初投稿:2023.12.13、更新日:2024.12.28
こんにちは!
この記事は、サイバーエージェント【4751】に関心のある方に向けた株主としてのコメントをまとめたものです。
なお、2024年12月の株主総会&会社説明会の内容を追記し、記事をアップデートしています(更新箇所は青字です)。
・社長の余裕のある対応
・中・長期で応援してもらえる企業を目指す!【目次】
1 サイバーエージェントについて
⑴ 会社概要
ネット広告代理店に加え、ゲーム(ウマ娘)、ネットテレビ局(アベマ)を展開しています。
売上高8029億円、総資産5204億円、時価総額5628億円の事業規模。
会社の付加価値(のれん、ブランド力)を意味するPBRは3.53倍と前期以上に高評価です。
企業理念
下記の2つ等が掲げられています。
シンプルで洗練されていますが、深く理解するのはちょっと難しいように感じました。
⚫️VISION
21世紀を代表する会社を創る
⚫️ブランドコンセプト
オールウエイズFRESH!
セグメント
⑵ 株主になったきっかけ
実は10年以上も前に株主であったこともあります。
最近、株価が割安になり、優待もあり9月決算企業でもあったことから久しぶりに株主となりました。
⑶ 2023年9月期の経営分析
収益性
・売上高総利益率:27%
・売上高営業利益率(10%以上は優良株):5%
収益性は高くありません。
ただし、営業利益率は2%の上昇は評価できます。
そもそも、ウマ娘の大ヒットの反動(減益)が続いていてもおかしくないのに、増益反転は流石だと思います。
安全性
・流動比率(100%以上が望ましい):215%
・自己資本比率(30%以上が望ましい):49%
前期に続いて短期的にも、中・長期的にも問題ありません。
流動比率が多少低下したのも誤差の範囲です。
経営陣の自信を持った舵取りの源泉はこの健全な財務基盤にあるのだと推測します。
効率性
・棚卸資産回転率:69.26
・有形固定資産回転率:29.44
サービス業の棚卸資産回転率の平均が20未満であることを考えると比較的高いと判断されます。
但し、数値は前期よりも落ちており効率性は低下しています。
一方、有形固定資産のサービス業の平均が50前後であること、前期とほとんど変化ない数値を考え併せると効率性は低いままと考えます。
有形固定資産の内訳は金額順に、「建物及び構築物」、「工具、器具及び備品」、「土地」、「その他」となっており、IT企業の割には”渋谷のオフィス”関連にコストがかかっていると考えます。
⑷ 2023年9月期の経営分析
収益性
・売上高総利益率:27%
・売上高営業利益率(10%以上は優良株):3%
収益性は高くありません。
2期連続の増収・減益だからやむを得ないのかもしれません。
ただし、社長の話では成長投資はしっかりしてきたとのこと。
さらに、全社的に増収増益にフルコミットということで、今後が楽しみです。
安全性
・流動比率(100%以上が望ましい):263%
・自己資本比率(30%以上が望ましい):49%
短期的にも、中・長期的にも問題ありません。
昨年のサッカーワールドカップの配信などお金をかけるところにはかけつつ、財務の安定性が図られている点は評価できます。
株価低迷でもその安全性が社長の余裕を持った議事運営の要因の一つかもしれません。
効率性
・棚卸資産回転率:80.23
・有形固定資産回転率:29.29
サービス業の棚卸資産回転率の平均が20未満であることを考えると比較的高いと判断されます。
これは、”商品”が売れていることを意味すると考えます。
一方、有形固定資産のサービス業の平均が50前後であることを考えると、土地や建物への投資については効率的な経営の観点から伸び代があるように推察されます。
【東急ホテル内の看板】
2 株主総会等
⑴ 2024年12月の株主総会
第26期定時株主総会 2023年12月13日(金)1300〜 セルリアンタワー
多くの株主が集っていました。
入り口で会社のロゴが入ったペットボトルのお水をいただきました。
なお、質疑応答につきましては、HPに掲載されていますので公式かつ正確な情報についてはそちらもご参照ください(個人的には、公式の議事録に載らなかった内容にこそ意味があると考えています!)。
主な質疑応答
Q.ポイント処理について
A.広告費で計上しきれなかったことによる会計処理である。
24年度中に処理して25年度に影響しないために実施した。
Q.AIやDXの活用について
A.業務の60%削減を目指して実施している。
併せて、コンテンツ作りの研究開発などクリエイティブな活動にも活用している。
Q.ameba TVのネーミングについて(ヲタクではないか?)
A.アメーバからアベマへのネーミングは、会社のブランドイメージを一新するため のもの。
失敗したかもしれないと思いつつも突き抜けるしかないと8年間頑張ってきて、自分としては気に入っている。
Q.ゲーム事業は厳しいのではなかい?
A.まずは、ウマ娘の大ヒットの反動による下落を食い止め、今期の業績が増収増益となったことを理解してほしい。
・パッケージゲームは商品寿命が短い
・スマホゲームは商品寿命が長い
ことをを踏まえて、新たなタイトルを展開させている。
地層を塗り固めていくような気持ちで今後も着実に事業を推進していく。
Q.決算書の配当の記述について
A.サーバーエージェント本体とグループの違いによるもので、子会社から配当を得ていることによる記述の違いである。
Q.8000億円の売り上げなら400億円の利益が妥当では?
A.比較的安定性のあるメディア事業及び広告事業とボラティリティの高いゲーム事業の組み合わせは良い。
利益が少ないのはサイゲームスが共同経営のため利益が取られるためである。
なお、純利益はこれからも少しづつ向上していくと考える。
Q.社員のモチベーションアップの秘訣について
A.ありとあらゆることをやってきている。
そのため、愛社精神が強く自発的かつやる気のある社員が多いと認識。
いろいろなことをやってきているので、部分的に取り上げるのは誤解を招くので控えさせていただく。
Q.株価について
A.パズドラやモンハンの状況を踏まえると、大ヒット後の対応が大切であると考える。
企業価値向上にこれからも努める。
Q.株主優待を続けてほしい
A.当社の株主優待は株主総会の質疑応答から採用したもので、非常に好評を得ている。
Q.子会社のニトロプラス関連の炎上事案について
A.そのようなことがあったことを認識できて良かったが、グループ入りして日が浅いこともあり、発言は控えさせていただく。
会社全体としてコンプラ問題にはしっかりと対応していく。
Q.アベマTVの広告に変な広告が入らないことについて
A.一般のTVは誰でも買えるオープンな広告であるが、当社の場合精査した広告が流れる仕組みとなっている。
Q.社長の退任について
A.2022年から後継者育成プログラムを開始し、順調に進捗している。
2026年に新社長が誕生し、自分は会長職になる予定。
その後は60歳で身を退くつもりである。
現在、51歳であるが後継者育成については慎重に取り組んでいる。
因数分解、要件定義など自分と同じような思考回路で判断できる社員が育ってきている。
Q.既存タイトルの長寿命化について
A.適時更新をすることで延命化を図る。
Q.海外戦略について
A.競馬は海外では知られていないので、海外の人も楽しめるようなコンテンツに取り組んでいく。
Q.タイパが重要視される中、テンポの良いゲーム作りについて
A.貴重なご意見ありがとうございます。
なお、既存のコンテンツの中にもテンポの良いゲームはありますのでよろしくお願いします。
Q.監査等委員の取締役とそれ以外の取締役の報酬の違いについて
A.役割に対応した会社への貢献を踏まえて決定している。
他社と比較して検討した結果である。
なお、取締役の総会出席率は13/13である。
Q.FC町田ゼルビアのための専用スタジアムについて
A.個人的には喉から手が出るほどほしいが、町田市の市民からも当社の株主からも理解を得るのは難しいと考える。
なお、そもそも東京には土地がないという問題を抱えている。
決議事項
・剰余金処分の件
・取締役5名選任の件
・補欠の監査等委員である取締役1名選任の件
拍手を持って承認・可決されました。
1300〜1405で終了し、15分の休憩を挟んで会社説明会へ。
⑵ 2024年12月の会社説明会
主なポイント
・創業以来27期増収を継続
・ウマ娘大ヒットのアップダウンを乗り切り増収増益基調に転換(にも関わらず株価が冴えないのは納得がいかない・・・)
・配当、株主優待を通じて長く株主になっていただく
・AI企業(アドテック)としては業界4位
・メディア(安定・黒字化)、広告(景気に左右)、ゲーム(ヒットに左右)のバランスは良い
・今のスマホゲームはクオリティが求められる。
・ゲーム業界では残存者益が重要、投資の余力がない会社から淘汰され、生き残った会社が利益を得る。
・ちいかわには根強いファンがいる!
・アベマTVは1週間で1000万人が視聴すれば事業が成立するところ、3000万人に視聴していただいている。
・さまざまなコンテンツの組み合わせと、W杯後も残存していただく努力をしたことがアベマTV好調の要因(ヒットするというよりは外さなくなった)
・町田を世界へ(AFCチャンピオンズリーグへ)
主な質疑応答
Q.子会社の上場について
A.ポジティブでもネガティブでもなくニュートラルと考える。
子会社の上場というのは良いことばかりではない。
Q.拉致問題について取り上げてみては?
A.近しい問題と思っていなかったので検討してみる。
Q.楽天への100億円の投資について
A.売却予定はない。株価3倍の目線は変わらず。
Q.ネット広告市場の7.8%増は伸び悩みではないかい?
A.まだまだ、魅力的な市場と認識。
少しばかり成長鈍化したからといって、海外やコンサルに目を向けるのではなく集中し続けることが大切と考える。
Q.馬主活動(ウマ娘)を6回視聴した(会場笑)
A.あくまで個人活動であるが、競馬会との接触が持てたことは会社にとっても良いことだと思う。
Q.アベマTVについてテレビ朝日と組んでいることについて
A.テレビ朝日のテレビ部門を取り込むことなど考えたことはない。
スポーツの国際中継の権利を買うことなどについてはテレビ朝日のノウハウは必須でる。
現在の良好な関係を維持していく。
Q.Jリーグが税リーグと揶揄されていることについて
A.ご指摘のとおり自治体とスポンサーに依存し続けている状態。
Jリーグの収益化は必要と認識。
クラブ社長としても働きかけていきたい。
Q.セキュリティ強化について
A.他社の事案は人ごとではない。
網羅的かつ全社的にしっかりと対応しアップデートを継続していく。
Q.FC町田ゼルビアの誹謗中傷に対する対策について
A.弁護士を通じて対応したところ静かになった。
上位常連となれば状況も変わるかもしれないが、所要の対応は今後も続ける。
株主総会&会社説明会雑感
サイバーエージェントとメルカリ。
どちらも著名なIT企業ですが、株主総会の様相は正反対。
サーバーエージェントは金曜日の午後に株主総会を開催し、しかも、会社説明会を同時実施することにより株主以外にも参加できるようオープンな姿勢を徹底しています。
このため、広い会場が満席に近いくらい株主が足を運び、建設的な議論が重ねられています。
そして、当社の株主優待であるアベマTVの視聴券も株主からの提案を採用したものとのことでした。
さらに、FC町田ゼルビアのために専用のスタジアムの建設を提案する株主がいる程の愛されようも印象的でした。
これに対して、メルカリはバーチャルオンリー株主総会を貫く非オープンぶり。
株主からの批判的な質問ばかり続き、その憎まれぶりが印象に残っていました。
同じサッカーチームである鹿島アントラーズは
”企業価値に寄与しないので切り捨てるべし”
という趣旨の質問が相次いでいました。
”IT企業生態系”を考える際、株主に対してオープンなサイバーエージェントと非オープンなメルカリの今後を比較しながらモニターすることは非常に興味深い視点だと考えます。
そして、両社の株主への姿勢はそのままサッカーチームの成績にも反映されているようにも感じます。
当社にはこのような株主に対するオープンな姿勢を今後も継続していただくことを強く希望します。
⑶ 2023年12月の株主総会
第26期定時株主総会 2023年12月8日(金)1300〜 セルリアンタワー
受付で自社ブランドの水を頂きました。
広い会場に多くの株主が集っており、200名程度はいたのではないかと思います。
株主総会も会社説明会も多くの質問が寄せられ良き”審議”が尽くせたようです。
当社のことだけでなく、業界のこと、企業の成長についてなど、いろいろと勉強になりました。
なお、株主総会については下記のとおり公表されています。
主な質疑応答
Q.(地政学的リスクを踏まえた)サイバーセキュリティについて
A.(いきなり答えづらい質問)だが、法令等を遵守しながら対応している。
25年間大きなトラブルはない。
擬似アタックによるセキュリティ対応にも注力している。
Q.株価低迷について
A.ウマ娘の大ヒットによる反動と考える。
増収増益にフルコミットすることで株価上昇に通じると考える。
Q.ウマ娘の訴訟について
A.長期間を要すると考える。
詳細については回答を差し控える。
Q.(将棋好きな株主からの)株価について
A.株価はウマ娘のヒットによって上がって、下がって、下がりすぎたという見立て。
また、サッカーワールドカップの配信については、社長の好みによるということで間違えない。
Q.女性役員の登用について
A.当社ではクオーター制(マイノリティに割り当てをする制度)を導入して、登用に力を注いでいる(それがなければ、上がらないと予想)。
Q.社長が考える1年間で注目してほしい点について
A.株価についてはすみません・・・。
これまで投資はしっかりしてきた。
十分に先への仕込みは終わっているので、将来は明るいと考える。
期待して下さい。
Q.LGBTで女性が不利になることはないか(応援しています)
A.LGBTを意識しつつ、女性が不利になることのないように注意している。
応援、ありがとうございます。
Q.FC町田ゼルビアのサポート(アクセス)について
A.J1昇格に伴い行政も動いてくれてバスの増便が実現するとともに、10年後にはなるがモノレールの延伸もされる予定。
Q.社長が重視する経営指標について
A.損益計算書では売上高と利益。
また、自社でIP(知的財産)を持つ強みを実感している。
Q.バランスシートのその他240億円について
A.敷金やライセンス料等である。
Q.長期優待制度について
A.株主に長期保有していただくという点で方向性は正しいと考える。
検討する。
Q.ゲームに対するネガティブな報道について
A.チームとして対策している。
イベントなどを企画して既存ユーザーを大切にしていきたい。
Q.減収なのに増配することについて
A.株価が良い時も悪い時も株主に保有していただけるようDOE(株主資本配当率)5%(配当総額/株主資本)を採用しているため。
Q.(格闘技ファンの株主から)UFCの放映権について
A.ちょっと高くて手がでない。
Q.楽天への投資について
A.義理堅いキャラのように報じられた面もあるが、あくまでも良い投資として実施した。
モバイル事業から撤退すれば株価は3倍にはなるだろう。
モバイル事業が軌道に乗れば、それはそれで良い。
Q.楽天への追加投資について
A.我々はベンチャーキャピタルではない(追加か出資はない)。
どちらにしても(あきらめるのか、改善するのか)成功としての見立て。
Q.ゲーム事業の今後について
A.複数のタイトルがあるのでそれらを活かしていく。
Q.インターネット広告について
A.既存メディアに比べてンターネット広告が強くなっていくのは揺るぎないトレンドと考える。
Q.当社株を持たない社外取締役について
A.当社株を持たないからこそ良い仕事ができる。
Q.勤続年数が長い監査役について
A.注目度が高いにも関わらず大きなトラブルがなかったのは監査役のおかげ。
Q.ストックオプションの行使が4年後となることについて
A.勤続年数をは無関係。
Q.IRに闇があるのでは?
業績説明会において、機関投資家からの執拗な質問がなされ、ミスリードにつながる恐れのあるようなことがあった。
隠すようなことはない。
闇もない。
決議事項
・剰余金処分の件
・取締役5名選任の件
・監査等委員である取締役3名選任の件
・補欠の監査等委員である取締役1名選任の件
拍手を持って承認・可決されました。
⑷ 2023年12月の会社説明会
株主総会後15分の休憩を挟んで会社説明会と質疑応答が実施されました。
主なポイント
【インターネット広告】
・インターネット広告(シェア1位)のトレンドは不変
・増収増益を実現するためにはコストカットではなくトップラインを伸ばす。
・AI&DX事業の流れは本物
【ゲーム事業】
・ゲーム事業(シェア1、2位)における残存者益
・ゲーム事業は当て続けないと次がない厳しい事業
【メディア事業】
・黒字化間近
・サッカーW杯で好感度が急上昇
・クリエーターも多数集まる。
・アベマはアニメ好きな顧客が約半数。
・スポーツ賭博が日本で解禁となったら大きな収益が期待される。
主な質疑応答
Q.後継者について
A.現在51歳、3年後の2025年には会長職になって60歳までは頑張りたい。
後継候補者は16名。
リクルートのような創業者がいなくても成長できる企業を目指す。
Q.大企業病対策について
A.大企業病(不正防止)防止のための規則類が明文化されている。
社員に対するアンケートでも80%以上の社員が働きがいを感じている。
オープンでフラットで風通しの良い社風を重視する。
Q.ジェットコースターのような株価について
A.ソフトランディングを目指したができなくて、申し訳ありません。
ただし、人材も新規事業も増えたので今後に期待して欲しい。
中・長期で応援してもらえる企業を目指します!
⑸ 株主還元
配当
1株配当実績は下記のとおりです。
なお、DOE5%として長期株主を優遇する方針とのことでした。
・2023年9月期:15円
・2022年9月期:14円
・2021年9月期:11円
・2000年9月期:34円
・2019年9月期:33円
株主優待
保有株数に応じたAbema TVプライムの無料視聴券
自社株買い
なし
【株主総会会場】
3 株主としてのコメント
⑴ 気に入っていること
インターネット広告事業、ゲーム事業、メディア事業の3本柱による事業リスクの分散がなされているとともに、それぞれが業界において高いシェアを確保しているということは素晴らしいことだと思います。
しかも、これまで大きなトラブルがなかったとのこと。
創業から大企業に成長した企業として、今後も見守っていきたいと思います。
⑵ 気になっていること
総会と会社説明会の2時間半の間、沢山の質疑応答がなされました。
ただし、成長戦略に対するコメントが少なかったのが気になりました。
増収増益にフルコミットについては、コストカットをしなければトップラインを伸ばすことになります。
そのための成長については、すでに仕込みは十分に終わっているという説明だったと思います。
その話からすれば、オーガニック成長を基本に考えているように聞こえました。
ではM&Aによる成長はどうなのでしょうか?
例えば、メディア事業については動画配信の競争がますます激化しており、各社、厳しい環境下に置かれているのではないかと推察します。
そのような、コンテンツは優良だが経営がイマイチの会社を買収することも有効な手段ではないでしょうか?
例えば、大手メディアの放送部門の事業譲渡などの可能性がある時代になってきていると思います。
そうした、会社の成長戦略についての詳細が気になりました。
4 まとめ
サイバーエージェントについて述べてきました。
随分前に株主になったこともありましたが、改めて株主総会に出席してその成長した企業としての素晴らしさを感じました。
その一方で、株価の反動、訴訟問題、ゲーム事業の難しさ、後継者リスクなどの課題も明らかになってきました。
中・長期で応援してもらえる企業になるために、どのような経営がなされていくのかについて注意深く見守っていきたいと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。
なお、経営分析においては下記の書籍を参考にしています。
※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。
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