初投稿2020.11.18、更新2021.10.30、更新2021.11.12
こんにちは!
この記事は、バルニバーニ【3418】に関心がある方に向けた株主としてのコメントを記したものです。
2021年11月12日の更新で
2 会社からの郵便物
⑵ 食事券をケーキと交換
⑶ 2021年7月末日の株主優待
を追記しています。
【目次】
・個性豊かなレストランやカフェがいっぱい
・飲食店にとって不動産との関係は重要
【青いナポリ】
1 バルニバーニについて
⑴ 会社概要
バルニバーニとは、個性的でおしゃれなカフェ、レストランを直営展開している大阪に本社のある外食産業の会社です。
お店は都内にもたくさんあり、優待の恩恵を十分満喫しています。
・青いナポリ
・グッドモーニングカフェ
【虎ノ門ヒルズ前のグッドモーニングカフェで屋外でのランチ】
⑵ 株主になったきっかけ
優待目当てで5年以上前に株式をNISA口座で取得しました。
ずっと含み益を抱えていましたが、コロナ禍の影響で含み損に転落。
一昨年の12月末でNISA口座が終了。
⑶ 経営分析
■収益性
・売上高総利益率:72%
・売上高営業利益率:-15%
一般に、飲食店は原価3割が基本と言われています。
売上高総利益率が72%ということは一般的な原価で仕入れができていると考えます。
ただし、営業利益がマイナスなのはコロナ禍の影響によるもの。
今後の業績はアフターコロナでの回復次第です。
■安全性
・流動比率(200%以上が望ましい):126%
・自己資本比率(30%以上が望ましい):27%
流動比率から短期的な安全性は少し懸念が残ります。
自己資本比率から中・長期的にはさらに懸念されますが、WDIのように低い自己資本比率で長期間経営している飲食関連企業も少なくありません。
■効率性
・売上債権回転率:24.33
比較的高いと考えます。
債権の回収はきちんとなされていると考えます。
2 会社からの郵便物
⑴ 2021年7月の中間報告
バルニバーニから封書を頂きました。
中身は
・中間期の報告書
・株主優待
食事券2000円分
メンバーカード(シルバー5%引き)長期保有(3年以上)
・中間配当 500円(一株当たり配当金は2.5円)
でした。
報告書を読んでみると
業績については減収でしたが、固定資産譲渡において当期純利益は大幅増とあります。
この会社の不動産の強みが発揮されたようです。
店舗展開については
・淡路島PROJECT -Frgos FARM-の今春からの随時オープン
・渋谷宮下公園への新規出店
などが紹介されていました。
時価総額は87億円。
株価も低迷中。
それでも、守りと攻めの絶妙なバランスをとった経営がなされているように感じています。
【メンバーカード(シルバー)】
⑵ 食事券をケーキと交換
食事券2000円分を期限内に使うことが難しくなりそうでしたので、パウンドケーキと交換してもらうことにしました。
【食事券2000円と交換して頂いたケーキ】
レモンの見た目と目を引くとともに、ふんわりしたバターの味がとても美味しかったです。
レストランもいいですが、忙しい家族全員が手軽に楽しめることから商品配送も悪くないと思いました。
⑶ 株主優待
2021年7月末の株主ということで、新しいメンバーズカードと商品券を頂き巻いた。
スクラッチ付の商品券はバルニバーニのみならず他の会社の株主優待でも初めての経験でした。
コロナ禍で厳しい世の中、偽造対策なのでしょうか。
【2021年7月末の株主優待】
3 株主としてのコメント
5年を超えて株式を保有し続けている理由は2つあります。
1つは、気に入っていて思い出深いレストランを今後も優待を通じて使い続けたいと思ったから。
2つめは、会社の経営方針に関心を持ったため。
具体的には、「バッドロケーション戦略」という、郊外への店舗の出店。
コロナ禍でガーデンレストランが流行っています。
その流れに沿って、「食する場所は気持ちよく、開放感があるほうが嬉しい」という考え方で創られた店舗が私たちにどのように受け入れられていくのかを見守っていきたいと思います。
同時に、「その地で長く事業を行うことが安定して経営を行える本質である。長く愛される飲食店でない限りは事業として成り立たない」という、不動産の積極定な活用についても興味津々です。
コロナ禍で飲食業の会社ではCG注記がついている会社もある中、バルニバーニは比較的安心して株主でいられます。
不動産と外食産業のあるべき姿を見極めるうえでも注目していきたいと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。
※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。
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