こんにちは!
この記事は、WDI(3068)に関心のある方に向けた株主としてのコメントを記したものです。
・おしゃれなレストラン
・株主優待はおススメ
【目次】
1 WDIについて
⑴ 会社概要
ダイニングレストランの老舗です。
ウルフギャング・ステーキ・ハウス、カプリチョーザ、エッグスンシングス、ハードロックカフェなどを運営。
⑵ 株主になったきっかけ
コロナ収束後のレストラン業界の復活期待と株主優待目当てで購入しました。
⑶ 経営分析
■収益性
減収増益です。
増益の理由は不動産(社員寮)の売却によるものとコストコントロールを徹底した結果、63億円の黒字を達成したとの社長からの説明でした。
■安全性
・流動比率(200%以上が望ましい):290%
・負債比率(100%以下が望ましい):222%
・自己資本比率(30%以上が望ましい):31%
一見すると流動比率は問題ありませんが、負債比率が高く自己資本比率も低めであることが分かります。
ただし、社長の説明によると、十数年間にわたって自己資本比率十数パーセントで経営してきたことを考えると、土地売却により財務基盤は改善されたと考えられます。
■効率性
・売上債権回転率:31.47
他のレストラン企業に比べても悪くありません。
債権回収がきちんと管理されており効率的に資金が使われていると分析します。
2 株主総会等
⑴ 株主総会
第67期定時株主総会 2021年6月25日(金)国際文化会館
土砂降りの中、こじんまりとした株主総会でした。
コロナ禍で厳しい環境の中にあっても、居ぬき物件に着目するなど攻めの姿勢で対応する旨の説明がありました。
議案は
・剰余金処分の件
・取締役選任の件
・監査役選任の件
・資本金の額の減少の件
主な質疑応答
Q.今後の資本政策(増資の有無)については?
A.自己資本比率が15%で15年間経営してきたので現在の30%は安定した財務状況である。金融機関とも良好な関係を維持している。
Q.(IPO時代からの株主による)修正動議:役員報酬を自主返納して社員のための退職金制度や住宅手当に充てるべき。
A.社員に対するベネフィットは継続的に実施している。
Q.減資による取得単価の影響は?
A.ない
Q.持株会は?
A.ある。1.7%の比率である。
働きの良い社員のことを思っての修正動議が出ましたが、株主も役員も落ち着いた対応で採決が行われ原案のとおり承認されました。
⑵ 株主還元
■配当
8円
■株主優待
WDI VIP CARD(20%割引)
3 レストランにて
⑴ ブヴェット(ガストロテック)@東京ミッドタウン日比谷1階
ガスとロテックとは一日を通して食べたり飲んだりできる格式張らない日常使いのお店だそうです。
ニューヨーク、パリに続いて東京が世界で3店舗目とのこと。
日常使いといいつつ、入店の際に、
「予約はされていますか?」
と聞かれるくらい人気のお店でした。
あいにく予約はしていませんでしたが、眺めの良い席に案内されました。
まわりは若い女性を中心にほぼ満席。
ランチを頂きました。
おしゃれな空間と美味しい料理を満喫。
心地よい時間を過ごすことが出来ました。
20%割引の優待カードも使え、満足感がさらにアップ。
同時に、ここに通う女性のどのくらいがこの優待カードのことを知っているのか・・・とてもお得なだけに、ちょっと気になりました。
⑵ ハードロックカフェUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)@大阪
アメリカン・レストランです。
ずいぶん昔、アメリカに滞在していたことがあったので米国内の観光地にあるハードロックカフェ巡りをしたことが思い出されました。
久しぶりのハードロックカフェ。
お店の独特のアメリカンな雰囲気を楽しめつつも、一点だけ気になることがありました。
それは、店員さんの関西弁がキツイ!
アメリカンな雰囲気が・・・!!
でも、料理も美味しくボリュームもあり、USJで遊び疲れた身体には最高のご馳走でした!
それほど安いお店ではありませんが、ここでも2割引きがききました。
良き思い出です。
4 株主としてのコメント
レストラン業界では、コロワイドやクリエイトレストランツのようにM&Aで成長してきた会社が少なくありません。
この点、WDIはM&Aを一度もしたことが無いとのこと。
それでも1954年4月の設立以来67年間も会社が存続してることはしっかりとした経営がなされているという証左。
株主優待の利用可能店舗の一覧リストも、一店舗ごとに、WDI VIP CARD と株主優待券の使用の可否が載っており助かります。
例えばエッグスンシングス(ハワイアンカジュアルレストラン)は直営店とそれ以外で株主優待の使用の可否を分けていたりします。
この点は、コロワイドも見習ってほしいです。
株主優待好きとしては、いい会社いい優待と出会えたと喜んでいます。
長期株主として応援していきたいと思います。
おつきあいいただき、ありがとうございました。
※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。
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