こんにちは!
こげぱんです。
日本FP協会の社員総会が6月24日(水)の1000から約2時間程度、日本教育会館で行われました。
自分は3年目のファイナンシャルプランナー(2級、AFP)として総会に参加しました。
冒頭の理事長のあいさつの中で、コロナ禍で苦労されている法人や個人の会員の方の話があり、それを聞いて自分も含めてこの危機を乗り切ることの重要性を改めて実感。
そんな観点から、家計再建に役立ちそうな話を含めて社員総会の様子をお伝えします。
日本FP協会は会員数20万人を超えており、これはNPO法人の中で一番大きな組織だそうです。
会員はファイナンシャルプランナー試験の1級、2級合格者から入会させているようですが、200万人以上いる合格者の中の1割程度の方が組織に入るというのは他の業界(例えば品質管理検定など)かなり高い確率だと考えます。
協会の積極的な活動の成果だと考えます。
社員総会といっても株主総会と同じような議事進行がなされます。
事業報告の説明、議案の上程、質疑応答、採決という流れです。
本日の議題は次の3点
・第1号議案 2019年度事業報告及び収支決算報告昇任の件
・第2号議案 2020年度事業計画及び収支予算承認の件
・第3号議案 役員選任の件
全体的な印象としては、理事の方の説明が丁寧すぎて時間がかかりすぎたような気がします。
自分が重要だと感じたのは以下の3点。
①協会も長期・積立・分散投資を開始する!
58億円の全資金を、活動費は11億円、国債等の無リスク資産は42億、投資信託等のリスク資産は5億に3分割で運用するとのこと。
長期・積立・分散投資を始める理由は、低金利の時代に各種大学を含めそれが現代日本の標準となりつつあることをあげていました。
自分も退職金を含め銀行の預金の一部を、分散・長期・積立投資にもう少し投入しようと思いました。
②コロナ禍における各種制度的支援措置や家計見直しのレジュメ・マニュアルの配布
お恥ずかしい話ですが、FPであるにもかかわらず日本FP協会のホームページはあまり覗いたことがありませんでした。
あらためて見てみると金融リテラシーを高めるのに役に立つ情報が意外と多いと思いました。
「今から始めるリタイアメントプランニング~50代から考えるセカンドライフ~」など、参考になる情報が発見できます。
③広報事業への積極的取組
協会は一般の方にファイナンシャルプランナーのことをもっと知ってもらおうとテレビ、新聞、ネット等を使って積極的に活動しています。
その結果、9割近くの方にファイナンシャルプランナーという言葉は聞いたことがあるというレベルまで至ったとのことです。
けれども、ファイナンシャルプランナーが実際に何をしている人なのかは良く分からない人がまだまだ多いという課題を抱えています。
家計のホームドクターという認識はまだまだのようです。
よって、「認知から理解へ」をもとに活動を継続されるとのこと。
この広報事業の話を伺った時、これは個人にも当てはまるのではないかと考えました。
自分が何者で何ができるのかをアピールし続けることは、この厳しいコロナ禍においてもビジネスチャンスをつかむきっかけとなり得ます。
タイムラグがあるので状況が好転するまでに長い時間がかかるかもしれませんが時間を味方につけ守りを固めつつ、チャンスを逃さないよう積極・果敢に行動できる準備が大切だと感じました。
自分も、近い将来FPとして家計の相談に乗れるようスキルアップに努めていきたいと覆います。
おつきあいいただき、ありがとうございました。