こげぱんの資産運用

ピンチはチャンスなりをモットーに株式投資を中心とした資産運用についてつづります

マネックスグループ(8698)について~アイデアを持っていることとそれを実行することは別

こんにちは!

 

この記事は、マネックスグループ(8698)に関心のある方に向けた株主としてのコメントを記したものです。

 

・カリスマ会長

・女性社長

 

 

【目次】 

 

 【株主総会会場となったベルサール東京日本橋

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1 マネックスグループについて

⑴ 会社概要

 ネット証券大手で、暗号資産会社のコインチェックを傘下におさめています。

 

■セグメント

次の5つの事業領域を有しており、一番の収益源はクリプト・アセット事業です。

名実ともに仮想通貨銘柄となっているとみて良いでしょう。

・日本

・米国

・アジア・パシフィック

・クリプト・アセット事業

・投資事業

 

⑵ 株主になったきっかけ

マネックス証券が上場した2004年頃から(ずっとではありませんが)の長い付き合いです。 

マネックス証券コインチェックビットコイン積立投資中)の利用者でもあります。

⑶ 経営分析

計算書類が他社とちょっと異なっています。

増収増益です。

■収益性

・収益に対する税引き前利益率は27%

高い収益性と考えます。

■安全性

・負債比率:1448%

自己資本比率:6%

金融のプロが集う集団ですから安全性については十分認識して経営に当たっていると思います。

数値的には極めて脆弱に見えますが、他の大手証券会社も同様なレベルです。

大手証券会社の財務はこのレベルがスタンダードなのだと考えます。

 

■効率性

棚卸資産回転率:1.75

数値だけ見ればあまり効率的とは言えません。

けれども、金融機関なのできっと効率的なお金の使い方をしていると思います。

そもそも、証券会社の棚卸資産とは何か?

新規開発中の金融商品などでしょうか。

それにしては、棚卸資産の金額が450憶円以上ということもあり、 額が大きすぎます。

すみません、良く分からないことばかりです。

ただし、マネックスグループの理解を深めることが、金融リテラシーの向上につながることは確かなようです。

 

 

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2 株主総会

⑴ 株主総会

第17回定時株主総会 2021年6月26日(土)ベルサール東京日本橋

松本会長によるとマネックス株主総会は毎年晴れとこのと。

今年も晴れました。

あいにく今年は、他社の総会と競合したため最後しか参加できませんでした。

会場からの質問に対して丁寧に回答している様子が伺えました。

 

(終了15分前の)質疑応答 

Q.暗号資産の今後についての展望は?

A.東インド会社(世界初の株式会社)の例を挙げ、新しいものやイノベーティブなものは最初は問題があることが多い。しかし、それを乗り越えていくことも大切。

Q.包括的業務提携をした新生銀行との今後の展開は?

A.新生銀行の顧客が得られる。今後は銀行の機能を付加していく。

Q.貸株についてもっと使いやすくならないか?

A.貸株はま当社が20年近く前に発明したサービス。難しい問題もあるが使いやすくしていきたい。

Q.STO市場についての見解は?

当社はSTO協会の理事でもあり、セキュリティ・トークン(デジタル証券)に関心をもって検討中である。

また、ブロックチェーン債を発行した実績もある。

STOにしっかりと取り組み、時価総額向上につなげたい。

 

最後に上程されていた

・定款一部変更の件

・取締役選任の件

について採決が行われ承認され、総会は閉会となりました。

 

⑵ 株主還元                        

 ■配当

一株当たり年間12円の配当

総還元性向((配当金支払総額+自己株式取得総額)÷親会社の所有者に帰属する当期利益)は75%を目途とするそうです。

安定した配当政策は株主としても歓迎です。

株主優待

株数に応じたマネックスポイント

 

3 株主としてのコメント

 ⑴ アイデアがあることとそれを貫き通すことは別

毎年6月下旬の土曜日に行われるマネックスの 総会では、最先端の金融市場や金融商品等の動向について様々なアイデアが得られます。

今回も、セキュリティ・トークンについて知るきっかけを得ることが出来ました。

ただし、最先端のアイデアがあることとそれを実行し意味あることにつなげることは別です。

 

知らない<知っている<<出来る<<<習慣化している<<<<意味あることにつなげる

 

そんなイメージです。

 

具体例を挙げると、昨年の総会ではアクティビストファンドという商品を取り上げて、「今までは顧客に情報とツールを提供して手数料を頂き、あとは顧客自身におまかせというスタイルだったが、今後は、信託報酬の商品を育て顧客も会社もウイン・ウインの関係を目指す!」

と話されていました。

けれども、1年経って結局、暗号資産銘柄として手数料ビジネスに大きく依存したままというのが現状だと思います。

一方、信託報酬中心のビジネスを展開し、顧客と会社のウイン・ウインの関係を実現している会社もいます。

ロボアドバイザーNo1企業のウエルスナビです。

ちなみに、ウエルスナビの時価総額は上場後1年未満にもかかわらず約1,800億円(2021年7月22日時点)。

時価総額約1,700億円のマネックス・グループを超えています。

残念ながら、信託報酬による顧客と会社のウイン・ウインというビジネスモデルの正しさは、マネックス証券ではなくウエルスナビによって実証されてしまいました。

 

もっと、厳しいことを言えば今年の1月にコインチェックで、4月にマネックス証券でそれぞれシステム障害が生じています。

このことは、新しいアイデアを実行に移すどころか、恒常業務についてもしっかりと実行していく力が会社に備わっていないことを意味しています。

 

マネックス・グループの実行力不足、現場の疲弊などいろいろ気になる点はありますが、

”言うは易く行うは難し”

の大切さを今年も総会会場を後にする際に感じました。

 

 ⑵ 女性社長について

清明社長が今回の総会で取締役にも選出されました。

おめでとうございます。

昨年の総会で、初めてお見掛けした時は会長にメッセージを届ける女性事務員かと勘違いしておりました(すみません)。

趣味がジョギングや登山、そしてお酒も強いということで共通の趣味をお持ちのこともあり、個人的にも応援しています。

頑張ってください。

 

 

おつきあいいただき、ありがとうございました。   

  

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。 

 

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