こげぱんの資産運用

ピンチはチャンスなりをモットーに株式投資を中心とした資産運用についてつづります

オリックス【8591】~オリックスカーシェア雑感

投稿日:2020.6.28、更新日:2020.8.18、2021.1.21

こんにちは!

この記事は、オリックス【8591】の株式に関心のある方に対して、株主としてのコメントをまとめたものです。

なお、アライブNo.62(2022年3月期第2四半期の株主通信)とオリックスカーシェアの利用雑感を追記して記事を更新しています(更新箇所は青字です)。

【目次】

 【株主総会が実施された新高輪プリンスホテル「飛天」のロビー】

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1 オリックス について

⑴ 会社概要

2021年に25年ぶりに優勝したプロ野球バッファローズを有する金融サービス会社です。

金融と言っても国内外のさまざまな分野に進出しており事業内容を理解するのは結構大変です。

セグメント

コロナ禍において、オリックスのビジネスはそれ以前の6つのセグメントから10のセグメントに変更されています。

コロナ禍の厳しい状況下、責任の明確化を図ったのかもしれません。

なお、株主通信では

・法人営業・メンテナンスリース

・不動産

・ORIX USA

・ORIX Europe

・アジア・豪州

の5つのセグメントが大きく伸張したとのことでした。

目標とする経営指標

3つの目標とする経営指標が明示されており、経営の実態の理解に役立ちます。

・利益成長(当期純利益) 目標:3000億円  実績:3027憶円

・資本効率(ROE)    目標:11%     実績:10.3%

・健全性(長期信用格付) 目標:A格以上を努力  実績:A格以上

資金調達を重視することから格付けを目標としているところに特色があります。

また、格付けというのはアナリスト評価に株価が左右されるということを和らげる効果もあるようです。

⑵ 株主になったきっかけ

優待が魅力だったことと、コロナ禍の影響で株価が割安だったことからまずは夫婦で、次に家族全員で株主になっています。

キャピタルゲインはあまり期待していませんでしたが意外と緩やかな右肩上がりです。元々配当や優待に魅力を感じたことから長期で付き合いたいと考えています。

⑶ 経営分析

収益性

・売上高総利益率:41%

・売上高営業利益りつ:28%

高い収益率のビジですモデルであることが分かります。

安全性

流動比率(200%以上が望ましい):334%

自己資本比率(30%以上が望ましい)26%

短期的な安全性は流動比率から問題ないと考えます。

中・長期的な安全性を見る自己資本比率は30%に届きませんが金融関連であることから、安全性に問題となるレベルではなさそうです。

効率性

有形固定資産回転率:2.64

低めの数値ですが、不動産開発事業に関係していると考えられます。

オリックスカーシェアのメンバーズカード】

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2 株主総会

⑴ 2021年の株主総会

第58回定時株主総会 2021年6月27日(金)グランドプリンスホテル新高輪

他の企業と競合したため参加できず。

株主総会の動画は見ることができます。

ただし、質疑応答はカットされていました。

個人的には質疑応答も公開した方が経営陣安定感がしっかりと伝わると感じています。

⑵ 2020年の株主総会

2020年6月26日(金) グランドプリンスホテル新高輪「飛天」

初めて参加しました。

この頃の株主総会ではKDDIのように

・「総会は30分で終わらせたいと思います。」

・「質問は一人一問を厳守してください。」

など逃げの姿勢の社長が多く見受けられます。

けれども、オリックスの井上社長は積極的に株主からの質問を受け入れる議事進行を行っており、好感が持てました。

特に、マンション管理に関するサービス品質のバラツキについての株主からの意見に対しても発言者だけでなく多くの株主が「それはそうだよね」と納得のいく回答をされていました。

また、バッファローズの低迷については一番頭の痛い問題のひとつであるとのこと。

コロナ禍で、試合数が少なく短期決戦のため実力の差が生じることなく善戦するのではないかとの期待も空しく予想通りの大低迷を続けるバッファローズ

それでも球団の広報としてペイしているということは驚きでした。

⑶ 株主還元

配当

配当には力を入れているように思います。

一株あたりの配当と配当性向の実績は以下のとおりです。

2018年3月期:66円(27%)

2019年3月期:76円(30%)

2020年3月期:76円(32%)

2021年3月期:78年(50%)

2021年9月(中間):39円

株主優待

ふるさと優待(カタログギフト)と株主優待カードがあります。

3年以上保有者に対してはふるさと優待は商品がアップグレードする優遇があります。

また、株主優待カードではカーシェア新規入会の特典やレンタカーのお得なキャンペーンの特典が受けられます。

さて、初めての優待が届きました。

ふるさと優待Bコース(3年未満) 

東京都からチーズ・プロシュート・ハモンセラーノ詰合せ(2020.8) ★★★★☆

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注文して、1か月ちょっとでした。

普段、なかなか手が出しにくいちょっとお高めの美味しいチーズが堪能出来て満足してます。

もう少し欲を言えば、もう少し量があればさらに良かったと思います。

株主総会のお土産

2020年の総会ではお土産はありませんでした。

帰り際にペッドボトルのお水南アルプスの天然水」を頂きました。

自社株買い

・2021年3月期:558億円で自社株買いを実施。

・2022年3月期:500億円の自社株を取得予定

堅調な株価の背景には自社株買いの効果があると推測します。

cogepan20.hatenablog.com

3 株主としてのコメント

⑴ 今後の方針

長期保有を考えています。

理由は二つ。

一つ目は、株主重視の会社だから。

それは高配当、株主優待の充実、自社株買いというだけでなく、総会に足を運んだ株主の質問に真摯に答えようとする姿勢も含めてのこと。

株式投資は厳しい状況も少なくありません。

よって、そういった株主に報いようとする会社とは長く付き合うことが出来ます。

二つ目は、オリックスという会社が金融のプロ集団だから。

高い格付けに基づき大規模な資金調達を行いさまざまな金融のノウハウを活かして収益を上げるビジネスモデルは、個人投資家にとっても勉強になります。

もちろん、とても素人がマネできるレベルではありませんが、航空機のオペレーティング・リースプライベートエクイティの話など金融最先端の話を垣間見ることが出来ます。

お金を上手に働かせるという意味では、オリックスの企業活動を通じて学べるものは少なくありません。

学びながら、株主としての地位を楽しみながら、豊かになることを祈念しつつ株式をホールドしていきたいと考えています。

⑵ コロナ禍において、リーマンショック時ほど株価が下がらない理由

リーマンショックの時には株価が約10分の1(1株170円)に株価が下落したのにコロナショックでは2~3割程度(1株1200円)程度しか下げていません。

このことに触れているアナリストの説明を聞いたことはありませんが、格付けが効いているのではないかと考えています。

オリックスは調達した資金を融資することでビジネスが展開されています。

しかし、リーマンショックのような金融危機においては資金調達も容易でなくなる場合も想定されます。

そんな時、格付けが今回のようにAであれば信用が担保され、資金調達に関するリスクの低減が図られます。

ソフトバンク格付け会社からジャンク債と評価されたため、経営が苦しくなり4.5兆円の資産売却を強いられたことも符合します。

その意味で、リーマンショックの教訓を取り入れ、同じことが起きた場合に備えた経営に対してはきちんとPDCAが回っていると思います。

問題に対しては、”治療”するよりも、”予防”するほうが格段に良いということをコロナ禍で多くの経営者は感じたはず。

株主として、過去に生じた危機を乗り越えた経験を活かしつつ安定した経営を強く希望しています。

⑶  オリックスのカーシェアについて

断捨離の一環で愛車を半年ほど前に手放しました。

同時にオリックスのカーシェアを開始しました。

良かったことを列挙します。

・水素自動車、電気自動車、ハイブリッド車、ガソリン車など多種多様な車の利用

・年間の車維持費(駐車場代、保険料、税金、ガソリン代等)約60万円が毎月のカーシェア基本料金840円へ大幅削減

・メンテナンスが行き届いており故障の心配がほとんどない

・利用できる車種が毎年増えている

・夜間の利用が充実するなどお値打ちなプランが続々登場

・20歳前後のドラライバーでも保険が高いということはない

・実際に駐車場内で物損事故を起こした際の支払いは2万円で済んだ

などです。

お恥ずかしい話ですが、事故率の高い初心者ドラーバーほどカーシェアはある意味”お値打ち”なのかもしれないと実感しています。

【利用したトヨタの水素自動車 ミライ】

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4 まとめ

ふるさと優待個人投資家に人気でかつ高配当銘柄であるオリックスについて述べてきました。

個人的にもオリックスカーシェアを含め生活の中に深く関わっている会社です。

株主通信を読んで驚いたのは所有者別株主構成比率で個人は15%に過ぎなかったということです。

金融機関や外国人株主の意向で株主優待に積極的でない会社が多い中、15%の個人投資家のために手厚い株主優待を頑張っているオリックスには感謝しかありません。

お読み頂き、ありがとうございました。

 

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。

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