こげぱんの資産運用

ピンチはチャンスなりをモットーに株式投資を中心とした資産運用についてつづります

ラックランド(9612)からの株主優待(2020年12月末~)

初投稿:2021.5.30、更新日:2021.11.17

こんにちは!

この記事は、東証1部銘柄のラックランド(9612)からの株主優待についてまとめたものです。

更新日に新たに頂いた3つの優待品を追記しています。

 

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1 ラックランドの株主優待制度

ラックランドの株主優待は年4回あります。

・12月末日・6月末日は東北地方の名産品詰め合わせ(3000円相当)

・3月末日・9月末日はECサイト「ご当地こわけ」にて使用できるクーポン券(2500円相当)

ここまで株主優待に力を注ぐ会社はそれほど多くは無いと思います。

ちなみに、ご当地こわけでは、商品がクーポン券の価格を上回るのでクレジットカードで補填しながら優待品を頂いています。

名産品では、品切れ商品が少なくないことが気になります。

 

2 頂いた株主優待

⑴ 2020年12月末:東北地方の名産品詰め合わせ

東北地方名産品詰め合わせには9コースが用意されています。

今回は初めての選択で、お酒がある7番の

亘理町・山元町復興への挑戦ギフト

を選択しました。

・お酒:清酒わたり藤五郎

・縛りたてジュース:ストロベリーピュア100しぼりたて

・果実酢:アセロラで酢

を頂きました。

 

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飲んでみた感想

お酒好きなのでさっそくお酒を頂きました。

飲みやすく美味しかったです。

日本酒はお米とお水でほぼ決まると言われており、その点では新潟や福島が地の利があるとされています。

けれども、清酒でこの味は、予想以上に美味しいものでした。

東北地方の復興に寄与する商品だと思いました。

また、アセロラも頂きました。

いかにもお酢らしい、ヘルシーな味。

お酒といいコンビだと感じました。

しぼりたてイチゴジュースは濃厚な味でそのままでも美味しかったですが、ヨーグルトやお酒との組み合わせも十分楽しめました。

⑵ 2021年3月末:ご当地こわけ

石巻自慢!食欲そそるおさかなセット』を2021年6月26日に頂きました。

株主優待クーポン2500円+クレジットカード1000円で3500円の商品です。

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美味しく頂きました。

また、食べやすかったと家族にも好評でした。

⑶ 2021年6月末:東北地方の名産詰合せ

三陸の旨味たっぷりほたてセット』

4400円相当品(郵送料1400円を含む)の優待品です。

【半分くらい食べた後の写真です】

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ホタテは好物ですし、冷凍による長期保存がききますので末永く楽しめるところが気に入っています。

⑷ 2021年9月末:ご当地こわけ

『釜石まるごと詰合せ』釜石大槌地区水産加工研究会を2021年11月16日に頂きました。

株主優待クーポン2500円+クレジットカード1000円で3500円の商品。

 

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こちらも日持ちもするので、長い期間楽しめそうです。

ただ、今回の優待で気になったのは”品切れ問題

優待通知を頂いた当日にサイトにアクセスしましたが、既に品切れ商品がいくつもありました。

用意する商品の数が少ないのか、株主が好む商品の偏りが大きすぎるのかいろいろ改善点はあると思いますが、ふつうに商品が選べられるような改善を求め

ます。

 

3 年4回の株主優待の効果は?

株主優待を実施している会社は数多くありますが、年4回でここまで充実している会社はそう多くはありません。

そこまでやるからこそ、株価下落においても”優待株”としての本領を発揮していると考えます。

実際、日経平均が3万円を超えた時期に購入し、その後の株価はは含み益を維持したままです。

ここまで株主優待制度を確立するまでにいろいろな工夫をされたと思います。

その継続的改善の勢い業績向上に反映されることを祈念しております。 

 

お読みいただき、ありがとうございました。   

  

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。 

#投資 #株式 #株主総会 #株主優待 #資産形成 #資産運用 #ラックランド #東北

  

クリエイト・レストランツ・ホールディングスからの株主優待

こんにちは!

 

クリエイト・レストランツ・ホールディングスから株主優待が届きました。

 

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100株の株主なので半年間で2000円分の優待券です。

 

日本全国に249ブランド、899店舗!

 

これだけあれば、使えるお店も多く優待を楽しめそうです。

 

先日、株主総会にも参加。

 

M&Aで大きくなった外食企業と言えばこことコロワイドが有名ですが、その企業文化は大きく異なります。

 

そんなことにも着目しながら、株主として会社を理解し、美味しい料理を楽しんでいきたいと思います。

 

おつきあいいただきありがとうございました。

 

#株式 #投資 #株主優待 #株主総会 #クリエイト・レストランツ・ホールディングス #外食

 

ドトール日レスホールディングス【3087】について~株主総会雑感とPBR0.7倍のブランド力

初投稿:2021.5.21、更新日2021.12.27、2022.5.28

こんにちは!

この記事は、ドトール日レスホールディングス【3087】に関心のある方に向けた株主としてのコメントを記したものです。

2022年5月の株主総会についての内容を追記し、記事をアップデートしています(更新箇所は青字です)。

株主総会で感じた3つの”虚構”

・個人がお金と上手に付き合うための3つの資本について

★★★

【目次】

株主総会が行われた渋谷 セルリアンタワー東急ホテル】 

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1 ドトール日レスホールディングスについて

⑴ 会社概要

ドトールグループとと日本レストラングループの合併会社。

カフェやレストランでおなじみ。 

総資産1182億円、売上高1093億円、時価総額689億円の事業規模。

時価総額が総資産や売上高に比べて小さいのは、市場や投資家からのブランド価値が低いことを意味しています。

会社は良い商品やサービスを提供することで、消費者へのブランド価値の向上を目指していますが、何故、投資家からのブランド価値はこのように低いのでしょうか?

ちなみに、会社のHPでは

「外食産業における日本一のエクセレント・リーディングカンパニー」を目指す!

とあります。

⑵ 株主になったきっかけ

カフェ仕事でドトールコーヒーを愛用していたため。

ちなみに、DVC(ドトールバリューカード)のプラチナランク会員(年間5万円以上購入)です。 

⑶ 2022年2月期の経営分析

収益性

・売上高総利益率:59%

売上高営業利益率:−2%

昨年に比べれば収益性は向上していますが、営業赤字であることはコロナ禍の影響から回復していないことを意味しています。

安全性

流動比率(200%以上が望ましい):300%

自己資本比率(30%以上が望ましい):80%

財務面では問題ありません。

社長も株主総会の中で財務基盤が盤石であることを述べていました。

効率性 

・有形固定資産回転率:2.43

昨年より若干回転率が高まっており、資金の効率性が高まっていると考えられます。

一方で回転率の高まりは、不動産等に投資があまりなされていないことでもあり、

「ある意味、”立地家業”である会社にとって、将来に対する不動産投資がどのように進捗しているのか?」

が気になっています。

⑷ 2021年2月期の経営分析

売上高3割減などかつてない厳しい赤字決算でした。

それでも会社経営には大きな影響はなさそうです。

連結計算書類から計算してみました。

収益性

売上高総利益率:58%(昨年は60%)

原価が低く粗利率は比較的高いビジネスモデルだと考えます。

ただし、外食産業は原価3割が基本であることを考えると、それほど優れているわけでもなさそうです。

安全性

流動比率:315%

当座比率:235%

負債比率:23%

自己資本比率:82%

事業報告のビデオでも触れられていましたが自己資本比率が高く強固な財務基盤であることが改めて確認できました。

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2 株主総会

⑴ 2022年5月の株主総会

第15期定時株主総会 2022年5月25日(水)セルリアンタワー東急ホテル

質疑応答

Q.EPS(一株当たりの純利益)の低下に対する対策について

A.既存事業の強化、とりわけ生産性の向上が縦横と考える。そのために、機械化やAIの活用による効率化や投資やサプライヤーとの協力におるコスト削減に努める。

Q.株主優待の拡充について(500株の株主から持株数に応じた優待の拡充の提案)

A.貴重なご意見、ありがとうございます。

Q.星乃珈琲が現金オンリーな理由(バリューカードも使用不可)について

A.バリューカードはドトールによるサービス。星乃珈琲は日本レストランシステムによる経営で別会社。システム統合には数十億円のコストが見込まれるため当面は現状のまま。

Q.社員教育について(店舗によってサービスの品質に差がありすぎる)

A.社員教育には力を注いでいるが、現実には十分ではないことも認識している。引き続き、取締役全員がクレームに目を通したり、パートナーコンテストによりサービスの品質を競ったりしながらサービスの向上につとめていく。

Q.為替の影響について

A.豆の買付への影響が考えられるが、半年先を見据えつつステークホルダーへの影響を考慮して取引を実施しており、直ちに大きな影響が出るとは考えていない。

Q.価格改定について&(500人のオーナーが10万ずつ出し合って、会社も5000万円負担し、1億円をかけてTVCMを行うことで客数ダウンの抑制を図る提案)

A.価格は原価の積み上げで決めればよいというものではない。お客様に喜んでもらえる220円の価格の価値を重視してほしい。一方で、企業努力で原材料価格を抑えることの限界も理解している。単価の高い商品やサービスの提供も検討している。

決議事項

●剰余金処分の件

●定款一部変更の件

●取締役9名選任に件

●監査等委員である取締役3名選任の件

●補欠の監査等委員である取締役2名選任の件

●取締役の報酬等の額設定の件

●監査等委員である取締役の報酬等の額設定の件

●取締役に対する譲渡制限付株式の割り当てのための報酬決定の件

滞りなく賛成・可決されました。

⑵ 2021年5月の株主総会

2021年5月25日(火) 第14期定時株主総会 セルリアンタワー東急ホテル

決議事項

・剰余金処分の件

・取締役10名選任の件

残念ながら大林会長は体調不良のため欠席。

株主総会開始とともに会場から拍手が沸き上がりました。

赤字に終わった事業報告につづき対処すべき課題が説明されました。

ドトール:テイクアウト商品の拡充、SNS強化

・日レス:収益性の高い立地を厳選する出店戦略

前から、

ドトールと日レスは同じ会社になる必要があったのだろうか?

と疑問を持っていました。

上記の課題を見ても、方向性が全く違います。

合併による相乗効果はあまり感じられません。

それでも、今回、それなりに合併した意味はあったのではないかと思いました。

それは、

・コロナ禍に左右されない強固な財務基盤

・株主からの質問にてきぱきと答える社長の(煙に巻く)答弁

株主総会招集通知で明記されている9つの事業リスクの明記(ここまでリスクを明記できる企業は多くない)

などを踏まえての結論です。

思うに、社内でドトールグループと日レスグループの激しい切磋琢磨が14年間続いてきたのでしょう。

その結果、コロナ禍にもたじろがない守りに強い組織づくりに寄与したものと考えます。

主な質疑応答

Q.既存事業の再強化の進捗は?

A.常に考え行動している。例えば、カフェレクセルのような派生型店舗もそのひとつ。

Q.M&Aの取り組み具合は?

A.準備はしているが、具体的案件はまだない。

Q.アジア市場を巡る展開は?

A.シンガポールをはじめ着実に取り組んでいる。

Q.(ドトールショップのオーナーから)今年は大赤字で借入金による債務超過の状態。来年から返済が始まり生きるか死ぬかの瀬戸際。価格改定の可能性は?

A.状況に応じて慎重に価格決定をしていく。

Q.経常利益率の5~7年後の展望は?

A.まずは、黒字復帰。中長期的には売り合が高経常利益率7%程度を目指す。

Q.プライム市場を目指すために社外取締役を3分の1以上に大幅に増やすのか?それともエクスプレインで逃げるのか?
A.現状でプライム市場は可能だと考える。取締役の急な大幅入れ替えは好ましくない。エクスプレインで対応する。

Q.大林会長の本に飲食業における不動産の重要性が書かれていた。ある意味、好機なこの時期の不動産戦略を推進し得る取締役はいるのか?

A.会長の本を読んで頂き感謝します。ご指摘の通り、飲食業はある意味”立地稼業”と認識している。天間取締役を中心に(豊富な経験を持つ社長も含めて)しっかりと取り組んでいく。

⑶ 株主還元

配当

一株につき12円

株主優待

食事券

●100株:1000円

●300株:3000円

●500株:5000円

 

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3 株主としてのコメント

⑴ サンマルクカフェとの比較(2021年5月時点)

サンマルク20店舗減、2期連続赤字、社長交代という状況です。

これに対してドトール日レスは50店舗増、黒字転換(赤字は1期のみ)、現体制維持です。

明暗を分けたのは何か?

両社とも、良い商品、良いサービス、良い店舗と言う点では差はそれほど無いように思います。

違いを分けたのはビジネスの”仕組み”の部分だと考えます。

四季報によるとサンマルクについては「・・賃料負担重く営業赤字継続。」とあります。

これに対して、ドトール日レスの社長は株主総会で、「我々のビジネスはある意味、立地家業」と答え、実践してきたことが業績に良い影響をもたらしていると考えます。

また、自己資本比率サンマルクの65.3%に対して、ドトール日レスは80.5%で資金の余裕の点でも有利です。

では、ドトール日レスの経営の強みの源泉は何でしょうか?

ドトール日レスの経営の強さ

やはりドトールと日本レストランの2つの会社の合併が現在の強みの源泉だと考えます。

「飲」とフランチャイズドトール「食」と自前の日本レストランの関係が相互補完であり理想的だったこと。

そして、結果を残せなかった鳥羽一族がドトールの創業であるにもかかわらず経営から手を引いているという実力主義

さらに、両社の切磋琢磨があったからこそ、守りに強く、そして攻めに転じやすい経営に繋がったのだと思います。

『外食・非常識経営論』

ドトール日レスの大林会長の著書を読むと、

「外食産業や小売業には、脇を固めることもせずに拡大路線に突き進む経営者が少なくない。」

とあります。

まさに、コロナ禍の外食産業に参考になる経営ノウハウが満載です。

著者である会長は批判の大切さを強調されており、その結果が「いい会社」に繋がったと説明されています。

そして批判は周りだけで無く自分自身に対しても有効であるとのこと。

自分に対する批判を忘れないことで、慎重かつ柔軟な判断が可能になるとの事です。

また、批判精神は、経営のみならず投資にも有効だと考えます。

銘柄選びを慎重に行い、見込み違いに気づいたら柔軟な判断(損切り)することで投資効率の向上が望めます。

さまざまな点で学ぶことの多かった一冊です。

【大林会長の著書】

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⑵ 株主総会で感じた3つの”虚構”(2022年5月時点)

なぜ、PBRが0.7倍と低いのか?

自分は何か重要なことを見落としているのではないか?

そのような問題意識を持って2022年5月の株主総会に参加しました。

そして、下記のような3つの”虚構”が関わっているように感じました。

ただし、ここでいう”虚構”とは嘘ということではなく、”多くの人々が正しいと信じ込んでいる話”という意味。

あの有名な『サピエンス全史』に登場した概念です。

3つの”虚構”は下記のとおりです。

ステークホルダー価値を最大にする”という虚構   

社長は会社に関わるさまざまなステークホルダーの価値の最大化に努めるとおっしゃっていました。

でも、実際には”お客様のため”という大義名分を利用してFCのオーナーの犠牲の上に会社の財務基盤の安定化を図っているのではないかと感じました。

その根拠は2つ。

●昨年も、今年もFCオーナー株主から価格改定の提案があったにも関わらず、社長からお客様のためにならないからと冷徹にその提案が否定され続けていること。

●その一方で、星乃珈琲でもドトールバリューカードを利用できるようにしてほしいというお客様の要望に対しては、システム経費が十数億円かかるからやらないと断言していること。

FCオーナーに対してはお客様のために自己負担を強いておきながら、システム経費の負担になるからと言って、お客様の利便性を重視しない経営を続けています。

絵に描いたようなダブルスタンダード

これでは、投資家の理解は得られません。

ちなみに、質問した株主の最寄りの星乃珈琲店は潰れたそうです。

”星乃珈琲は今後も続く”という虚構  

日本レストランが経営している星乃珈琲は今後も続くのでしょうか?

意外とジリ貧かもしれないと感じています。

そう考える根拠は2つ。

●神乃珈琲の登場

星乃珈琲と名前も業態もよく似た神乃珈琲ドトール系列で登場しました。

電子決済が可能でもちろんドトールバリユーカードもOKです。

星乃珈琲と完全に被っており、しかも消費者にとっては便利です。

ドトール珈琲農園の登場

最近、ドトール珈琲農園という新しいブランドのお店を利用しました。

外見はドトールですが、席に注文を取りに来てくれたり、店内に豪華なボックス席やシャンデリアがあったりしています。

星乃珈琲とドトール珈琲のいいとこどりをしたようなブランドです。

これでは、星乃珈琲がなくなっても消費者は何も不自由しません。

星乃珈琲の存在意義はどこにあるのでしょうか?

ドトールのブランド展開にちょっと”エグさ”を感じています。

ドトールと日本レストランがいつまでも一緒”という虚構   

ドトールバリューカードが日本レストラン系列のお店で使えないのはシステムをつなぐためのコストだけの問題なのでしょうか?

合併してから15年が経って、未だにシステムが別々というのはちょっと不思議に思います。

同じような大丸と松坂屋が合併したJFRのクレジットカードを以前保有していましたが、大丸でも松坂屋でも問題なく使えました。

大部分の会社では時間がかかっても統合する流れを辿るのが”ふつう”だと思います。

けれども、ドトールバリューカードは将来的にも日本レストラン系列で使えるようになる兆候は見当たりません。

ひょっとして、両社は将来また別々の会社になることを考えているのではないかという”妄想”が浮かんできました。

合併解消の可能性が否定できないのなら、15年経っても、お客さまに不自由をかけても、顧客情報を共有するメリットがあることが分かっていても、システムを統合しない現状に納得できます。

いずれにしても、一個人でも3つの”虚構”を感じるくらいなので、投資にシビアなマーケットからはより厳しい評価がなされていてもおかしくはありません。

そのことがPBR0.7倍という不人気につながると考えます。

ちなみに、サンマルクHDはPBR1倍。

さらに、いきなりブレーキがかかってGC注記(継続企業の前提に関する注記)がついているペッパーフードサービスですら、PBRは4.98倍。

上場を危ぶまれている会社よりも不人気であり、PBR1倍割れというのは尋常ではありません。 

         

4 金融リテラシーについて

2021年5月の株主総会で、FCオーナー株主の価格改定についての発言はよく覚えています。

同じドトール日レスのステークホルダーなのに、会社側は大幅赤字にもかかわらず経営基盤は盤石。

それに対して、カフェを営むオーナー側は生きるか死ぬかの瀬戸際。

このような天国と地獄の違いを生んだ違いは何か?

考え込んでしまいました。

もちろん結論には至りませんが、ひとつには金融リテラシーがあるのではないかと思います。

人がお金と上手に付き合っていくには3つの資本が必要と言われています。

●人的資本(首から上の頭脳労働力(スキル、知識、経験)、首から下の肉体労働力)

●金融資本(マネー、株、ETF投資信託、商品、不動産等)

●社会的資本(人脈、地位、家族、友達、地方自治体や国からの支援やサービス等)

特に、コロナ禍のような状況では、個人は、人的資本を活かした本業の一本足打法では厳しいかもしれません。

収入源を多様化するためにも金融資本を活かすリテラシーが欠かせません。

そしてそれは、一朝一夕にしてできるものではなく日々取り組み続けるべきものだと痛感しました。

これに対して、安全性重視の経営については今の所うまく機能していると思います。

利益剰余金をこつこつと毎年積み上げてきた”成果”が表れています。

ただし、成長戦略が明確に説明されることもなく、将来性については疑問を感じています。

株主優待

5 まとめ

ドトール日レスホールディングスについて述べてきました。

PBR0.7倍という市場からの評価の低さに関わることとして3つの”虚構”を指摘しました。

商品やサービスを磨けば消費者へのブランド力は高まるかもしれませんが、それだけでは市場や投資家へのブランド力にはつながらないと感じました。

また、2回株主総会に参加していますが、資本の論理、冷徹な経営について考えさせられることが多い総会でもありました。

最後に、総会で価格改定の提案をされたFCオーナーの株主に幸あれ!

お読みいただき、ありがとうございました。   

  

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。 

#投資 #株式 #株主総会 #資産形成 #資産運用 #ドトール #日本レストランシステム #渋谷 

  

JAL株主優待&マイレージバンクについて

初投稿:2021.5.24、更新日:2022.6.

こんにちは!

この記事は、JALマイレージサービスと株主優待を中心に体験をまとめたものです。

【目次】

1 JALについて

旅行好きだったことからJALには以前から注目していました。

2020年11月9日に増資を発表し株価は急落。

そのタイミングで100株購入しました。

それ以降、株価は反発しており含み益を維持しています。

2 株主優待について

⑴ 株主優待

半月ほど前、JAL(9201)から株主優待を頂きました。

航空料金が半額となる割引券と旅行商品の割引券です。

【株主割引券】

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【旅行商品割引券】

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⑵ 株主割引券の価格の変遷

10年、20年まえのJALの株主割引券と言えば、新橋のチケットショップで約5,000~7,000円で売買されていたように記憶しています。

先日、確認したら、

何と!約1,500円

コロナ禍で価格低迷はやむを得ない思いますが、予想外に低かった。

けれども、有効期限が2022年の11月30日までなのでそのころにはワクチン接種にめどが立ち旅行需要も復活しているかもしれません。

引き続き、モニターしていきます。

⑶ そもそも株主優待の意味とは?

 旅行好きなはずなのに、株主優待を換金することしか見ていませんでした。

けれども、そもそも論を考えると、旅行に結びつける視点が欠けているのかもしれません。

将来、世界一周旅行を考えていますが、そのためには、世界の航空アライアンスについてよく理解する必要があります。

ANAであればスターアライアンス

JALであればワンワールド

行きたい国によってどちらの航空アライアンスを使うかが決まってきます。

その意味で、JALについてもっとよく理解する必要があるのではないかと思ってしまいました。

もっと言えば、

・優待を実際に使ってチケットを購入したことがない

JALマイレージ口座も持っていない

という、あまり良い株主とは言えないのが現状。

この優待を頂いたことをきっかけとして、JALひいては海外渡航について調べて、考えて、行動するように結び付けていきたいと思います。 

3 JAL MILEAGE BANKについて

⑴  入会の経緯

株主優待を2022年11月までに使用する予定です。

ところが、よくよく考えてみると未だマイレージ会員に入っていませんでした。

20年以上も前にアメリカン航空で渡米したことがありその時にJALにも使えるマイレージ会員に入っていたような気がします。

仕切りなおしとG .G WAONカードを作るようにとの妻の催促もあり入会しました。

⑵  6つの特典

1 マイル有効期限が36ヶ月→60ヶ月に延長

2 航空券やツアーの購入に使える千円分のeJALポイントのプレゼント

3 毎月15日は5%オフ&マイルが2倍

4 対象ツアーが最大5%OFF

5 おともdeマイル割引での搭乗で3000マイルプレゼント

6 イオンシネマで映画1本1,100円

⑶  将来の夢

将来、航空機で世界を1周する夢を持っています。

その際、JALが属するワンワールドANAが属するスターアライアンスのどちらかを利用することになると予想します。

訪れる国によって何方のグループを利用するかが決まると思いますが、今回マイレージ会員になったことで世界一周旅行という夢の具現化へ一歩踏み出したことを実感しています。

まだまだ、先のことですが計画段階からワクワクを楽しんでいきたいと思います。

JAL MILEAGE BANKカード】

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4 まとめ

JAL株主優待マイレージバンクについて述べてきました。

 

おつきあいいただき、ありがとうございました。   

  

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。 

#投資 #株式 #株主総会 #資産形成 #資産運用 #日本航空 #JAL

  

セゾン投信で定期解約サービスに申し込む

こんにちは!

 

今日はセゾン投信セゾン定期便(定期解約サービス)に申し込んだ話です。

 

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2年前の「老後資金2000万円報告書」で、多くの方は老後資金を確保する必要性を認識したと思います。

金融庁は、iDeCoやNISA口座を活用した、長期・積立・分散投資を推奨してきました。

ただし、歯を食いしばって確保した老後資金をどのように使用するかについて明確にしている人は少ないのではないでしょうか?

 

投資信託の取り崩し方には3種類あると言われています。

まず、全額取り崩し

積み立てた投資信託を全額解約して銀行に預金するというもの。

ちょっと、もったいない気がします。

次に、必要な都度取り崩すやり方もあります。

このやり方だと、取り崩しすぎや取り崩ししなさすぎも問題があるように思います。

3つ目は、金融庁がおススメする定期的に取り崩すやり方です。

運用しながら定期的に取り崩すことにより、運用しない場合に比べて資産寿命が20年以上も増えるシミュレーションなども紹介しています。

 

人生100年時代!

資産寿命が100歳を超えていればひとまず安心ですね。

 

もう少し、細かく見てみましょう。

積み立てた投資信託を定期的に取り崩すには3つのやり方があるとされています。

 

・定額:決まった金額を取り崩し→金額重視

・定口:決まった投資信託の口数ごと取り崩し→期間重視

・定率:保有資産に対して決まった解約率ごと取り崩し→運用重視

 

ちなみに、セゾン投信では定額定口が用意されています。

私事ですが、現在、セゾン投信を通じての資産運用は

 

・セゾンバンガードグローバルバランスファンド:10万円/月

・セゾン投資の達人ファンド:10万円/月

 

で行っています。

今回の定期解約はそれぞれ定口で行い10年で取り崩す方式を選択しました。

よって、来月から毎月

 

・セゾンバンガードグローバルバランスファンドで約2万円強

・セゾン投資の達人ファンドで約3万円弱

 

の金額が振り込まれることになります。

 

中には、

「毎月の積立金額の10万を2~3万円ひいて、8~7万円に変更すればいいのでは?」

と考える方もいらっしゃると思います。

 

でも、投資した上で取り崩した方が運用益分が増えるのではないかと考えています。

つまり、最初に取り崩される2万円は、投資を始めた1年半以上も前に預けたお金によるものと考えると、その1年半の間運用により10%程度の利益が増えていると考えます。

要するに今手元にあるお金をそのまま使うのではなく、運用した数年後に使うという発想です。

もちろん、運用がうまくいかない場合やインフレが進む場合もあるかもしれません。

だからこそ、まず始めてみることが大切だと考えます。

そのことにより、新たな気づきも得られるはずです。

 

なお、セゾン投信セミナーでは、セゾン定期便の利用者には20代の方もいるようで、老後資金のみならず教育資金などにも活用しているご様子。

 

いろいろ参考になります。

 

おつきあいいただき、ありがとうございました。

 

 

#セゾン投信 #セゾン定期便 #定期解約 #投資信託 #長期・積立・分散投資 #投資 #資産形成 #資産運用

野村証券からの出金手続きで感じたこと

こんにちは!

 

先日、野村證券から出金をしようとしたところ

・手続きがされていないので出金は出来ない

・詳しくは口座を開設した支店に電話せよ

とのメッセージ。

 

ちょっと、びっくり。

口座を開いて30年近くになるが、こんなことは初めての経験。

早速、新宿支店に電話してみると

・他証券会社でなりすまし出金がなされたため出金ルールを変えた

・出金したければ手続きが必要

・手続きは郵送する書類に必要事項を記入して登録印鑑に押印して返送すること

などを告げられました。

 

【佃大橋 金融機関には顧客と豊かさを結ぶ架け橋であってほしい】

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感じたこと3点

・やりすぎではないか?

 セキュリティを大義名分にここまで出金しにくくする必要性があるのか?

・遅れていないか?

 官民挙げてDXに取組んでいる今日、郵送した書類に印鑑をついて返送せよとはいつの時代の発想?

・オワコンではないか?

 野村証券と言えば、ファミリーオフィスに出資しアルケゴス事件で2200憶円もの損失が報じられています。

 顧客には厳しいことを要求する一方で、投資先には甘い態度で接して大損をこいているのが現実。

 もはや、証券会社としてのビジネスモデルが機能していないのではないか?

 顧客にツールと情報を提供して、あとは

 「顧客間で奪い合ってくれ!」

 とするビジネスモデルは時代遅れではないか?

 最近勢いのある、ロボアドバイザーは収益源が信託報酬のみなので、顧客の資産を増やさなければ資産が上がらないビジネスモデル。

 顧客と会社が同じ方向を向くwin-winの関係。

 

もともと、野村證券に預かり金を保持したのはIPOのため。

口座開設以来、IPOの当選を頂けることも時々ありました。

けれども、ここ1年間、欠かさず申し込みましたが選外が続いたため野村証券を通じてIPOをねらうことはやめることにしました。

 

そのような背景を踏まえ、利用する金融機関(証券会社、投信運用会社、ロボアドバイザー)など、よく考えて選択する時代に来ているように思います。

 

最後に、野村證券から1円残らず出勤したことを申し添えます。

 

#野村証券 #出金 #証券会社 #アルケゴス事件 #印鑑 #なりすまし #信託報酬

ラックランド【9612】〜年4回の株主優待が支える株価

初投稿:2021.5.14、更新日:2022.4.12、2023.4.

こんにちは!

この記事は、ラックランド【9612】に関心のある方に向けた株主としてのコメントをまとめたものです。

なお、2023年3月の株主総会招集通知の内容を追記し記事をアップデートしています(更新箇所は青字です)。

・年4回の株主優待

・DX投資が花を咲かせる

★★★★

【目次】

 【株主総会が開かれた住友不動産新宿グランドタワー

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1 ラックランドについて

⑴ 会社概要

食品、飲食分野の店舗の制作事業(企画、設計及び施工)を行っている会社です。

売上高411億円、総資産305億円、時価総額305億円の事業規模。

四季報では他産業サービス・製品に区分され、時価総額順位は81/272社となっています。

比較会社の中で株主だった会社には丹精社があり、コロナ禍の影響を大きく受けた業界のような印象があります。

ミッション

「商空間づくりを通じ、皆の笑顔をつくりだすこと」

事業内容

 ①店舗施設の制作事業

 ②商業施設の制作事業

 ③食品工受容・物流倉庫の制作事業

 ④店舗メンテナンス事業

 ⑤省エネ・CO2削減事業

 ⑥建築事業

長期計画(第2次10年計画)

「世界で最も期待される企業に成る」

●2016~2018年

「進:利益基盤の構築」

●2019~2021年

「化:時代が求めている企業へ化ける」

●2022~2025 

「成:」

2021年は「やって、やって、やりきる3年目」をスローガンに経営に当たるとのことでした。 

⑵ 株主となったきっかけ

株主優待目的に2020年末に株主となりました。

特定口座で末永く優待の恩恵に預かれることを希望しています。

株主となってからずっと含み益を享受しています。

⑶ 2022年12月期の経営分析

収益性

・売上高総利益率:13%

売上高営業利益率:営業赤字

営業赤字は3期連続です。

ただし、四季報では23年12月期については経済活動の正常化による【大幅増益】の見出しが踊っています。

安全性

流動比率(200%以上が望ましい):110%

自己資本比率(30%以上が望ましい):33%

前期と変わりません。

安定していと推察します。

効率性

・有形固定資産回転率:8.78

前期と変わらない水準と考えます。

⑷ 2021年12月期の経営分析 

収益性

・売上高総利益率:13%

営業赤字です。

ただし、損失額は前期よりも縮小しています。

また、四季報では【黒字復帰】の見出しが最新号で掲載中。

安全性

流動比率(200%以上が望ましい):117%

自己資本比率(30%以上が望ましい):36%

少し財務的には厳しい数値がでています。

資金調達の状況として短期借入金として5億円を調達したとありました。

今は我慢の時かもしれません。

効率性 

・有形固定資産回転率:8.12

有形固定資産の内訳は「土地」と「建物及び構築物」が大半を占めていました。

建設業界の平均が約5であることを踏まえると、平均的な経営がなされていると考えます。

⑸ 2020年12月期の経営分析

2020年期は赤字でした。

・収益性

  売上高総利益率:12%

 売上高約370億円のうち売上原価が約320億円要しています。

 売上高が2018年をピークに落ちていることが気になります。

 2020年期については、公共工事時準ずる大型物件に関する”期ずれ”とコロナ禍に伴う全体的なと設備投資の手控えの影響があったと説明されています。

 さらに利益率向上がいまいちな理由としては、労務費の配布率が高まったためとされています。

 会社の奮起を期待します!

・安全性

 流動比率:124%

 当座比率:94%

 負債比率:167%

 自己資本比率:37%

 悪いというほどではありませんが、ちょっと懸念が残ります。

株主優待カタログ】

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2 株主総会

⑴ 2023年3月の株主総会

第53回定時株主総会 2023年3月30日(木) 住友不動産新宿グランドタワー

都合が付かず不参加でした。

ただし、株主総会の招集通知の社長挨拶の中で、業績未達について役員報酬の減額を通じて経営責任を明確にするとともに、「結果を出すこと」についての使命感について言及されていることは評価できます。

そのような、真摯な態度は好感が持てるとともに情報開示&状況判断という点で株主に安心感を与えるように感じました。

⑵ 2022年3月の株主総会

第52回定時株主総会 2022年3月30日(水) 住友不動産新宿グランドタワー

十数人の株主が参集していました。

社長の元気な挨拶で開始。

監査報告が終わった時点で、前列の株主から拍手があったのにはびっくりしました。

業績については赤字でした。

けれども積極的な投資をしたことに対して

”これから花が咲く”

との社長からの言葉は頼もしかったです。

質疑応答

Q.DX20億円投資について

A.社長自身がウエアラブルコンピュータについて研究していた実績があり、社長の主導のもとアイパッドやアイフォンを駆使して

・図面のチェックをAIで行う

・社内の作業の孤立化

・集まった情報のデータベース化

・本部と現場ナレッジの共通化

・社員のスキルアップ

・4倍の稼働率

などの効果をあげることができる。

決議事項

・定款一部変更の件

・剰余金処分の件

・取締役選任の件

・監査等委員である取締役選任の件

意外だったのは、議案を一つづつ採決していくスタイルだったこと。

株主の質問を議案に紐づけるには良い方法かもしれませんが、慣れないと質問のタイミングや進捗に戸惑うかもしれません。

もう一つ意外だったのは、株主が全員退場するまで社長以下役員全員が起立して不動の姿勢でいたこと。

「早く会場を後にしなければ」

という心理にはなりましたが、総会終了の余韻に浸っていたい気持ちも少し感じました。

⑶ 2021年3月の株主総会

第51回定時株主総会 2021年3月30日(火) 住友不動産新宿グランドタワー

1970年に創業したということも有り、今回が51回目の株主総会

長い伝統を感じます。

総会に参加した人に聞くと、株主からの質問はなく淡々と実施されたとのことです。

⑷ 株主還元

配当

一株当たり25円

2016年からずっと25円配当しています。

株主優待

・東北地方の名産品詰め合わせが(12月末日、6月末日) 3000円相当

ECサイト「ご当地こわけ」にて使用できるクーポン券 2500円相当

東北地方名産品詰め合わせにつきましては、上記の写真のような9つのカタログ品から選択するようになっています。

今回は、お酒を選びました。

ちなみに、同様の株主優待には、オリックス(8591)のふるさと優待ヒューリック(3003)のグルメカタログギフトがありますが、全てお酒を選んでいます。

12月分を申し込んでおり、5月上旬から6月末日にかけての到着を楽しみにしています。

株主優待については下記の記事もご覧下さい。

cogepan20.hatenablog.com

株主総会の案内板】

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3 株主としてのコメント

⑴ 株主還元と株価の関係について

3期連続の赤字にも関わらず、株価は大幅な下落を免れています。

テンバーガー候補の成長株には考えられない株価推移ですね!

同じような株価推移はディズニーリゾートを運営するやオリエンタルランドや外食産業のコロワイドにも見られます。

徹底した株主還元(ラックランドの場合、年4回の株主優待&25円配当の継続)、或いは株主からの愛(強い支持)が業績の低下を補完している例と考えます。

株主還元と株価については当社から様々な気づきが得られると思います。

⑵ 今後の方針

優待目当てなので末永くホールド予定です。

コロナ禍にもかかわらず、使用人の数が91名も増加しています。

長期的に期待が持てます。

なお、日経平均株価は令和3年度入りしてから軟調に推移していますが、ラックランドの株価は比較的落ち着いています。

自分のように優待を楽しみにしている個人投資家が多いことも理由の一つと考えます。

年4回の株主優待については手間もコストもかかりますが、話題作り株主資本コストを考え併せると良い施策のように感じます。

全体としては株主優待制度を廃止する企業が多い中、今後の維持・拡充に期待します。 

岩手県旅行中に偶然見つけたラックランドの盛岡営業所】

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4 まとめ

ラックランドについて述べてきました。

この銘柄から、株主還元の徹底が株価を支えるということを教えられました。

また、株主総会での社長の説明や答弁する姿を拝見し、ビジョン、知見、指導力等について”社長らしさ”を感じました。

株主優待や配当に加えて、社長の経営手腕も楽しみながら株主を続けていきたいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。   

  

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。 

#投資 #株式 #株主総会 #資産形成 #資産運用 #株主優待 #ラックランド