こんにちは!
先日、マネックス証券が開催する対面セミナーに参加してました。
テーマは
『岡本&リンドクイスト氏が語る米国マーケットとETF最前線』
というもの。
結論としては
「米国マーケットについては金利上昇に伴う厳しい状況が続いるが、5年単位の長期で考えれば投資する価値がある!」
という内容だったと理解しました。
この記事は、その時のことをまとめたものです。
【目次】
1 概要
令和4年10月26日(水)に1830〜2100までの間、六本木ヒルズの49階で実施されました。
約百名弱の方が参加。
色々な話を伺うことができて有意義な時間を過ごせました。
2 米国株投資について
普段は100社前後の株主として株主総会に出席しブログにアップしていますが、米国株にも投資をしています。
日本企業に比べて米国企業の方が適者生存の中を勝ち残った経営のしっかりとした企業が多いという印象を持っています(なんと、日本企業の7割が赤字経営)。
個人的には、マネックス証券で個別の米国株を購入し保有中です。
また、同社を通じてeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の投資信託の積立も実施しており、27.45%の評価益を得ています。
ちなみに、マネックスグループにはコインチェックという暗号資産を扱う子会社がありますが、そこでビットコインの積立投資もしています(こちらは含み損)。
米国株投資については約3年程度で、まだまだ勉強中ということもあり本セミナーでしっかりと学ぶつもりで参加しました。
【いただいた資料やドリンクなどなど】
3 セミナー
セミナーは休憩を挟んで2本。
内容の濃いものでした。
⑴ リンドクイスト氏のセミナー
ファースト・トラスト社に勤める講師がシカゴから来日。
同時通訳で米国市場やETFについての話を拝聴しました。
主なポイントは下記の通りです。
・ファースト・トラスト社の紹介(全米6位、25兆円の資産残高)
・ファンドの運用は個人に依存せず、チームで運用している。
・米国のリセッション入りの可能性が高い。
・債権(社債)アクティブ運用に注力する。
(市場に”欠落”がありそこに投資の機会が見出せるため。)
・金利上昇によりグロース株は下落。
・過去の分析を踏まえると、小型バリュー株、エネルギー関連、大型バリュー株などが資本材に恵まれている点で有望ではないか。
・米国株の現状はフェアバリュー。
・株式はパッシブ運用。
⑵ 岡本氏によるセミナー
続いておなじみのハッチさんによるセミナー。
主なポイントは下記の通り。
・今年は投資が難しい年だった。
・2割以上下落したS&Pだが、円安を考慮するとプラスで今年は終わる可能性あり。
・現状は、個人もプロも弱気の相場。
・歴史を踏まえると、金利上昇のピーク後の株式は買われる。
・長期的にはイノベーションの盛んな米国企業に投資をする価値がある。
(デンバー空港での気の利いた情報案内、Uber移民運転手の年収600万円、アップルのスマホ、アマゾンの無人店舗、テスラの自動運転車などの例を説明)
・スマホ市場以上に、自動車市場やヘルスケア市場は規模が大きくなると予想。
・時間分散を効かせながら、5年後の絵姿を想像しながら投資することが大切。
【セミナー会場からの眺望】
4 感想
⑴ 良かったこと
まずは、久しぶりの対面セミナーを開いていただき感謝。
オンライン以上に、色々な情報を五感で感じ取ることができました。
併せて、さまざまな投資家さんが集っていることからも良い刺激を受けました。
資料と共に筆記具をいただいたり、ドリンクサービスがあったりして来場者への配慮もありがたかったです。
また、会場から見える夜景も印象に残っています。
⑵ 気になったこと
質疑応答の時間はありませんでした。
やはり対面セミナーということで参加者からの発言に対する感染症対策などを考えるとちょっと難しかったのかもしれません。
ただし、休憩時間に質問した際には丁寧にお答えしていただけました。
また、ETFのパンフレットをいただいていましたので、それを使っての説明の時間をもう少し長くしたほうがよかったのでは・・・、と気になりました。
5 まとめ
米国市場やETFについて所要の知識が得られました。
でも、それ以上に、分散投資の勧めや5年後の未来図を意識した長期投資の大切さなど、投資家を思いやる講師の気持ちがありがたかったです。
リスク管理につとめながら、”チリツモ”的に米国株投資を継続していきたいと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。
※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。
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