こんにちは!
2月の相場は比較的好調に推移していきましたが、下旬に米国10年国債の利上げ(1.2→1.6%)をきっかけとして、日経平均株価は29,000円割れ、約4%下落というプチ暴落に見舞われました。
何だか、月末に下落を迎えるというパターンは1月と同様に思われますが、それでも2月全般の上昇相場により終わってみればそれなりに良い投資状況だったと思います。
具体的には下記の通りとなりました。
・1月の株式投資の含み益は約76万円(本年は約82万円)
・1月の株式の確定した利益は約29万円(本年は約69万円)
ちなみに、株式については一時期約200万円の含み益がありましたが、2月中旬の3日間で約100万円含み益が喪失し、月末に76万円となるボラティリティの高い相場でした。
また、利益を確定したのはLTSとヤーマンで、ともに目標としている買値の1.5倍を大きく上回っての売却でした。
先月に引き続き、定期的に現金化するスタイルが継続できています。
【豊洲ぐるり公園西端からの眺望 2月18日の幻日(太陽から離れた位置の光)】
【目次】
1 株式
2 配当
3 株主優待
4 株主総会
5 投資信託等
6 気づき
1 株式の売買
⑴ 売却
・LTS(NISA口座):100株
・ヤーマン(NISA口座):100株
上記銘柄については、NISA口座で3年程度の保有でしたが、チャートをみてピークを打ったと判断して売却しました。
LTSについては、むしろ下落トレンド入りしており上昇の見込みが薄いと判断したので、やや売り時を逸したと反省しています。
基本的にNISA口座保有銘柄は、値動きの変化を利益の源泉とするトレーディングという認識をしっかり持つことが、買値の1.5倍以上での利益確定を確かにするものと考えます。
⑵ 購入
・三菱地所(特定口座):100株
・クレイエイトレストランツ(特定口座):100株
・NPC(特定口座、8月決算):100株
・サンマルクカフェ(特定口座):100株
・ファーストロジック(特定口座、7月決算):100株
・インテリックス(特定口座、5月決算):100株
・TBS(特定口座):100株
2月に購入した銘柄は全て特定口座。
長期保有(5年以上)を意図しています。
長期保有を意図したそれぞれの理由は以下の通り。
・決算日を記載した、NPC、ファーストロジック、インテリックスについては株主総会参加を意図したものです(毎月総会参加を実現するため)。
・クリエイトレストランツとサンマルクカフェについては株主優待目的。
・三菱地所とTBSについては、大型株の中で割安と判断したため。
今月の特徴としては、大型株の購入に力を注ぎ始めたこと。
その背景としては、成長株のみならず、割安な大型株も大きく上昇するであろうとの見立てがあります。
マクロ分析と言えるほどではありませんが、TPPや日米豪印のクワッドに象徴されるように、経済・安全保障の分野を中心に日本の繁栄が始まるのではないかと、仮説を立てて自分なりに研究中です。
投資においては、自分で調べ・考え・判断し・行動しつつフィードバックをかける姿勢が大切ですね。
【マネーフォワードからの抜粋】
上の図の右端で急落している部分が、3日間で100万円下落した時のものです。
その部分を除けば、比較的2月は右肩上がりだったことが伺えます。
今後もボラタイルな日々が続くと思われるので、タイムリーな売買が欠かせません。
2 配当
・ファーストブラザーズ 4,800円(200株)
・スターマイカ 1,600円(100株)
・サムティ 26,400円(600株)
合計 32,800円
11月決算期の銘柄の配当です。
偶然、3銘柄とも不動産業。
株主還元に積極的な会社はありがたいです。
3 株主優待
2月に届いた主な株主優待は次の通りです。
・ファーストブラザーズ 2000円のクオカード×2枚
・スターマイカ 1000円のクオカード
・ユーグレナ からだにユーグレナGreen Powder 1week等
・サムティ 12ホテル共通無料宿泊券×4枚
・日本ドライケミカル 1000円クオカード
・ヒューリック グルメカタログギフト(3000円相当)
サムティのホテル無料宿泊券は毎年楽しみにしていました。
今年は、関西方面に足を運んで利用するつもりです。
ファーストブラザーズとスターマイカの優待は今回が最後です。
ユーグレナはようやく普通に株主優待に取組むようになってきたと思います。
日本ドライケミカルの優待もありがたいです。
4 株主総会
参加した株主総会は以下の通りです。
・スターマイカ
・ファーストブラザーズ
・マネーフォワード
詳細は適時記事としてアップする予定です。
5 投資信託等(iDeCoを除く)
長期・積立・分散投資を実施しているのは次の8社です。
・ウエルスナビ :15万円/月(月3回)
・セゾン投信(セゾンポケットを含む):25万円/月(毎月4日、8日)
・SBI証券で投資信託『ひふみプラス』:2万円/週(毎週金曜日)
・さわかみファンド:1万円/月(毎月1日)
・コモンズ投信:4万円/月(毎月1日)
・マネックス証券でeMAXIS Sim米国株式(S&P500):10万円/月(毎月1日)
・楽天証券でiFreeNEXT NASDAQ100インデックス:2万円/月
現在の積立投資は毎月約68万円です。
ビットコインは2月に一時、1ビットコイン当たり600万円を超えましたが現在は500万円付近です。
引き続き、ドルコスト平均法によるつみたて投資を継続していきます。
【マネーフォワードから抜粋】
長期・積立・分散投資を継続していることがチャートからも明らかです。
細かくみると、2月の月末は少し上昇して終えていることが分かります。
これは、米国株急落を見てウエルスナビで20万円の一括投資を行ったためです。
また、月末にかけての株式指数の低迷につられ投信評価額もなだらかな曲線となっているように見えます。
6 気づき
2月の投資についての”気づき”は次の3点です。
・投資とトレードの峻別
投資は価値と価格の差を見極めることで利益を得る行為
トレードは価格の変化を利益の源泉とする行為
この2つを峻別することの大切さは頭では分かっているつもりですが、その徹底はなかなか大変です。
それでも、NISA口座はトレード用、投資や趣味(株主優待狙い等)は特定口座と使い分けることで、投資とトレードのどちらに資金を投じているのかがより明確にすることができます。
ちなみに、今年はまだNISA口座を利用してはいません。
それは、10%を超えるような暴落があった際に利用しようと考えているからです。
取らぬ狸の皮算用かもしれませんが
・1年に1度は10%を超える暴落
・5年に1度は20%を超える暴落
・10年に1度は30%を超える暴落
ぐらいのスケジュール感を持ちながら、準備を継続したいと思います。
・ポートフォーリオの更新
投資とトレードの峻別にも関係しますが、最終的に”金持ち”を目指すのと”株持ち”を追うことの2つの道があると思います。
出口戦略といえるほどのものではありませんが、将来の自分の金融資産の絵姿を考えておくことも大切です。
失われた30年と言われたデフレの時代を経験した今、引き続き緩やかなインフレを目指して政府も日銀も動いていると思います。
この流れがしばらく続くのであれば、インフレ対策として現金の比率を減らし”株持ち”を目指す方が妥当だと感じています。
今月、比較的株式を多く購入たのもそういった背景があります。
”株持ち”を目指す上で積み重ねていくべき”資産株”
”資産株”の定義を明確にしているわけではありませんが、10年に一度の暴落でさえ気にならないような、根雪のようにしっかりとした持株を増やせるようポートフォーリオの更新に努めたいと思います。
・見える化
資産という目に見えないものを数字を用いて見える化することは、投資を効率化する上でとても有効です。
目標は、現役時代の年収以上!
2月を終えた時点で、現金化した利益と含み益を併せて151万程度。
これは若干現役時代の年収を得るペースに届いていませんが、マザーズ指数が昨年秋をピークに軟調なことを踏まえれば、善戦している方だと考えます。
さらに、見える化した投資の成果を家族で話し合うことで、より真剣に投資に向き合っていくことが出来ます。
こうしてブログで公開しつつ、読者の方に少しでも役に立つ情報をお伝えできるよう努めることも含め、見える化の深堀し続けるつもりです。
おつきあいいただき、ありがとうございました。