こんにちは!
この記事は、コア・サテライト戦略を踏まえ、個別株売買と投資信託(ロボアドバイザーを含む)の長期・積立・分散投資を継続する個人投資家が2022年3月の投資についてレビューしたものです。
3月の投資成績は
・株式投資の評価益は約120万円(2022年では評価損約30万円)
・株式投資では約2万円の損失(2022年では90万円の損失)
となりました。
ちなみに、1ヶ月での評価益120万円は直近1年間では最高値。
あの有名なテスタさんも3月は過去最高とおっしゃっていたようです。
投資家のみなさまの中でも好成績の方が多かったかもしれませんね!
【目次】
【3月に宿泊したアンダースからの眺望】
1 株式
⑴ 売却
・Casa(特定口座):200株(約2万円の損切り)
・ネオジャパンシステム(特定口座):100株
株式の売買は、主に「資産ポートフォリオの見直し」と「議決権行使書の権利取得」の2つにより実施しています。
Casaは資産ポートフォリオの見直しで売却、ネオジャパンシステムも1月の決算終了により株主総会参加の権利を得ましたので利益を確定しました。
⑵ 購入
・日本製鐵(NISA口座):100株
・JFEHD(NISA口座):100株
・三菱重工業(NISA口座):100株
・霞ヶ関キャピタル(特定口座):100株
・博報堂DYホールディングス(特定口座):100株
インフレや地政学リスクを考慮して日本を代表する製造業を中心にNISA口座で購入しました。
霞ヶ関キャピタルは買い戻しで、長い付き合いになりそうです。
博報堂DYホールディングスも議決権行使書を得るために購入しました。
【マネーフォワードからの抜粋】
3ヶ月間の株式の評価額推移のチャートをご覧ください。
右肩下がりのトレンドから一転、3月中旬から上昇に転じています。
理由は2つ。
・株式を多く購入したこと
・ウクライナ情勢と米国の金利についての”不透明感”が払拭されたこと
引き続き、市場を注視しながら「資産ポートフォーリオの見直し」を進めていきたいと思います。
2 配当
・Lib Work 280円(100株)
・ジャパンホテルリート 386円(100株)
・ヒューリック 6,000円(300株)
・INPEX 2,800円(100株)
・ビーロット 3,000円(200株)
・JIA 6,400円(400株)
・アウトソーシング 6,000円(200株)
・オーケストラHD 800円(100株)
・メディカルデータビジョン 560円(100株)
・MonotaRo 1,150円(100株)
・ウイルズ4,000円(1000株)
合計 31,376円
守りを重視した資産運用をする上で、配当はありがたいものです。
3 株主優待
3月に届いた主な株主優待は次の通りです。
・ヒューリックからのカタログギフトを利用したデメルのクッキー
・マネジメントソリューションズからのカタログギフトギフトで選択した赤飯
・ウイルズからのカタログギフトで選んだ枕
などをいただきました。
4 株主総会
3月に実施された持株の株主総会等は以下の19社です。
適時、株主総会等の内容を追記し記事をアップ(更新)していきます。
・ヒューリック(株主総会参加、記事更新済み)
・AI CROSS(株主総会参加、記事更新済み)
・Chatwork(株主総会参加、記事更新済み)
・ビーロット(株主総会不参加、記事更新予定)
・アルベルト(株主総会不参加、記事更新予定)
・グローバルダイニング(株主総会参加、記事更新予定)
・JIA(株主総会不参加、記事更新予定)
・ペッパーフードサービス(株主総会不参加、記事更新予定)
・オーケストラH D(株主総会参加、記事アップ予定)
・Kaizen Platform(株主総会不参加、記事アップ予定)
・ウイルズ(バーチャル株主総会参加、記事更新予定)
・ルネサスエレクトロニクス(株主総会参加、記事アップ予定)
・サンアスタリスク(ハイブリッド株主総会参加、記事更新予定)
・ラックランド(株主総会参加、記事更新予定)
・ビジョン(株主総会参加、記事更新予定)
5 投資信託等(iDeCoを除く)
積立投資を始めた年月も表示しています。
・ウエルスナビ :15万円/月(3万円×月5回)
2019年10月~:29カ月
・セゾン投信:20万円/月(毎月4日、8日)
2020年2月~:25カ月
・SBI証券で投資信託『SBI・V・S&P500』:積立中止
2021年7月~7か月
・さわかみファンド:1万円/月(毎月1日)
2020年8月~:19カ月
・コモンズ投信:4万円/月(毎月1日)
2020年9月~:18カ月
・マネックス証券でeMAXIS Sim米国株式(S&P500):10万円/月(毎月1日)
2020年9月~:18ヵ月
・楽天証券でiFreeNEXT NASDAQ100インデックス:2万円/月
2020年12月~:15カ月
・コインチェックでビットコイン積立:1万円/月 (毎月1日)
2021年1月~:14カ月
現在の積立投資は毎月約53万円です。
なお、ひふみプラスは投資対象から外し全額売却(損切り)しました。
【マネーフォワードから抜粋】
上のチャートをご覧下さい。
ひふみプラスを約100万円現金化したにもかかわらず資産額は急上昇しています。
ドルコスト平均法で平均単価を安くしたことの効果が表れていると考えます。
また、ウエルスナビ等円安の効果も加わっています。
資産額としては過去最高ですが、まだまだ複利の効果が十分に発揮されるのはこれからだと思います。
ひきつづき長期・積立・分散投資を継続します。
6 貸株金利
SBI証券にて貸株をしています。
貸株金利として
2,452.11円
頂きました。
4月からの推移は
・サンアスタリスク:8.5%→10.25%→8.75%→7.5%→7.75%→8.25%→8.25%→8.5%→9.25%→9.5%→9.25%→8.75%
・ペッパーフードサービス:8.0%→7%→6.25%→3.25%→2.5%→2%→2%→2%→2%→2%→2%→2%
8月からの推移は
・グローバルダイニング:2.75% →2.25%→2.25%→2.25%→2.25%→2.5%→2.5%→2.5%
・霞ヶ関キャピタル:2%
サンアスタリスクの貸株金利は今月8.75%と先月に続いて減少傾向。
今後株価上昇につき金利も低下するのか興味津々です。
また、GC注記が消えたグローバルダイニング(2.5%)が、霞ヶ関キャピタル(2%)やぺッパーフードサービス(2%)よりも金利が高いことが興味深いです。
7 気づき
⑴ マネー管理の重要性
資産額の直近ピークは昨年11月。
そこから米国経済、地政学リスク、日本の政治などの要因により4ヶ月間で資産額は大幅にマイナスになりました。
けれども、3月の3ヶ月間で600万円も資産額が急上昇しました。
ボラタイルな市場に振り回されないような、マネー管理の重要性を改めて認識しています。
⑵ 高配当株投資について
Twitterで東大〇〇トさんという方が
失敗の代表例「高配当株投資」
と呟いていました。
その理由は
・配当金に対し20%の税金を払う
・残りの80%に対して手数料を払いながら再投資をする
ため致命的なデメリットを抱えているとのこと。
本当でしょうか?
自分なりに考えてみると
・配当金に対して20%の税金を払う
→NISA口座なら無税
→特定口座でも、自分のように給与所得が無くさまざまな所得控除が得られる場合、確定申告により還付金として取り戻すことができる
・残りの80%に対して手数料を払いながら再投資をする
→松井証券やSBI証券など手数料無料な証券会社も多数存在する。
→自分の場合、配当金は再投資せず生活費としてそのまま消費している
ということで、致命的なデメリットはなさそうです。
特に、東大〇〇トさんを否定しているわけではありません。
要は、一般論や他人のやり方に左右されず、自分なりの資産形成や資産運用が大切であるということを強調したかったからです。
特にボラティリティの高い相場ほど、自分なりの投資スタイルが確立されていないと大きく振り回されてしまうことになりかねません。
例えば、短期投資のつもりが売り時を間違えて長期投資の塩漬け状態になるなどです。
自分なりの運用法をより確かなものにするためにも、こうやって定期的に振り返ることは意味のあるものだと思います。
8 まとめ
3月の資産運用について、長期・積立・分散投資と株式投資などを中心に振り返りました。
株式投資の評価益が過去最高となるなど、明るい兆しも見え始めました。
但し、今後も市場は乱高下が予想されます。
『エブリシングバブルの崩壊』ということで、現金、債権、株式、コモディティ、不動産、暗号資産の厳しさが指摘されています。
自分なりのスタイルを保ちつつよく学び投資を継続していきたいと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。
※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。