回転率:163.77

有形固定資産への投資についても効率的になされていると考えます。

なお、勘定科目としては「建物」「工具器具備品」のみの約4600万円となっておりIT企業らしい効率的な経営だと思います。

東京ミッドタウンの1階の様子】

2 株主総会

⑴ 株主総会

第18回定時株主総会 2022年4月28日(木)東京ミッドタウンカンファレンス

会場でお茶をいただきました。

30人ぐらいの方が会場にいたように思います。

社長の挨拶で始まりました。

事業報告については”物足りない”とおっしゃっていたのが印象的。

原因としては認知率の低さゆえの新規会員の獲得に苦戦したとのこと。

一通りの説明を終えたのちに質疑応答の時間となりますが、こんなにたくさんの質問が出た総会は久しぶりのことでした。

主な質疑応答

Q.障害者雇用について

A.まだ実績はないが、積極的な採用に取り組んでいく。

Q.市場の評価が低いこととTV広告について

A.TV広告の効果はある。IRの積極的な実施とメリハリ投資を心がける。

Q.人材採用&個人投資家説明会の積極的実施について

A.積極的に実施する。

Q.トップライン拡大に伴う営業利益率について

A.規律を持った投資を続けるためこれまでと構造は変わらない。

Q.円安の影響について

A.出品価格の上昇に伴う割高感が予想される。

Q.業績低迷の内部、外部要因と対策について

内部要因:新規顧客の獲得に苦戦

外部要因:消費マインドの低迷、気温上昇の影響、配送費の高騰、(ユーザーのプライバシー保護のための)広告のトラッキング規制

対策:データサイエンスを駆使してLTV(ライフタイムバリュー:顧客生産価値)を上げる。

Q.リベンジ消費について

A.ビビットなリベンジ商品は期待できないが、長期的にみるとバイオリズムに従って消費が向上することが期待される。

Q.株価低迷とIR体制(63頁のスキルマトリックスを踏まえ)について(拍手あり)

A.積極的なIR活動に期するよう役員の人選を見直す。

Q.データサイエンティストの採用によるデータドリブンのマーケティングとは?

A.離脱する人の兆候が分かるので、その人に対処することでリピート率向上につなげたりしている。

Q.グローバルバイマの現状と見通しについて

A.日本の商品の魅力を十分に伝いきれていないので引き続きチューニングに努める。

Q.自社株買いについて

A.開示ルールに従い、月次報告を月初に示している。

Q.取締役と会場に女性がいないことについて

A.現在、取締役の女性はいないが管理職の30%は女性である。

Q.業績予想について?

A.現在は、総合的に考えて出していない。

Q.株主優待について

A.今は業績を優先させたい。

Q.M&Aの要件について

A.20%の複利成長に貢献できる企業をグローバルに選んでいきたい。

Q.世界が注目するウクライナにちなんだ広告について

A.まだ、広告でやるべきことが山積しているのでそちらを優先させる。

Q.自社株買いで3月に買わなかった理由について

A.証券会社に任せているのでコメントは差し控える。

Q.デジタルファッションとは?

A.NFTを用いたものであり、まだ未知の部分が大きいが大きな可能性を感じている。

Q.最後にいい話は?

A.アフリカへの投資において、e-コマースの可能性や可能性やアントレプレナーの活躍など期待できる!

決議事項

・剰余金処分の件

・定款一部変更の件

・取締役4名選任の件

・監査等委員である取締役3名選任の件

・補欠の監査等委員である取締役1名選任の件

・取締役の報酬額設定の件

・監査等委員である取締役の報酬額設定の件

・取締役に対するストックオプションとしての新株予約権に関する・・・

拍手を持って賛成・可決されました。

⑵ 株主還元    

配当

一株あたり10円であり前期と同額でした。

株主優待

なし 

自社株買い

発行済み株式の6%である250万株について自己株式の取得を実施中。 

東京ミッドタウンカンファレンス】

               

3 株主としてのコメント

⑴ 好感が得られたこと 

会場入り口で女性からお茶をいただきました。

心遣いが嬉しいです。

また、株主総会で多くの質問に対し長時間真摯に回答されていた社長の株主に対する姿勢に好感が持てました。

ちなみに、東京ミッドタウンでの株主総会は持株の中ではMSOL以来ですが、

”類は友を呼ぶ”

という言葉通り好業績を継続を継続してほしいと感じています。

⑵ さえない株価について

株価が下落する理由は、業績の低迷、不祥事、将来への期待が持てないことの3つが挙げられます。

業績も良く不祥事もないことからさえない株価の原因は、成長鈍化などの将来への期待の剥落が考えられます。

具体的には新規顧客の獲得に苦戦していることや円安に伴い日本国内の消費マインドが低迷することなどが投資家から懸念されていると思います。

会社ののれん(無形の価値、ブランド力)を示すPBRも2倍という低さであることも、投資家や市場からの評価が低いことの証左です。

問題点は把握しているのでそれらを克服し、会社の将来への成長ストーリーをしっかりと語ることが株価のトレンド転換には必要と考えます。

⑶ 気になったこと

女性株主の不在

普通の会社の株主総会でも女性株主は数名程度参加します。

まして高級ブランドのショッピング関連の会社なら女性の関心も高はず。

さまざまなブログにおいて、

「元○○でも年商1000万円!バイマを使った物販ビジネス・・・」

のような女性ブロガーを沢山知っています。

よって会場には多くの女性のステークホルダーが訪れると予想していました。

ところが、役員に女性はいませんでした。

さらに、参加した株主にも女性が皆無!

こんなことは、珍しいことです。

全くのです。

来年も総会に参加するつもりですが、女性が参加するかどうかについても着目したいと思います。

社長が演題のモニターを見過ぎ

社長がモニターを見る回数がちょっと多いかなと気になりました。

株主と真剣に対話する中で、モニターを見ることに注意を奪われることは決して好ましいことではありません。

そもそも、自信がないような印象を与えてしまいます。

基本は株主との質疑応答に集中しつつ、必要に応じてモニター情報を活用するなど見直してみてはどうでしょうか?

ビジョンレベルの話が少ない

ショッピングでどんな世界を実現したいか?

顧客に提供できる価値は何か?

など、ビジョンレベルの話が少なかったように思います。

成長企業が大企業になるためには、会社のビジョンの内外への周知徹底が極めて大切だとのこと。

そう考えると、社長が質疑応答に答えているだけでなく、ビジョンレベルの話を株主に語りかける時間を作った方が良いように感じました。

質問好き株主が沢山いることは良くわかりました。

ここは、総会終了後に事業説明会を開き、そこでまず社長が描く壮大な夢・ビジョンについて大いに語って貰った後に、株主と大いに語り合うスタイルも良いのではないでしょうか?

株主総会の案内板】

4 まとめ

エニグモについて述べてきました。

業績はちょっと物足りないかもしれませんがそれにしても株価がさえなさすぎることや女性株主が不在だった一方で質問好き株主の異常な多さなどがてんこ盛りという印象を持っています。

謎の多さは期待の裏返しと捉えています。

謎解きを楽しみながら、NISA口座で保有したばかりなので塩漬け状態を解消するまでは長期投資家でいるつもりです。

お読みいただき、ありがとうございました。   

  

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。 

#投資 #株式 #株主総会 #資産形成 #資産運用 #エニグモ #バイマ