こげぱんの資産運用

ピンチはチャンスなりをモットーに株式投資を中心とした資産運用についてつづります

グローバルダイニング~「権八」や「ラ・ボエム」で有名な感動志向の和・洋レストラン展開

こんにちは!

 

こげぱんです。

 

この記事は、グローバルダイニングの株式について関心のある人に向けた、個人投資家としての所感をまとめたものです。

 

【目次】

1 グローバルダイニングについて

 ⑴ 会社概要

 ⑵ 株主となったきっかけ

 ⑶ 経営分析

 

2 株主還元について

 ⑴ 配当

 ⑵ 株主優待

 ⑶ 株主総会のお土産

3 株主としてのコメント 

 ⑴ 株主総会の様子

 ⑵ お店にて

 ⑶ 投資方針 

 

1 グローバルダイニングについて

⑴ 会社概要

都内を中心に権八(ごんぱち)やラ・ボエムなどの和・洋レストランを展開しています。特に、権八 西麻布店は、ブッシュ元大統領と小泉元首相の「居酒屋会談」、あのタランティーノ監督の「キル・ビル」のシーンのモデルとなったくらい、世界的に有名。社長の話では、2019年のラグビーワールドカップでは、海外からの訪日客で店はあふれ、日本人の予約が取れなかった程の人気だったそうです。

今後は、「デリバリー」、「テイクアウト」、「ファスト・ファインカジュアル」、「エンターテイメント」、「ヘルシー」の5分野に力を注ぐとのことです。

 

⑵ 株主となったきっかけ

2016年に大ヒットした『君の名は。』を見て、ミーハーにも新宿御苑ラ・ボエムに行き、すっかり気にいったことで株主となりました。

会社の掲げている『お客様に感動して頂き、そして社員も感動するための最高の舞台を提供します』というミッションのとおり、思い出に残るレストランが魅力です。

 

⑶ 経営分析(株主総会の招集通知より)

・収益性については、今期のみならず厳しい状況が続いています。営業利益率は前年同期比に比べると200%を超える向上ですが、売上高営業利益率はほとんど0%。

・安全性については、比較的良好だと考えます。流動比率当座比率ともに100%以下となってる点は懸念材料ですが、社長が株式の6割以上を持つ大株主であることから、自己資本比率が高いこと特筆すべき点です。さらに、招集通知に、資金調達は自己資金および借入金で賄うとされていますが、負債比率が100%以内であることも安心材料です。

 

・効率性については、売上債権回転率及び棚卸資産回転率が小売り平均を上回っています。長年の経営ノウハウが生かされているのではないかと思料します。

 

2 株主還元について

⑴ 配当

なし

 

⑵ 株主優待

500株以上の株主~株主優待証(15%割引) 

6月末の株主は9月中旬に優待が届いたようです。

株主優待券 ちょっと手作り感があって良い!】

f:id:cogepan20:20200916213037j:plain

 

 

⑶ 株主総会のお土産

お店で使える1500円分の商品券を頂きました。

家族で、来場し、商品券を頂いてすぐに総会を後にされる方も散見されました。

 

株主総会のお土産】

f:id:cogepan20:20200916212357j:plain

 

3 株主としてのコメント

⑴ 株主総会の様子

株主総会に行くのは2回目。

今回の質問は、同業者と思われる方からの鋭いものが多かったように思います。

・店舗削減は入居ビルの老朽化のため

・米国レストランの低迷はハッピーアワーの廃止が一因

・お客様感謝イベント(30%引き)で従業員のモチベーションもアップ

・コロナが大恐慌レベルになれば飲食店業界で生き残るのは2社に1社程度という覚悟が必要

など、誠実で分かりやすい回答に好感が持てました。

 

⑵ お店にて

JR浜松町駅南口の金杉橋口をでて目の前に19年8月にオープンした『バルティザンブレッド&パスタ』に行ってきました。

大切な人と一緒に時間を過ごしたくなるようなお店でした。

 

パルチザンブレッド&パスタ】

f:id:cogepan20:20200916212445j:plain

 

自家製のパンの上にアボ̚カドとカリフラワーをトッピングしたヘルシーなヴィーガン料理を頂き満足。

f:id:cogepan20:20200916212424j:plain

 

⑶ 投資方針

株式を少しずつ買い足しており、株主優待券を頂けるまでに至りました。収益は厳しいものの、社長が大株主であることによる財務の安定性、顧客満足(CS)と従業員満足(ES)を追求する姿勢、1973年10月創業以来、47年という長い年月の間、数々の危機を生き抜いた知恵を活かし、このコロナショックの後も生き残るのではないかと考えます。

 

また、社長は以前、優秀な人材確保も会社の成長ストーリーを実現するためには必要不可欠とおっしゃっていました。

この数十年に1度という機会に、優秀な人材、そして、高い収益が見込まれる土地・建物の確保できるか否かが今後10年を大きく作用すると考えます。

持株は適時売買しながらも、感動するレストランを気持ちよく利用させていただけるよう、株主優待を更新し続けていこうと考えています。

令和2年9月15日をもって東京23区の営業時間短縮要請も解除され、売り上げの拡大も期待されます。

 

おつきあいいただき、ありがとうございました。