こげぱんの資産運用

ピンチはチャンスなりをモットーに株式投資を中心とした資産運用についてつづります

フォーカスシステムズ(4662)について

こんにちは!

 

この記事は、フォーカスシステムズ(4662)に関心のある方に向けた株主としてのコメントを記したものです。

 

・恩株について

・三次電池の特許について

 

【目次】 

 

【会社から頂いた冊子】

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1 フォーカスシステムズについて

⑴ 会社概要

公共向けシステム開発に強みを持つ会社です。

システムインテグレーション、ITサービス、情報セキュリティが3本柱です。

■経営理念 

社員すべてが心と力を合わせ、企業の発展と成長を通じて、未来のより良い環境づくりに貢献する

■コーポレートスローガン

テクノロジーにハートを込めて

■経営ビジョン

・個人責任

・企業責任

・社会責任

■セグメント(構成比)

・公共関連事業(32.4%)

エンタープライズ事業(23.7%)

・広域ソリューション事業(19.2%)

イノベーション事業(24.7%)

注目すべきは、イノベーション事業。

三次電池他、画期的な技術の実用化が楽しみです。

⑵ 株主になったきっかけ

5年以上前から株主です。

情報セキュリティに関心があり当社の株式を購入しました。

当時はデジタルフォレンジング(デジタル社会における探偵のような役割)を大きくPRしていたようですが、最近は3次電池が話題になるなど、時代移り変わりの速さを実感します。

株価が2倍になり、2分割したところで100株を売却。

いわゆる恩株として100株を保有し続けています。

⑶ 経営分析

コロナ禍ですが、増収増益です。

■収益性

売上高営業利益率:6%

IT関連企業としてはちょっと物足りない気がします。

売上原価も販管費も高めとなっています。

■安全性

流動比率:215%

・負債比率:61%

自己資本比率:62%

財務的に問題は見つかりません。

ROEも10.3%であり、株主資本を遊ばせているわけでもありません。

バランスの取れた経営がなされていると考えます。

■効率性

棚卸資産回転率:331.69

増収増益とあって商品の売れ行きは好調であり、棚卸資産回転率の高さがそのことを物語っています。

 

株主優待ポイントで交換した精密ドライバー】

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2 株主総会

⑴ 株主総会

第45期定時株主総会 2021年6月29日(火) msbTamachi(田町)

参加できず。

なお、取締役選任の件の中で当社には退役自衛官が2015年6月から6年間就任し続けていることが他社にはない特徴だと思います。

⑵ 株主還元    

■配当

一株当たり24円(普通配当20円、特別配当4円)

予想配当利回り2.83%

株主優待

株数に応じたプレミアム優待倶楽部のポイント

                   

3 株主としてのコメント

⑴ 恩株について

株価が2倍になった時に半分を利益確定することによって残りの株と安心して付き合っていくことができるという考えがあります。

いわゆる恩株というものです。

基本的には良い考えと思いますが、問題がないわけでもありません。

・2倍以上に株価が上昇する場合の機会損失

株主優待権利の喪失

フォーカスシステムズの場合、100株となってからは株主優待の恩恵に預かっていません。

写真には唯一の優待である精密ドライバーを載せていますが、生活に潤いをもたらすことを考えると、恩株化の前に一息ついて優待のことを考えることも必要かもしれません。

⑵ 三次電池の特許について

三次電池とは、IoT機器の無充電を目指す技術です。

その原理は、昇降温に伴う熱サイクル特性により、繰り返し、安定した電圧が得られる特性を生かしたものです。

フォーカスシステムズのこの特許について報じられると2日間ストップ高を繰り返す人気ぶりでした。

普段は地味で堅実経営ですが、このように時々世の中の注目を浴びることもこの会社の魅力だと思います。

さまざまな分野で研究を重ねており、今後の成果が期待されます。

 

おつきあいいただき、ありがとうございました。   

  

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。 

 

 

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