こげぱんの資産運用

ピンチはチャンスなりをモットーに株式投資を中心とした資産運用についてつづります

セルソース【4880】〜株主総会雑感(高い技術力と経営力)

初投稿:2023.1.29

こんにちは!

この記事は、セルソース【4880】に関心のある方に向けた株主としてのコメントをまとめたものです。

・創業以来6期連続増収増益

・セルソースグロースレート(経営指標)50%以上の高成長&高収益

・好業績ゆえに機関投資家の売り仕掛けは必然かも

【目次】 

株主総会会場のソラスタ渋谷】

                      

1 セルソースについて

⑴ 会社概要

2014年11月の再生医療安全確保法」施行に伴い、2015年11月に創業した若い会社

総資産約46億円、売上高約43億円、時価総額約686億円の事業規模です

PBRは18.34倍と投資家からは高い評価。

ただし、バリュエーションの高さは”何かあれば株価下落”の恐れがあることを意味します。

会社四季報ではヘルスケア製品・サービスの業種に区分されており、時価総額順位は28/133社と位置付けられています。

企業理念 

●ミッション

全ての人生に、再生医療を。

セグメント

再生医療関連事業の単一セグメントです。

内訳は

・加工受託サービス・コンサルティングサービス

・医療機器販売

・化粧品販売その他

⑵ 株主になったきっかけ

10月決算企業の中で成長著しい会社ということで注目していました。

セルフケア製品・サービス分野の会社は保有していなかったため、ポートフォリオ拡充のために2022年9月頃に株主となりました。

ただし、グロース株が厳しいマクロ環境短気筋の売り掛けを意識し、端数株単位で複数に分けて株式を購入しています(平均単価が下がります)。

⑶ 経営分析

収益性

・売上高総利益率:72%

売上高営業利益率(10%以上は優良株):37%

高収益です。

しかもビジネスモデルを確立している(社長のコメント)とのことなので、この高収益性は中・長期で持続可能と推測しています。

安全性

流動比率(200%以上が望ましい):501%

自己資本比率(30%以上が望ましい):82%

短気的にも中・長期的にも安全性に問題は見当たりません。

さらに、有利子負債はありません。

キャッシュリッチさは資金効率の点で不利なようにも思えます。

けれども、医療分野の研究開発での投資が不可欠なビジネスという点ではリスク管理を徹底させる意味で資金力の余裕は”ある程度”必要なのかもしれません。

効率性 

・有形固定資産回転率:25.71

有形固定資産について、資金の効率的な経営ができていると考えます。

勘定科目の内訳は、「工具、器具及び備品」が1.42億「建物」が0.41億円

必要最小限の投資がなされているようです。

株主総会の案内板】

2 株主総会

⑴ 株主総会

第7回定時株主総会 2023年1月27日(金)渋谷ソラスタ

ライブ中継がされていましたが、会場へ足を運びました。

20名程度の株主が参集していたと思います。

社長から事業内容の説明、増収増益の報告、議案の上程がされました。

主な質疑応答

株主からの質問数に制限はありませんでした。

社長の回答も誠意があり、かつ、説得力のあるものだったと思います。

【会場】

Q.会場に足を運んでいない役員について(優秀な方達からも話を伺いたかった

A.次回以降は、出席できるようにする。

Q.研究開発のリスクについて

A.費用のコントロールを徹底し、リターンを成長に反映させたい。

Q.エクソソームの医療分野での可能性について

A.厚労省でも議論されており、創薬を含め大きな可能性を秘めていると認識している。

Q.決算発表後の株価について

A.現状、株価は低迷していると認識している。

ただし、短期的な株価動向を重視するのはミスリードにつながる。

あくまでも、業績向上長期ビジョンに基づいた長期的展望を開示することに注力したい。

Q.高収益性(粗利率70%以上、売上高営業利益率30%以上)の維持について

A.粗利率の高さは固定費を薄める努力の結果であり、よほど大きな外部環境の変化がない限りキープすることが可能と認識している。

また、

セルソースグロースレート=売上高成長率+EBITDAマージン

・グロースレート≧50%

・売上高成長率≧20%

・EBITDAマージン≧20%

の独自経営指標により高水準の成長性と収益性を目指す。

*EBITDA=営業利益+減価償却

 EBITDAマージン=EBITDA➗売上高

Q.再生医療分野の事業規模について

A.「再生医療安全確保法」が施行された2014年11月以降に市場が立ち上がった。

治療分野だけでも9000億円以上あるが、全体としてのポテンシャルはもっと大きいと認識している。

当社は、エビデンスの多さやネットワークの強みといった先行者利益を活かし、リーディングカンパニーとして事業展開を続けていく。

Q.4号議案、5号議案における報酬は現金のみか?

A.現金のみである。

(株主と経営陣の利害の共通化のための)譲渡制限付き株式等については今後、検討する。

【ネット】

Q.マネーゲームのようなことはしないという社長の発言と上場の意味について

A.マネーゲームのようなことはしないというのは、株価対策として意味のないIRを乱発しないという意味である。

上場には感謝しており、会社の成長に必要な一手だったと認識。

株価に興味がないわけではない。

本質的な経営を重視し、広く成長戦略を示しつつ株価に反映していく。

決議事項

・定款一部変更の件

・取締役4名選任の件

・監査等委員である取締役3名選任の件

・取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬限度額設定の件

・監査等委員である取締役の報酬限度額設定の件

拍手を持って賛成・可決されました。

なお、総会終了後にビデオ参加の役員を含め選任された方の紹介があり、株主から拍手が送られていました。

⑵ 株主還元    

配当

なし

株主優待

なし

自社株買い 

なし

【ソラスタ渋谷1階のタリーズ

                 

3 株主としてのコメント

⑴ 気に入っていること

取締役等について

1982年生まれの若い社長と、各分野の重鎮(?)によるバランスの取れた経営態勢が確立されていると感じました(どうやってこのような人材を集めたのだろう?)。

そして、ホームページではアドバイザーとして権威のある先生方が紹介されています。

さらに、会場に足を運んだ株主の多くがセルソースをよく理解し、長期目線で応援されていると感じました(自分は勉強不足ですが・・・)。

よって、ステークホルダーの関係は悪くないと感じています。

経営指標であるセルソースグロースレートについて

社長が言及していたセルソースグロースレートというのはとても興味深いと思いました。

成長企業の中には、成長性オンリーで収益性を伴わない会社や、相乗効果が見込めなM&Aで成長性を維持している会社など、沢山見てきました。

今更ですが、成長性と収益性の両方を経営指標にしている会社の良さを実感しています。

これからも周りから色々言われると思いますが、社長には経営指標(セルソースグロースレート)を重視したブレない本質的な経営を期待したいと思います。

⑵ 気になっていること

短期筋の動向

グロース企業には必ず機関投資家の売り仕掛けが入ります。

セルソースも然り。

しかも、社長のマネーゲームのようなことはしない。」という言葉に象徴されるように短期的な株価の下落は会社としてはやむを得ないという認識と推察しています。

”短期”で結果を求める株主にとっては”短気”になりやすい銘柄かもしれません。

ちなみに、機関投資家の売り時掛けについては下記の書籍等の資産運用会社の特徴を参考にしています(少しエンタメが入っています)。

4 まとめ

セルソースについて述べてきました。

再生医療というポテンシャルの高い市場でのリーディングカンパニー。

技術力に加え経営力の素晴らしさを株主総会で感じました。

ただし、グロース企業ゆえの株価の乱高下は避けて通れないと認識しています。

単位未満株での分散投資や、定期的な利確をしながら長期で付き合っていきたいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。   

  

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。 

#投資 #株式 #株主総会 #資産運用 #セルソース #再生医療 #エクソソーム

  

JALカード雑感

初投稿:2023.1.8

こんにちは!

この記事は、JALカードに関心のある方に向けた、ホルダーとしてのコメントをまとめたものです。

【目次】

JALカード

1 カード取得に至る経緯

もともとJALの株主でした。

送付されてきた株主優待はずっとチケットショップで売却してました。

でもある時、優待を使ってサクララウンジ&ファーストクラスを利用したら、ちょっと感動してしまいました!

その体験から、将来のJGCJALグローバルクラブ)の上級会員を目指す一環としてJALカード取得に至りました。

なお、JGCについては下記の本を参考として只今、勉強中です。

伊丹空港サクララウンジにて アルコール飲み放題!カレーパン◎】

【ファーストクラスの機内食 お酒は森伊蔵シャンパンをリクエスト!】

【食事の時間終了後、シャンパンを頑張って飲んでいる時の状態!】

【CAさんからのさりげない水とスナックの差し入れがありがたかったです(笑)】

羽田空港着陸時 海ほたるのライトアップがきれい!】

2 カードの特徴

CLUBーAゴールドカードを選びました。

提携ブランドはVISA

年会費は17,600円

ツアープレミアム(パッケージ旅行で付与されるマイル100%になる)2,200円を付加しています。

ボーナスマイルとして

・入会搭乗ボーナス:5,000マイル

・毎年初回搭乗ボーナス:2,000マイル

・搭乗後とのボーナス:フライトマイルの25%プラス

が付与されます。

ちなみに、ゴールドカードの場合、ショッピングマイルが2倍となります。

なお、AGORAという雑誌が送付されてきました。

じっくり読むと色々と参考になります。

3 CLUB-AカードとCLUB-Aゴールドカードの比較

JGCの上級会員のステータスには基本的に期限があります。

けれども、クレジットカードを利用していればステータスを維持できるとのこと。

そのためならCLUBーAカードでも良かったのかもしれません。

ちなみに、ショッピングマイルプレミア(ショッピングマイルが2倍)3,300円を付加しても14300円とゴールドカードよりも安いです。

ただし、空港でゴールドカード保有者が使えるパワーラウンジは(確か)1,000円なので、4回以上使うならゴールドカードがお得になる計算となります。

別にゴールドカードを持ってなく、パワーラウンジを頻繁に使いたいならゴールドカードという選択も”有り”だと思います。

ちなみに、自分の場合はそこまで深く考えず、ダメもとでゴールドを申請したら通ってしまいました。

なお、申請手続きは全てネットで実施し2週間弱でカードを入手しています。

4 まとめ

JALの株主としてサクララウンジやファーストクラスのサービスに感動し、JALカード保有者となりました。

旅行好きなので最大限に活用しつつJGCを目指したいと思います。

慣れないことばかりですが、これからもJALカードJGCに関心のある方の役に立つ情報を発信していきたいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。

 

JAL #JALカード #JGC  

プレイド【4165】〜株主総会雑感

初投稿:2022.12.21

こんにちは!

この記事は、プレイド【4165】に関心のある方に向けた株主としてのコメントをまとめたものです。

・株主重視の姿勢

・将来の営業利益率25%について

【目次】 

株主総会の会場】

                     

1 プレイドについて

⑴ 会社概要

Webサイト・アプリの顧客分析プラットフォーム「KARTE」を展開する会社です。

売上高65億円、総資産71億円、時価総額330億円の事業規模。

PBRは8.16倍と高い評価です。

四季報ではSI・ソフトウエア開発業種に区分され、時価総額順位は46/257社と上位に位置します。

【費用先行】、【新規開拓】などの見出しから投資に力を注いでいる様子

買収先の将来のIPOなど将来性に期待が持てます。

企業理念 

●Purpose(私たちの存在意義)

PLAY&AID→プレイド

●Mission(何を実現するのか)

データによって人の価値を最大化する

セグメント

SaaS事業単一セグメント

⑵ 株主になったきっかけ

9月決算企業で、成長著しいIT企業を探していました。

何かとネットでは話題になることが多い当社。

ツイッターでフォローしているmikiさんという方も同時期に売買されていたようです。

関心が高まってきたので決算前に株主となりました。

⑶ 経営分析

収益性

・売上高総利益率:75%

売上高営業利益率(10%以上は優良株):営業赤字

粗利率は高く、ビジネスモデルは優れていると考えます。

それにもかかわらず営業赤字なのは、販管費の多さが原因。

成長企業だからやむを得ない面もありますが、黒字化が待たれます。

なお、2025年9月期の黒字化目標を掲げています。

安全性

流動比率(200%以上が望ましい):283%

自己資本比率(30%以上が望ましい):62%

数値からは短期的にも中・長期的にも財務的には問題ないように見えます。

ただし、利益剰余金が33億円以上のマイナスであることからこれまであまり利益を出すことができなかったようです。

効率性 

・有形固定資産回転率:107.73

一般にIT企業の有形固定資産は高めです。

当社の場合、そのことを割り引いても有形固定資産に関しては、極めて効率的な経営がなされているようです。

バランスシートを見てみると有形固定資産の内訳は「建物」「工具、器具及び備品」となっていますが、減価償却が効いているために金額が少なくなっています。

ちなみに、本社オフィスは銀座シックスのようですが、経費は思ったほど大きくはなさそうです。

【ビル内の店舗・トイレ混雑状況を知らせる掲示板】

2 株主総会

⑴ 株主総会

第11期定時株主総会 2022年12月20日(火)

東京ポートシティ竹芝オフィスタワー 8階ポートスタジオ

ハイブリッド総会でした。

東京ポートシティ竹芝は2020年開業の超高層ビルソフトバンクが本社を置いています。

ここでの株主総会は初めてで、新しく綺麗なインテリジェンスビルに思わず舞い上がってしまいました。

・店舗・トイレの混雑状況をリアルタイムで示すディスプレイ

・廊下の壁に映し出されるプロジェクションマッピング

インテリジェンスビルというのでしょうか、歩きながらテンションアップです。

総会会場でロゴ入りのお水と資料やチョコが入った封筒を頂きました。

オシャレな会場内では10名前後の株主の方がいらしゃっていました。

年齢層は比較的若かったように思います。

総会が始まり社長による丁寧な事業報告や決議事項の説明がなされました。

時代の最先端のIT企業らしく、専門用語や新しい概念が多く理解するのはちょっと大変

でも、役員の方は丁寧に対応されていたと思います。

主な質疑応答

【事前】

Q.配当金について

A.未定である。

当面は成長投資を重視する。

Q.認知向上策について

A.マーケティングにおいて短期よりも中・長期を重視する。

特に、市場の変化に対応することに心掛ける。

【会場】

Q.2025年9月期の黒字化と今後の販管費の推移について

A.今期は人件費のみならず事業費の増加により営業赤字となった。

長期的には営業利益率25%を目指す?。

そのため、人件費については一人当たりの生産性の向上によりその比率を抑える。

Q.他社との比較における当社の強みについて

A.お客様である企業(ECサイト、金融機関、不動産業、人事関連等)に対して顧客情報をリアルタイムに提供することができる。

オンラインによるシステム的な強みを持つとともにアプリケーションをプラスして提供することができる。

Q.役所関係のニーズの取り込みについて

A.行政についてのアプローチも重視している。

具体的には奈良市(の「デジタル市役所構想」の取組)の支援をしている。

Q.競合他社の参入について

A.良いドメインであるために、競合が激化している。

外資系であればセールスフォースなどが挙げられる。

守りも大切であるが、参入者が増えることによる市場としての伸びも期待している。

Q.海外進出について

A.ビジネスは良き商品やサービスをつくることに加えて届けることが重要である。

海外に対して価値をデリバリーすることは難しい面が多々ある。

これに対して、国内市場はポテンシャルが高いとともに、海外からの参入に対してはセキュリティ等の考慮が求められるなどの点があり重視している。

Q.成長のためのM&Aについて

A.これまでのM&A

・2012年のエモーションテック(顧客満足度等の調査・分析会社)

・2022年のアジト(インターネット広告会社)

を実施している。

事業展開については

・オーガニックグロース:データ分析という中核事業

M&Aグロース:事業のど真ん中ではない周辺事業

と切り分けて実施している。

【ネット】

Q.IT導入補助金等について

A.当社は大企業からの売上が中心であるが、補助金については幅広いビジネスに活かす予定である。

決議事項

株主総会雑感

社長はじめ役員の多くの方が「KARTE」のロゴ入り丸首シャツを着用していたのが印象的でした。

ロゴ入りお土産を頂いたのも嬉しかったです。

難しい事業内容を分かりやすく説明しようとプレゼン資料を配布する配慮も好感が持てました。

ただし、一部の社員が総会終了直後に談笑しながら6階のコンビニへ直行するのはちょっと早すぎるように感じました。

⑵ 株主還元    

配当

なし

株主優待

なし 

自社株買い

なし

株主総会のお土産

「KARTE」のロゴ入りペットボトル水やチロルチョコ他のロゴ入りノベルティをいただきました。

感謝です。

【KARTEのロゴ入りウオーター】

【「KARTE」ロゴ入りステッカー&チロルチョコ

              

3 株主としてのコメント

⑴ 関心したこと

株主総会に来場できない株主にはライブ配信

株主総会に来場した株主にはお土産

という会社の配慮は良かったと思います。

そして、それに応えるように、来場した株主からの会社の成長に資する建設的な質問が多かったように感じました。

そういった、コミュニケーションの良い総会は参加していて気持ちの良いものです。

最近は、SanSanのようにバーチャルオンリー株主総会の会社も増えつつあり、ちょっと寂しさを感じていました。

今回の株主総会、来て良かったです。

⑵ 気になったこと

役員から、将来営業利益率25%を目標にすると説明され、ちょっとびっくりしました。

マネーフォワードのように営業赤字が続いているIT会社が多い中で、そんなに簡単に高収益を確保できるのでしょうか?

「事業計画及び長期成長可能性に関する説明資料」に詳しく書かれているとのことだったので早速、帰宅して確認。

確かに長期財務モデルの中で「営業利益率20ー25%」と記述されています。

けれども、「投資成果の享受により、利益率の向上を目指す」

としか説明がありません。

イマイチ。

25%の利益率を享受するためには、絶え間ない投資が必要なのでは?

では、営業利益率25%というのはそんなに難しい数値目標なのでしょうか?

保有する会社の中で営業利益率25%以上の会社でプレイドと似た会社を調べてみると、メディカルデータビジョンという会社が目につきました。

以下、比較します。

●売上高総利益率

メ:82%

プ:75%

売上高営業利益率

メ:28%

プ:営業赤字→将来は25%を目指す。

●会社の特徴

メ:医療データ活用のパイオニア

プ:データによって人の価値を最大化するミッション

●主力商品

メ:カルテコ

プ:KARTE

メディカルデータビジョンとの比較からは粗利率の高さやデータを扱う事業内容、主力商品の名前の類似性?など意外と共通点もあり、25%はいけるかもしれないと感じました。

ただし、こんな高収益のメディカルデータビジョンですが株価が大きく低迷しています。

特に、筆頭株主がSBIになってから。

そもそも、SBIそのものが株価低迷が続いており、北尾会長も頭を抱えているのが現状。

プレイドについては、経営の独立性を担保しつつ収益率の向上を株価の上昇につなげることを期待しています。

株主総会会場からの眺望】

4 まとめ

プレイドについて述べてきました。

データを扱う最先端のSaaS企業なので事業内容の理解は大変ですが、ハイブリッド総会やお土産など株主を大切にする姿勢には好感を持ちました。

また、現状の営業赤字を脱して25年9月期の黒字化、さらに営業利益率25%の優良企業を目指す方針にも期待しています。

今後、いろいろあると思いますが、引き続き注目していきたいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。   

  

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。 

#投資 #株式 #株主総会 #資産運用 #プレイド #KARTE

  

プラスアルファ・コンサルティング【4071】〜株主総会雑感

初投稿:2022.12.16

こんにちは!

この記事は、プラスアルファコンサルティング【4071】に関心のある方に向けた株主としてのコメントをまとめたものです。

・成長企業が持つ安定性

・株主に対するプラスアルファとは?

【目次】 

株主総会会場&本社オフィスのある汐留住友ビル】

                 

1 プラスアルファコンサルティングについて

⑴ 会社概要

成長著しいコンサルの会社です。

四季報ではSI・ソフトウエア開発に区分され、時価総額順位は25/257社という高い位置付けにあります。

売上高約79億円、総資産約79億円、時価総額約1204億円の事業規模。

PBRは17倍といバリュエーションの高さ。

投資家の評価が高いことは心強いです。

でも、何かあった時の急落を覚悟しておくことも必要かもしれません。

企業理念 

ミッションとビジョンは下記の通りです。

分かりやすく、共感できます。

なお、社長が著書を出されているようで、理念はしっかりとしているように感じています。

●ミッション

お客様のビジネスにプラスアルファの価値を創造します。

●ビジョン

見える化プラットフォーム企業を目指します。

●社名の由来

お客様の期待を上回る価値、+αの価値を提供し続けたいという強い想いが込められています。

セグメント

以下の3つの事業があります。

見える化エンジン事業

コールセンターやマーケティング部門に集まる顧客の声に加え、近年拡大してきたソーシャルメディア上での口コミを分析できるツールと提供。

●カスタマーリングス事業

主にEC事業者や通信販売事業者向けに顧客の属性、購入履歴、メール配信への反応等の情報に基づき、最適なキャンペーンを実施できる統合マーケティング・ツールを提供。

●タレントパレット事業

企業内に散財している社員スキル、適性検査結果、職務経歴、人事評価、従業員アンケート、採用情報などの人材情報を集約して分析・見える化するプラットフォームを提供。

⑵ 株主になったきっかけ

テンバーガー候補と紹介するYouTuberもいます。

個人的には、9月決算企業で、業績が素晴らしい成長企業ということで注目していました。

ただし、成長企業は株価の変動が激しいことから、半年以上の間、単位未満株を分割購入し続けました。

そして、テレビ東京の番組のCMを見てから一気に買い増しを加速しました。

⑶ 経営分析

収益性

・売上高総利益率:72%

売上高営業利益率(10%以上は優良株):34%

極めて高収益です。

安全性

流動比率(200%以上が望ましい):446%

自己資本比率(30%以上が望ましい):81%

短期的にも中・長期的にも問題ありません。

財務基盤は盤石だと考えます。

効率性 

・有形固定資産回転率:45.43

IT企業らしく有形固定資産については効率的な経営がなされていると考えます。

【ビル内の吹き抜けのガラス張りの空間】

2 株主総会

⑴ 株主総会

第16期定時株主総会 2022年12月16日(金) 汐留住友ビル

汐留住友ビルの吹き抜けの空間を歩きつつテンションが上がりました。

25階の受付にてお茶とマスクセットを頂きました。

株主は十数名程度で、少し年齢層は高め

そのためか、社長の「おはようございます。」の挨拶に対して会場からも「おはようございます。」の声がありました。

ただし、拍手は少なめでした。

社長の事業報告や対処すべき課題についての説明等と質疑応答を経て約40分間で終了しました。

主な質疑応答

Q.事業概要と会社の強みについて

A.事業概要は・・・・(上記のセグメントの内容を説明)。

強みは、”テキストマイニングという紙に書かれた文章を分析する技術が他社に比べて優れている。

Q.当社は広告業なのか?

A.広告業ではないが、広告会社を支えるサービスを提供している。

Q.グローアップ社の完全子会社化について

A.グローアップ社は新卒学生のダイレクト・リクルーティングサービス「キミスカ」を運営している。

これまでの就活は、企業のニーズに学生が自分を合わせることが主でその結果、入社後に1/3がミスマッチにより辞めることに繋がっている。

「キミスカ」は学生の自己PRを登録するところが特徴で、これにより、企業側のニーズに沿った学生を選別することが可能になる。

さらに、タレントパレットが有する現在活躍している社員の情報をもとに、その人に似通った学生を採用することによる相乗効果も期待できる。

Q.ヘルスケア分野への参入について

A.健康というのは社員の活躍の前提である。

タレントパレットは全社員を対象としたデータを有しており、メンタルケアを含め人材管理の差別化に通じると考える。

Q.社員の採用戦略について

A.今後5年間は、毎年40〜50名程度の採用を目指す。

他社では一度の大量採用するところもあるが、社内の文化やチームワークを密にすること、PDCAサイクルを回し続けること等を踏まえ、一定数の採用としている。

決議事項

●定款一部変更の件

●取締役九名選任の件

拍手を持って賛成・可決されました。

株主総会雑感

帰り際に会社の賞状、写真、色紙(CM登場の小池栄子さん?)などの展示に気づきました。

もっとじっくりと見てみたかったです。

さらに、社長の著書も読んでみたくなりました(恐らくテキストマイニングの技術やタレントパレットの成功について理解が深まると思います)。

株主総会開始前にそれらを閲覧できるようにしてみるのも一考かもしれません。

ちなみに、毎年恒例のSBIのインフォメーションミーティングに先日参加しましたが、お土産の中に北尾社長の著書が3冊も入ってました(笑)

【総会会場の25階フロアからの眺望】

⑵ 株主還元    

配当

一株配当実績は下記の通りです。

2022年9月期:9円

2021年9月期:7.2円

2020年9月期:205円

2019年9月期:130円

株主優待

なし 

【ビル内の案内板】

             

3 株主としてのコメント

⑴ 成長企業が持つ安定性

業績は良好で、四季報でも【増配】、【拡充】などの見出しが今後の成長を示唆しています。

それはITを駆使したコンサル企業だから当然と思っていました。

けれども総会に出て、他のコンサル企業には無い”安定性”を感じました。

例えば、株を保有する会社の中にMSOLという会社がありますが、株価は乱高下しています。

両者を比較すると

●業績

プ:増収・増益

M:増収・減益

●株主還元

プ:配当継続

M:株主優待の廃止

●社員の採用

プ:毎年40名程度(10〜20%程度)

M:前年同期比で52.3%(22年度2/四半期のコンサルタント人数)

株主総会

プ:株主総会での株主からの積極的な発言

M:株主総会への参加者の少なさ

という違いがありました。

MSOL社が果断な決断に基づく経営?をしていると言えなくもありませんが、プラスアルファコンサルティング社の経営が安定しているとみなすことができます。

そのことが、当社の株価のバリュエーションの高さの割には乱高下が少ないことの要因と考えます。

そこが、株主に対する+αなのかもしれません。

⑵ 気になっていること

株主総会に参加し、会社の事業内容も分からず、証券会社の推奨により株を購入したという株主が多くお見えでした(ご謙遜もあると思いますが)。

一般的に、会社のことがよく分からない株主は株価が下がり出すと買い増しよりも売却を選択すると考えます。

タレントパレットの素晴らしさやビジネスモデルの良さが理解されれば、個人投資家の長期投資につながると思います。

小池栄子さんのCMなど、頑張っていると思いますが、IRを含めたさらなる株主の理解の深化についての姿勢が気になっています。

【受付でいただいたもの】

4 まとめ

プラスアルファコンサルティングについて述べてきました。

コンサル、ITだから成長は当たり前と思っていました。

けれども、持株会社のMSOLと比較すると、安定性というプラスアルファの強みが見えてきました。

株主総会に参加して良かったです。

お読みいただき、ありがとうございました。   

  

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。 

#投資 #株式 #株主総会 #資産形成 #資産運用 #プラスアルファコンサルティング #タレントパレット #小池栄子

  

はてな【3930】〜株主総会雑感

初投稿:2022.11.3

こんにちは!

この記事は、はてなに関心のある方に向けた株主としてのコメントをまとめたものです。

広告業界において”サンモニ”は草刈り場!?

・京都と東京の2拠点の良さを活かすには・・・

【目次】 

株主総会の会場となった渋谷ソラスタ】

                     

1 はてなについて

⑴ 会社概要

はてなブログを運営しています。

総資産約30億円、売上高約30億円、時価総額32億円というバランスの取れた事業規模。

ただし、PBRは1.31倍とちょっと低めです。

ミッション

ミッションは下記の通りで、ブログを書いているものとしては大いに共感します。

「知る」、「つながる」、「表現する」で新しい体験を提供し、人の生活を豊かにする

セグメント

●コンテンツプラットフォームサービス

ユーザーがコンテンツを発信、拡散するUGC(User Generated Content)サービスとして、「はてなブログ」、「はてなブックマーク」などのサービスを展開。

●コンテンツマーケティングサービス

B to B向けストック型ビジネスとしてCMS(Contents Management System)である「はてなブログMedia」を活用したオウンドメディア(企業が顧客などに向けて伝えたい情報を発信するための自社メディア)の構築・運用支援サービスや、「はてなブログ」などのUGCサービスを活用したネイティブ広告、バナー広告、タイアップ広告などを展開。

●テクノロジーソリューションサービス

受託サービスとして、顧客独自のネットワークサービスに関する企画、開発、運用の受託と、ビッグデータサービスとして、B to B向けストック型ビジネスであるサーバー監視サービス「Mackerel(マカレル)」を展開。

⑵ 株主になったきっかけ

はてなブログを数年間利用させていただいています。

どのような方が経営されているかに関心があり、株主総会に参加するために株主となりました。

なお、決算は7月です。

⑶ 経営分析

収益性

・売上高総利益率:86%

売上高営業利益率(10%以上は優良株):11%

粗利率は悪くありませんが、IT企業としては営業利益率の11%は物足りないと思います。

株価が冴えないのも収益性に関わっていると考えます。

ただし、今後はトップラインを伸ばしていくということで、それに伴う収益性の変化に注目しています。

安全性

流動比率(200%以上が望ましい):499%

自己資本比率(30%以上が望ましい):82%

安全性については懸念事項は見当たりません。

ただ、逆の見方をするとキャッシュの有効活用(投資)が滞っているのではないかと懸念されます。

基本的に財務は”堅い”のが社風のように感じましたので、さまざまな形での”挑戦”の兆候をモニタしたいと思います。

効率性 

・有形固定資産回転率:28.49

有形固定資産については、情報サービス業の平均が約12であることを踏まえると、効率的な経営がなされていると言える思います。

【総会会場にて】

2 株主総会

⑴ 株主総会

第22回定時株主総会 2022年10月27日(木) 渋谷ソラスタ

主な質疑応答

【事前】

Q.配当、株主優待等の株主還元について

A.事業環境や成長投資等を踏まえ総合的に判断していく。

Q.株価について

A.業績向上と積極的なIR活動に努める。

【会場】

Q.サンデーモーニングの広告を辞退するスポンサー企業に対するネット広告への営業攻勢について(”サンモニ草刈り場”への対応)

A.現状ではさまざまな営業活動を実施しており、当該企業を含め適時進めていく。

Q.現在非常勤取締役たる創業者の5年間における役割の変化の有無について

A.顕著な変化はない。

また、社外取締役は増やす方針

Q.決算訂正について

A.(黒シャツ赤ネクタイの経理部長より)心配をおかけして申し訳ない。

はてなブログPro等の有料課金)売上についての履行義務の充足の時点について会計監査人の指導に従った結果である。

売上は後ろ倒しになる。

Q.株価に影響を与える機関投資家との面談について

A.機関投資家との面談は四半期ごとに実施しており、新規は約30%である。

Q.2025年にトップラインを現状の30億円から40億円に伸ばすことについて

A.既存の事業によって達成する計画である。

M&Aを実施する予定はないが、良きご縁があれば前向きに検討する

Q.京都と東京都2拠点体制について

A.オンライン等で意思疎通を図っており、特に問題はない。

両都市の良さを活かしたい。

決議事項

・定款一部変更の件

・取締役6名選任の件

社外取締役の報酬額の改定の件

監査役の報酬額の改定の件

・取締役に対する譲渡制限付株式報酬制度導入の件

拍手を持って賛成・可決されました。

総会終了時も、拍手が湧き上がっていました。

⑵ 株主還元    

配当

なし

株主優待

なし

自社株買い

なし 

【渋谷ソラスタコンファレンスにて】

                 

3 株主としてのコメント

⑴ 気に入っていること

なんと言っても、はてなブログが気に入っています。

これまでもはてなブログを愛用してきましたし、これからも続けるつもりです。

また、株主還元もなく、株価も冴えませんが、2年後に売上を30億円から10億円増やすような野心的な取り組みも期待しています。

⑵ 気になっていること

京都発祥の会社ということでいい意味で”お久家さん”のような安定した印象を持ちました。

ただし、ビジネスは果敢にチャンスを捉えることも必要です。

東京にも拠点があるので、そこでは反対に”肉食系”の取締役を採用して営々に当たることも良いのでは無いかと思いました。

そのための、今回の社外取締役の報酬額改定だと認識しています。

【総会を案内する掲示板】

4 まとめ

はてなについて述べてきました。

トップラインは頭打ち、株主還元がなく、株価も横ばいというのが現状。

ただし、あたらに社外取締役を迎える可能性があるそうです。

その際、”お公家さん系”の現経営陣ない”肉食系”の取締役を向かい入れて、積極的な経営の弱い部分を補完されることを期待します。

幸い財務が堅いのでブログ同様、長い付き合いができそうです。

株主として、ユーザーとして見守って行きたいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。   

  

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。 

#投資 #株式 #株主総会 #資産運用 #はてな #ブログ #京都

  

マネックス証券主催の米国マーケット等の対面セミナー

こんにちは!

先日、マネックス証券が開催する対面セミナーに参加してました。

テーマは

『岡本&リンドクイスト氏が語る米国マーケットとETF最前線』

というもの。

結論としては

「米国マーケットについては金利上昇に伴う厳しい状況が続いるが、5年単位の長期で考えれば投資する価値がある!」

という内容だったと理解しました。

この記事は、その時のことをまとめたものです。

【目次】

セミナー会場の六本木ヒルズ

1 概要

令和4年10月26日(水)に1830〜2100までの間、六本木ヒルズの49階で実施されました。

約百名弱の方が参加。

色々な話を伺うことができて有意義な時間を過ごせました。

2 米国株投資について

普段は100社前後の株主として株主総会に出席しブログにアップしていますが、米国株にも投資をしています。

日本企業に比べて米国企業の方が適者生存の中を勝ち残った経営のしっかりとした企業が多いという印象を持っています(なんと、日本企業の7割が赤字経営)。

個人的には、マネックス証券個別の米国株を購入し保有です。

また、同社を通じてeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の投資信託の積立も実施しており、27.45%の評価益を得ています。

ちなみに、マネックスグループにはコインチェックという暗号資産を扱う子会社がありますが、そこでビットコインの積立投資もしています(こちらは含み損)。

米国株投資については約3年程度で、まだまだ勉強中ということもあり本セミナーでしっかりと学ぶつもりで参加しました。

【いただいた資料やドリンクなどなど】

3 セミナー

セミナーは休憩を挟んで2本。

内容の濃いものでした。

⑴ リンドクイスト氏のセミナー

ファースト・トラスト社に勤める講師がシカゴから来日。

同時通訳で米国市場やETFについての話を拝聴しました。

主なポイントは下記の通りです。

・ファースト・トラスト社の紹介(全米6位、25兆円の資産残高)

・ファンドの運用は個人に依存せず、チームで運用している。

・米国のリセッション入りの可能性が高い。

・債権(社債)アクティブ運用に注力する。

(市場に”欠落”がありそこに投資の機会が見出せるため。)

金利上昇によりグロース株は下落

・過去の分析を踏まえると、小型バリュー株、エネルギー関連、大型バリュー株などが資本材に恵まれている点で有望ではないか。

・米国株の現状はフェアバリュー

・株式はパッシブ運用。

⑵ 岡本氏によるセミナー

続いておなじみのハッチさんによるセミナー。

主なポイントは下記の通り。

・今年は投資が難しい年だった。

・2割以上下落したS&Pだが、円安を考慮するとプラスで今年は終わる可能性あり。

・現状は、個人もプロも弱気の相場

・歴史を踏まえると、金利上昇のピーク後の株式は買われる。

・長期的にはイノベーションの盛んな米国企業に投資をする価値がある。

 (デンバー空港での気の利いた情報案内、Uber移民運転手の年収600万円、アップルのスマホ、アマゾンの無人店舗、テスラの自動運転車などの例を説明)

スマホ市場以上に、自動車市場ヘルスケア市場は規模が大きくなると予想。

・時間分散を効かせながら、5年後の絵姿を想像しながら投資することが大切。

セミナー会場からの眺望】

4 感想

⑴ 良かったこと

まずは、久しぶりの対面セミナーを開いていただき感謝。

オンライン以上に、色々な情報を五感で感じ取ることができました。

併せて、さまざまな投資家さんが集っていることからも良い刺激を受けました。

資料と共に筆記具をいただいたり、ドリンクサービスがあったりして来場者への配慮もありがたかったです。

また、会場から見える夜景も印象に残っています。

⑵ 気になったこと

質疑応答の時間はありませんでした。

やはり対面セミナーということで参加者からの発言に対する感染症対策などを考えるとちょっと難しかったのかもしれません。

ただし、休憩時間に質問した際には丁寧にお答えしていただけました。

また、ETFのパンフレットをいただいていましたので、それを使っての説明の時間をもう少し長くしたほうがよかったのでは・・・、と気になりました。

5 まとめ

マネックス証券主催の対面セミナーについて述べてきました。

米国市場やETFについて所要の知識が得られました。

でも、それ以上に、分散投資の勧め5年後の未来図を意識した長期投資の大切さなど、投資家を思いやる講師の気持ちがありがたかったです。

リスク管理につとめながら、”チリツモ”的に米国株投資を継続していきたいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。

 

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。 

#株式 #投資 #資産運用 #米国株 #ETFマネックス #ファーストトラスト #六本木ヒルズ #対面 #セミナー

 

 

クロス・マーケティング・グループ【3675】〜会社説明会&株主総会雑感

初投稿:2022.10.

こんにちは!

この記事は、クロス・マーケティンググループ【3675】に関心のある方に向けた株主としてのコメントをまとめたものです。

・IRに積極的かつ株主総会の午後開催

・デジタルマーケティング市場への攻勢

【目次】 

株主総会の会場&本社所在の東京オペラシティ

1 クロス・マーケティンググループについて

⑴ 会社概要

リサーチに加えDXやデジタルマーケティングなどを事業とする会社。

総資産は131億円、売上高は248億円、時価総額166億円の事業規模です。

PBRは2.86倍と比較的好評価を得ています。

事業コンセプト等 

〜すべては、お客様の最良の決断のために〜

・私たちは、視点を大切にしています。

・私たちは、技術を大切にしています。

・私たちは、ココロを大切にしています。

簡潔な言葉で大切なことを表現していると思います。

セグメント

マーケティング・リサーチ事業

マーケティング・リサーチに関わるコンサルテーション

⑵ 株主になったきっかけ

会社を知ったのが株式講演会での会社説明会

それ以降、ウオッチしていましたが、6月の決算を前に株主となりました。

また、ポイ活の一環として以前にリサーチパネルを利用していたことがあります。

後で、当社の関連企業だと知って親しみが湧きました。

⑶ 経営分析

収益性

・売上高総利益率:40%

売上高営業利益率:10%

粗利率は高く、高収益なビジネスモデルと言えそうです。

それに対して営業利益率がそれほど高くないのは、販管費が多めということ。

事業拡大について社長が熱く語っていたことから、成長投資がなされているのかもしれません。

安全性

流動比率(200%以上が望ましい):213%

自己資本比率(30%以上が望ましい):47%

短期的な安全性は問題なし。

中・長期的な安先生についても悪くはないと思います。

効率性 

・有形固定資産回転率:84.99

数値は高く有形固定資産についても効率的な経営がなされていると考えます。

東京オペラシティからの眺望】

2 株主総会

⑴ 株主総会

第10回定時株主総会 2022年9月29日(木) 東京オペラシティタワー

午後2時からの開催でした。

午後開催というのは、株主との意見交換に積極的な姿勢の表れであり嬉しいです。

社長から過去最高の業績と配当についての説明があり、議案審議の時間となりました。

株主からの建設的な質問が多かったと思います。

主な質疑応答

Q.業績の自動化(1.5倍)について

A.アンケートについては機械化が進んでいる。

データについてのエラーチェック等についてはAIを活用することによって効率化が期待される。

Q.データマーケティング事業についての今期予想について(同種の質問あり)

A.新卒者を投入するなどして業績向上に努める。

Q.オンデマンド株主総会について

A.前向きに検討する。

Q.株価、出来高、プライム市場について

A.プライム市場に上場維持するための流通株式が増加している。

これまでIRを定期的に実施してきたためと考える。

今後はより分かりやすいIRを心がける。

Q.メタバースなどの新領域への参入について

A.インフルエンサー関連企業を買収して事業展開を図っている。

バーチャル・リアリティについては調査中でありその結果を踏まえ参入判断をする。

Q.退職慰労金について

A.多額な金額ではなく、あくまで失業給付金という位置付け

Q.社外取締役と報酬制度について

A.社外取締役が参入しやすいような業績連動型報酬制度については検討中

Q.デジタルマーケティング事業のブレを踏まえた中計のアップデートについて

A.マクロ経済が安定しない中での中計のアップデートには慎重であるべき。

Q.退職慰労金について判断し難い

A.指名・報酬委員会での審査を経て慎重に議論している。

Q.円安の影響について

A.海外での売上が45億あり、円安による7億円のプラスの効果が出ている。

その他、FMCG(日用消費財)、原材料高等の影響も受けている。

Q.役員の数が少ないのでは

A.4名から2名にしたが、監督と執行の分離を徹底させるためである。

Q.次の経営者について

A.社内等から検討しているが、社長自身が49歳であり、年間20%で成長しているデジタルマーケティング市場を開拓するなどやりたいことが山積しているので引き続き頑張っていきたい。

決議事項

・剰余金の配当の件

・定款一部変更の件

・取締役2名選任の件

・会社説明である取締役3名選任の件

・退任取締役に対する退職慰労金贈呈の件

拍手を持って賛成・可決されました。

⑵ 会社説明会

2022年6月7日に東京証券会館にて会社説明会が約1時間実施されました。

主なポイントは下記の通りです。

●創業20年

上場ゴール企業ではない。

上場時の9倍の売り上げを実現し、海外にも進出。

●事業概要

・デジタルマーケティング:ホームページやアプリの作成

・データマーケティング:アンケートの収集

インサイト事業:データを用いてコンサルティングを行う。

●会社の持つ4つの強み

・800万人超のアンケートパネルネットワーク

・300名のアナリスト

・5000社、72000窓口の顧客基盤

・ネットリサーチシステム100名超のエンジニア組織

質疑応答

Q.競合他社にない強みは?

A.800万人超のデータベース

Q.株主優待について

A.20周年記念のみ。

Q.マクロミルインテージ社との違いにつて

A.リサーチ会社の大手3社はあまり差異がない(2〜3%の低成長)。

当社はそれ以外の事業により収益性向上に努めている。

⑶ 株主還元    

配当

一株当たりの配当の推移は下記の通りです。

2022年6月期:9.6円

2021年6月期:4円

2020年6月期:6.2円

2019年6月期:6円

2018年6月期:5.5円

配当の金額が上下していますが、成長企業であってきちんと配当をする姿勢は良いと思います。

株主優待  

(通常は)なし 

但し、創立20周年記念のQUOカードをいただきました。

【20創立20周年記念の株主優待QUOカード

【受付の案内板】

               

3 株主としてのコメント

⑴ 気に入っていること

ポイ活は別として、消費者としては馴染みが薄いですが、下記の点は気に入っています。

・デジタルマーケティング市場へ業容を拡大していこうとする積極姿勢

株主総会を午後に開催し株主からの質問に真摯に応えようと社長の姿勢

日本証券新聞セミナーなど積極的なIR活動

・40代の社長に70代や80代の監査等委員の取締役という多様性を有する経営陣

などです。

⑵ 気になっていること

今回は20周年ということで、記念のQUOカードをいただけました。

次は30周年かな?などと気の早いことが気になったりしています。

また、株主の中にはデジタルマーケティング今期予想に対るこだわりをお持ちの方もいらっしゃいました。

自分がそこまで短期の業績に着目していなかったので、余計のその方のこだわりが気になりました。

【総会会場での会社PRビデオ】

                     

4 まとめ

クロス・マーケティング・グループについて述べてきました。

データマーケット事業から始めてデジタルマーケット事業へと業容を拡大する積極姿勢を持つ社長に頼もしさを感じました。

取締役の数を2名に絞り込んだのは経営スピードのアップのためと思量します。

ただし、この業界は競争が厳しいので優秀な人材と共にどれだけ仕事できるかも問われていると考えます。

少なくなった取締役ですが、長い時間軸で考えた場合取締役の拡充が求められる時期が近いうちに訪れるはず。

その時のために業績連動型報酬制度などを整え、経営陣としてより良い経営を目指すことを期待します。

お読みいただき、ありがとうございました。   

  

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。 

#投資 #株式 #株主総会 #資産形成 #資産運用 #クロス・マーケティング・グループ  #QUOカード #デジタル・マーケティング