こげぱんの資産運用

ピンチはチャンスなりをモットーに株式投資を中心とした資産運用についてつづります

M&Aキャピタルパートナーズ(6080)について

こんにちは!

 

この記事は、M&Aキャピタルパートナーズ(株)に関心のある方に向けた個人投資家(株主)としてのコメントを記したものです。

 

■会社概要

業界2位M&Aの仲介業社です。

自分が投資しているM&A関連会社は次の5社とともにご覧下さい。

 

1 日本M&Aセンター(2127)

  業界ナンバーワン、質の高いサービス

  経営トップ:営業職、世代交代済み

2 M&Aキャピタルパートナーズ(6080)

  業界2位、ライオンのCM、社員の高額報酬で有名

  経営トップ:理系、大手ハウスメーカーの設計・営業業務を経て創業

3 ストライク(6196)

  業界3位、ネットを駆使した経営 

  経営トップ:公認会計士

4 GCA(2174)

  売却専門 欧米に強み

  経営トップ:公認会計士、大学教授歴任、著書多数

5 明南M&A(7076)

  名古屋拠点、医療業界に強み

  経営トップ:コンサルタント中小企業診断士

 

この中で、M&Aキャピタルパートナーズについては、ライオンのCMや社員の高額年俸報道などから”派手な印象”が強すぎて、正直、あまり良いものではありませんでした。

また、家族名義のNISA口座で長期間保有していたため、自分自身は株主総会に出席することはこれまでありませんでした。

しかし最近、自分自身が特定口座で保有することとなりました。

そして、2020年12月に初めて株主総会に出席してみて、社長の話を聞いてみるとそれまでとは反対に、”堅実な印象”を持ちました。

このことをきっかけに会社に対する興味が湧いてきたので、過去に家族が株主総会に出席した時のお土産である社長の著書を読んでみることに。

 

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M&Aだけでなく、中小企業並びに中小企業経営者とその親族について多く知ることのできる良書だと感じました。

 

経営状態を見てみます。

収益性を示す売上高に対する営業利益率は43%、安全性を示す自己資本比率は86%と安全性を確保しつつ高成長を維持しています。

 

株主総会が行われたサピアタワーから眺める東京駅周辺】

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■第15回定時株主総会

2020年12月18日(金)にサピアタワーにて株主総会が実施されました。

株主総会参加は初めて。

出席者は十数人ほど。

決議事項は取締役と監査役選任の件の2議案であり、本総会をもって可決。

 

社長からは、減収減益となったものの、受注残を表す前受け金残高が過去最高となったことやコロナ禍の影響を最小限に抑えたことを根拠として、明るい見通しが示されました。

インセンティブ制度の説明として、給与ではなく業績に連動した賞与を重視しているとありました。高額年俸の理由が何となく分かったような気になります。

また、新株予約権についても行使できるようになるのは55歳からと言及されており、株主と社員がWIN-WINの関係になることをねらったものと思いました。

さらに、訴訟が多いこの業界にあって、今まで1件の訴訟もないことの”強み”が強調されてており、全体としては好印象です。

 

主な質疑応答について紹介します。

 

・Q.採用状況は?

 A.採用スピードは保守的で25%だが、内定辞退がいないため妥当と考える。

・Q.会社がまだ小さかった時に最も苦労したことは?

 A.顧客からの信用をいかにして獲得するかが最優先事項だった。

・Q.手元キャッシュが2割増加してるが使い道は?

 A.M&Aを検討中である。

・Q.外部取締役1000人不足と報じられているが御社は大丈夫か?

 A.担当取締から”問題ない”(外部取締役の発言なし)

・Q.同業他社が増収増益の中、何故、減収減益か?

 A.少数精鋭で業務をこなしているため生産性は高いが、ブレも大きい。直接的には期ずれの影響だが、背景には業績の平準化という課題がある。

 

理系だからというわけではありませんが、社長の話は丁寧で、根拠をもって論理的に話されているように感じました。

どちらかと言えば、同業他社の社長の回答がキーワード(時には難しい専門用語)を中心とした直観的なものとは対照的をなすものでした。

 

また、出席した株主が少人数だったことから総会終了時に拍手はありませんでしたが、新取締役の紹介時に拍手があったことは良かったと思います。

 

 

■株主還元について

配当はありません。

成長企業として理解されているためと考えます。

 

株主優待としてはクオカード3000円を今年も頂きました。

ありがたいです。

 

株主優待 クオカード3000円】

 

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■業界2位から1位への可能性はあるのかそれとも・・・

 

業界2位から1位への可能性はあるのか?

訴訟が1件もない、「着手金+月額報酬+企業評価レポートの作成=ゼロ円」というのは時間とともに信用を蓄積し会社にとって大きな強みになると予想します。

その意味では、将来業界トップになることも考えられなくもありません。

ただし、そのためには大きな”節目”があると思います。

それは、M&Aキャピタルパートナーズの後継者問題

いい意味で社長のトップダウンに負うところが大きい会社ですが、今回の役員の質疑応答から力量不足を感じました。

業界の地位云々以前に、ゴーイングコンサーンとして永続できる態勢確保への着手が急務です。

既に、日本M&Aセンターは創業者からの経営トップの交代がなされると同時に、役員人事でも、社内生え抜きの若手や女性、外国人がバランスよく登用されています。

組織力を総合的に発揮できるようになるかどうかがますます問われるようになるでしょう。

業界における価格競争、人材引き抜きなどは激しさを増しており、社長独力で対応できるものではありません。

社長のトップダウンと社員からのボトムアップのマッチングが会社の将来を大きく左右するように思われます。

引き続き、株主としてモニターをつづけます。

 

おつきあいいただき、ありがとうございました。

 

 

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。