こげぱんの資産運用

ピンチはチャンスなりをモットーに株式投資を中心とした資産運用についてつづります

クリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387)について

こんにちは!

 

この記事は、クリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387)に関心のある方に向けた株主としてのコメントを記したものです。

 

・数多くのレストランで使える株主優待

・同じくM&Aで成長したコロワイドと比較すると・・・

 

 

 

 

 

 

 【株主総会の会場となったTOC五反田】

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1 クリエイト・レストランツ・ホールディングスについて

⑴ 会社概要

 ショッピングセンター内にレストランやカフェを展開している会社です。

日本全国に249ブランド、899店舗あるとのこと。

 主要カテゴリーは以下の4つ

 

・CRカテゴリー

 フードコート・フードホールへの出店

・SFPカテゴリー

 磯丸水産等有するSFPホールディングス

・専門ブランドカテゴリー

 「あずさ珈琲」を展開するKRホールディングス等

・海外カテゴリー

 シンガポールの「しゃぶ菜」、香港の「つけめんTETSU」等

 

⑵ 株主になったきっかけ

ポストコロナにおいて外食産業の復活を見込んで2021年2月に購入。

現在の株価は横ばい。

株主優待を使いつつ数多くのレストランを楽しみながら長いこと株主でありたいと考えています。

 

 

⑶ 経営分析

赤字です。

招集通知に記載の連結計算書類をもとに簡単な分析をしてみます。

 

・収益性

売上高総利益率は71%

粗利率がとても高いことに驚きました。

ちなみに子会社であるSFPホールディングスの昨年の

売上高総利益率は71%

これは同業他社であるコロワイドの昨年の

売上高総利益率は57%

を大きく上回っています。

東京都を訴えたグローバルダイニングの場合

売上高総利益率は10%

おなじ飲食業でも大きく粗利率は異なります。

このように比較すると子会社を含めたクリエイト・レストランツ・ホールディングスの高い粗利率が特徴として挙げられます。

ただし、一般の飲食店の場合、原価30%、粗利率70%というのが標準のようなので、大企業(今回減資で中小企業になりましたが)であるにも関わらず、飲食店の集合体のような収益構造なのかもしれません。

 

また、ここから販管費を差し引くと損失になります。

原材料費は低めですが販管費は相対的に高かったと考えられます。

 

招集通知の従業員の状況(2021.2.28現在)

グループ従業員数 4,144名 331名減

当社従業員数 93名 40名減

 

販管費の中の人件費を削減するために大規模なリストラを断行したと考えられます。

そしてそのリストラも社長の交代に関係しているのかもしれません。

 

・安全性

流動比率:71%

当座比率:66%

負債比率:596%

自己資本比率:14%

 

財務基盤は厳しいものがあります。

GC注記がついたワイズテーブルとあまり変わらない財務状況です。

「劣後ローン」によって債務超過を免れ継続企業の前提に関する不確実性を回避したと考えます。

 

・効率性

まちまちです。

棚卸資産回転率が113回転:小売業平均を上回る

有形固定資産回転率が1回:小売業平均を下回る

 

棚卸資産回転率の高さから商品やサービスが売れていることが伺える一方で有形固定資産回転率が低いことから、店舗等に高いお金が投じられていると推測されます。

社長が直近でM&Aに力を注いだという発言も関連するかもしれません。

 

 

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2 株主総会

第24期定時株主総会 2021年5月27日(木) TOC五反田

「おはようございます。」

という社長のあいさつで始まりました。

続いて、大きな赤字となったことと、無配にする旨についてのお詫びがありました。

 

主な質疑応答

Q.来場した株主に対する配慮が足りない(質問限定など)。アンケートによる顧客の意向調査も不足。

A.真摯に受け止め対応していく。

Q.減資の理由は?

A.減資により中小企業となることで法人税対策等有利になるため。法人税は2億円。

Q.社長退任の理由は?

A.創業から二十数年間ずっと社長をやってきた。当初は三菱商事の後ろ盾があったが、その後完全独立しM&Aで多きなった。さらなる発展のために、次世代のリーダーシップを考えバトンタッチした。老害を回避し、安定した経営が継承されることが大切。上場企業として社長交代はもっと早く行っておくべきであった。

Q.役員に女性がいないのはいかがなものか?

A.新入社員の6~7割は女性であり、役員候補者もいる。

Q.優待ありがとう!M&Aはこれからも続けるのか?

A.ご縁がありともに成長できる会社がある限り継続する。

Q.同業他社(コロワイド)との違いは?

A.”グループ連邦経営”ということで各会社を尊重していることが最大の違い。敵対的買収は当社では考えられない。

Q.食材の供給について共通化は?

A.独立性の強いSFPホールディングスなどを除き、共通できる会社は共通化している。

Q.劣後ローン150億円の使い道は?

A.買収資金、短期ローン返済、DX関連

Q.横浜シャルの照明が暗い

A.適時改善していく。

Q.赤字に対する役員の責任の取り方?

A.一律報酬カット。また、従業員の賞与も削減。

Q.一株当たりの利益がここ数年落ちており、会社の稼ぐ力が落ちている原因は?

A.M&Aのコストによる。PMI(Post Merger Integration)の影響。

Q.退任する岡本社長から一言頂きたい。

A.運に恵まれた幸せな二十数年間、社長として勤務でき感謝の気持ちでいっぱい。

今までできなかったことにもビジネス以外のことにも挑戦し、人生のバランスを取り戻したい。

Q.川井新社長から一言お願いします。

A.地元に密着した互恵の関係を大切にしていきたい。

 

株主総会でいただいたミネラルウオーター】

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3 株主還元

 ⑴ 配当

 今期は無配

 毎期、配当額が増減することが特徴。

 

⑵ 株主優待

2月末日・8月末日

100株以上 2000円分のお食事券

上記に加え

1年以上継続保有

400株以上:2000円分のお食事券

 

【残念ながら撤退してしまった日比谷の磯丸水産

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4 株主としてのコメント

まだ、株主になって日が浅いのですが、子会社のSFPホールディングスの株主でもあったことから親しみを感じます。

SFPホールディングスについてはNISA口座で購入していたため利益を確定しました。

ただ、使えるお店が限られていることも有り、株主優待が使いづらい点が気になっていましたが、親会社の当社はその点、いろいろなレストランを楽しめそうです

 

また、コロワイドとの比較も興味深いです。

同じM&Aで成長した外食産業の大企業ですが、組織文化は正反対

コロワイドは優勝劣敗のもと、強力なリーダーシップの集団

クリエイトはグループ連邦のもと、緩やかな絆の集団

アフターコロナの時代、今後の両社の展開が楽しみです。

 

最後に、退任した岡本社長

お疲れさまでした。

株主からの最後の質問が手厳しかったので、心ある株主から岡本社長への退任のあいさつで総会を締めくくろとする配慮がありました。

株主からも社員からも信頼されていたのだと思います。

質疑応答においてもそのお人柄の良さが伺えました。

57歳

人生まだまだこれからです。

今後のさらなるご活躍を祈念致します。

 

 

おつきあいいただき、ありがとうございました。   

  

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。 

 

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