こんにちは!
大塚家具の株主優待を使って家具を買いました。
本社ショールームで選ぶのに長い時間がかかりましたが、気に入ったものが安く手に入り喜んでいます。
ところで、大塚家具と言えば、父と娘の争いが「親子喧嘩」と報じられてきました。
公認会計士の前川修密氏の著書『会計士は見た!』
という本によれば、経営の合理化に対する姿勢の違いがその争いの本質があったと分析されています。
在庫数・平均年間給与・従業員数の推移などの財務諸表から、創業者の大塚勝久氏が家具と従業員を大切にする経営を貫いたことが業績低迷につながったと説明されています。
在庫一掃バーゲンセール、リストラやアルバイトに安易に手を染めなかったことが、かえって経営的には厳しい状況を招いたとの仮説は説得力があります。
その一方で、
久美子氏も本書で説明されたほど合理化を徹底していなかったのではないか?
というのが、自分の感想です。
むしろ、どちらかと言えば父と同じように家具や従業員を大切にしていたとさえ思っています。
その根拠は?
大塚家具で家具を買った後に手書きのお礼状を頂いたからです。
【大塚家具から届いた手書きのお礼状と株主優待】
やはり、父から娘に経営が移っても家具や社員を大切にする経営はずっと続いていたのだと思います。
そして、株主優待も50期の記念ということで15%も割り引いてくれる優待を使わせていただきました。
久美子氏が経営している間、大塚家具の株価は低迷し続けていましたが、この優待を見る限り、株主を大切にする気持ちも持ち合わせていたと思います。
家具と従業員を愛し、株主に報いようとした久美子氏が大塚家具の経営から離れてしまったのは寂しく思います。
けれども、まだまだお若いので、まずはゆっく休んで人生を謳歌してください。
その後のさらなるご活躍を楽しみにしています。
おつきあいいただき、ありがとうございました。