投稿日2020.6.23
更新日2020.7.15
こんにちは!
こげぱんです。
この記事は、定年退職後、厚生年金から国民年金に切り替える際の手続きについての体験をまとめたものです。
【目次】
1 年金について
2 厚生年金から国民年金への手続き
3 国民年金保険料の支払い
4 まとめ
1 年金について
年金は公的年金と私的年金に分かれますが、公的年金は20歳以上60未満の人は加入が義務付けられています。
私的年金としては10年確定拠出型の個人年金保険と終身年金保険の2つに加入しています。
公的年金は、よく1階部分と言われる国民年金と2階部分とみなされる厚生年金に大きく区分されます。
人生百年時代と言われて久しいですが、自分にとって年金とは、”お金の生る木”として長生きする”リスク”に備える保険であり頼りがいのある相棒として育てていくことが大切だと考えています。
2 個性年金から国民年金への手続き
自分の場合、定年退職前は厚生年金に入っていましたが、現在は雇用されていないため国民年金に入ることが必要となります。
そのための手続きは、区役所の年金担当窓口で行いました。
必要な書類等は
・マイナンバーカード
・退職を証明する書類
・基礎年金番号が分かる書類(年金定期便等)
の3点。
その際、付加年金の加入希望について聞かれましたので加入したい旨を伝えました。
付加年金とは毎月の国民年金保険料に400円の付加保険料を上乗せして納めることで、将来受給する年金額を増やせる制度のことで、2年以上年金を受給するなら元が引けるとのことでした。
区役所の手続ぎが終了したのちは、約1カ月半ほどで年金事務所から支払い方法についての連絡が来るそうです。
これまでは自分が第2号被保険者で妻が第3号被保険者でしたので、妻の分は本人負担はありませんでした。
けれども、これからは2人とも第1号被保険者となりますので、おおざっぱに考えても保険料が倍になります。
少しでも保険料を安くする方法はないかと調べていますが、2年前納にすると14,590円割り引かれるようです。
話は少し変わりますが、学生である子供の国民年金を親が本人に代わって払うことで節税(所得控除)となるようです。
親の名義で支払ったエビデンス(証明する書類)や確定申告が必要ですが、数万円の還付金を頂く価値は十分にあると思います。
自分も22歳までの2年分の子供の年金をクレジットカードで一括して支払い恩恵を受けています。
3 国民年金保険料の支払い
区役所での手続きから約1か月後、日本年金機構から国民年金保険料の支払いの納付書つづりが郵送されてきました。
けれども、あいにく欲しかった2年前納の用紙は無く、欲しければ年金事務所に来るようにと記述。
さっそく、翌日に銀座7丁目の年金事務所に伺いました。
ちょっとびっくりしたことが一つ。
以前訪れた職場近くの年金事務所では多くの人が行列を作っており1時間待ちはざらな状態でした。
けれども、ここには相談者は自分ひとりでした(コロナの影響?それともここが穴場なのか?)。
さっそく担当者の方にクレジットカードによる2年前払いをしたい旨を伝えましたが、2年前納は1年の間で4月のみ可能とのこと。
では、どうする?
とりあえず2年前納手続きを済ませれば、来年3月から2年前納が可能になるとのこと。
そして、それまでの6月から3月までの間は、クレジットカード決済の手続きの決裁がなされた月から年度末までの分が一括で引き落とされるようです(約3~4千円の割引)。
引き落とし予定は9月頃とのこと。
そしてそれまでの間は郵送された、納付書を使って収めるようにとのことでした。
ちなみに、国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申請書は本人の直筆が必要だったため、妻の分の申請書と返信用封筒を頂いて帰ることに。
余談ですが、担当者からネット上で年金の状況を確認できる「ねんきんネット」の加入を促され、アクセスキーまでいただいてしまいました。
帰宅後、ねんきんネットに加入することには成功。
厚生年金としてのこれまでの納付金額が1800万円以上になっていました。
けれども、マネーフォワードとの連携がうまくいかず現在調査中。
今は、コンビニでの支払いについて何かオトクは無いか思案中です。
4 まとめ
年金については勉強することも少なくなく、かつ、制度そのものも改正し続けているので分かりにくい部分は確かにあると思います。
けれども年金はセカンドライフを支える大きな柱であることは間違えないのでこれからも興味を持ちつつ活用していきたいと思います。
「消えた年金」など、ネガティブなイメージが先行しがちですが、調べれば調べるほどいろいろなオトクなテクニックが見つかるとともに、セカンドライフの頼もしい相棒としての存在感が増してきます。
今後も、年金について学んだことを情報発信していきたいと思います。
おつきあいいただき、ありがとうございました。