こげぱんの資産運用

ピンチはチャンスなりをモットーに株式投資を中心とした資産運用についてつづります

アルベルト(3906)について

こんにちは!

 

この記事は、アルベルト(3906)に関心のある方に向けた株主としてのコメントを記したものです。

 

・AIビジネス成長分野、データサイエンティストとカタリスト戦略

・上場後6年間で2度の不祥事

 

【目次】

1 アルベルトについて

⑴ 会社概要

⑵ 株主となったきっかけ

⑶ 業績

 

2 株主総会

⑴ 株主総会

⑵ カタリスト戦略

 

 

3 今後の方針 

 

 【株主総会が行われた住友不動産新宿グランドタワーベルサール新宿グランド)】

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1 アルベルトについて

⑴ 会社概要

アルベルトは流行りのAI企業、データ分析の会社です。

名前は、アルベルト・アインシュタイン博士にちなんでいて、

 

既成概念にとらわれない革新的な理論とアイディアで世界をよりよくしていきたいたい

 

という想いが込められているそうです。

 

特徴としては、トヨタ東京海上日動火災KDDI三井住友フィナンシャルグループ、マクニカ、日本ユニシスなど、各産業のリーディングカンパニーを顧客に持つ点。

特に、トヨタと資本業務提携しており、第2位の大株主であることが目を引きます。

 

多くのデータサイエンティスト(2020年9月時点では250名)を抱える強みが評価された結果だと考えます。

 

一方で、創業メンバーによるインサイダー取引、現社長による不適切会計などの不祥事も発生しています。

 

上場6年目の時価総額260億の会社なので、他の成長企業同様にいろいろなことで株式が乱高下していくことを予想しています。

 

 

⑵ 株主となったきっかけ

 

2018年12月25日(権利付き最終日)に購入しました。

アルベルトのチャートを俯瞰してみると、低迷していた株価が一気に1万5千円まで急騰しました。

その状況を、

「AI銘柄だからそのまま長期的に上昇トレンドになるだろう」

と判断。

1万5千円が1万2千円を割り込んだところで

・押目が来た

・NISA口座枠が使える

と判断して購入。

しばらくは、同水準をもみ合っていましたが、その後は下落トレンド

典型的な高値つかみ。

現在の株価は買値の半分程度で推移。

NISA口座がきれる来年までに重大な局面を迎えそうです。

 

⑶ 業績

増収減益

減益の理由は特別損失として、外部調査委員会による調査費(約1億7千万円)の計上。

そして外部調査委員会による調査とは、不適切な売り上げ計上が指摘されました。

この結果、再発防止として

①再発防止策の実効性を担保する体制

CFOの役割の明確化及び充実化

③教育・研修を通じた会計に係る知識・コンプライアンス意識の強化

④適切な会計処理に関するルールの整備及びコミュニケーション環境の改善

⑤不適切な会計処理に関与した役職員に対する適正に処分

に取り組むとのことでした。

特に、⑤に関しては、松本社長が報酬の減額及び自主返納の処分を受けています。

また、今回の件で独立監査人が変わっています。

さらに、招集通知によると”期ずれ”もあったとのことです。

 

・収益性

 売上高総利益率は62%

 売上高営業利益率は9%

粗利率の良さが際立っています。

販管費の多くは、大学院卒のデータサイエンティストを250名も抱えていることによる人件費と推察します。

 

・安全性

 流動比率は888%

 自己資本比率は90%

なかなかお目にかかれない数値です。

強固な財務体質と言っていいと思います。

 

 

2 株主総会

⑴ 株主総会

第16回定時株主総会 2021年3月26日(金)住友不動産新宿グランドタワー

今回は都合がつかず、欠席しました。

過去に参加した際、松本社長が自信をもって経営に臨んでいる姿が印象的でした。

いろいろありましたが、さらなる奮闘を期待しています。

 

アルベルトは、トヨタが大株主となったことで株式の希薄化が生じていると言われています。

株数が増えることにより一株当たりの利益が低下します。

それを嫌って売却する株主がいたことも株価低迷の一因と考えられます。

そして今回の決議事項の中で

定款一部変更の件があり、発行可能株式総数を現在の

現: 9,500,000株

新:17,810,000株

となりました。

変更の理由として、流動性の向上、将来の事業拡大に備えた機動的な資本政策の遂行を可能にするためとあります。

事業拡大には寄与しますが、株数がさらに増えることの株主に与える影響はどうなのでしょうか?

懸念材料です。

 

⑵ カタリスト戦略

カタリストというのは触媒の意味。

トヨタ東京海上KDDI、三井住友などの大手企業の間のデータ分析を通じて新たな価値を提供しつつ非連続的な成長を遂げるという戦略。

例えば、車に関する膨大な事故の情報(ビックデータ)を解析することによって新たな保険商品が生まれるかもしれないという説明を聞いたことがあります。

Wi-Fiアクセスポイントから最寄りのおすすめレストランが紹介されるなどのサービスも魅力的です。

産業間のAI・データシェアリングによるAIネットワーク化社会の実現を目指す戦略に注目しています。

 

 

 

3 今後の方針

 

第4次産業革命(知識集約産業)が進行中と言われています。

①IOT(モノのインターネット)によるさまざまな情報のインプット

②ビックデータを活用した一次情報の蓄積

③AIを駆使した新たな価値の創造

④RPA(ロボット)を使った効率的なアウトプット

から構成されていると言われています。

アルベルトはその第4次産業革命に関わる企業であり、日本の繁栄にも貢献しうる位置づけにあります。

また、コロナ禍においてはデータサイエンティスト7名が厚労省に派遣され、人同士の接触頻度の分析を行う任務を達成するなどの実績もあります。

 

そのように、成長が期待され応援したくなるような会社ですが、2度の不祥事を起こしていることも事実です。

NISA口座の5年間がきれるまでに売却することになるとは思いますが、もう少し長い時間軸で見た場合、再度、特定口座での保有も検討中です。

個人的に、AI関連企業の複数の株主でもありアルベルトから得た教訓は他の銘柄の投資にも活かせると考えます。

アルベルトやAI関連銘柄の投資における適切な判断をするためにも、そして現在進行形の第4次産業革命のトレンドをつかむためにも、引き続き、アルベルトのことを深掘りしていきたいと思います。

 

 

おつきあいいただき、ありがとうございました。   

  

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。 

 

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