こげぱんの資産運用

ピンチはチャンスなりをモットーに株式投資を中心とした資産運用についてつづります

iDeCo(イデコ)について~投資実績と気をつけるポイント

こんにちは!
今回は、iDeCoについての話です。
本ブログの毎月行っている投資についてのふりかえりの記事の中でもiDeCoについては触れてきませんでした。
理由は、金融資産は換金できるものと定義されることが多いため、iDeCoは対象外と考えたからです。
マネーフォワードでもiDeCo年金の項目扱いです。
けれども、最近公開された『老後のお金がありません』で老後のお金に対する関心が高まっています。
個人的に相談を受けたりもしました。
自分自身、iDeCoを5年近く運用しています。
ということで、簡単にまとめてみました。
 
【目次】

iDeCoとは

iDeCoとは個人型確定拠出年金のことで、自分が拠出した掛金を、自分で運用し、資産を形成する年金制度です。
掛金を60歳になるまで拠出し、60歳以降に老齢給付金を受け取ることが出来ます。
”自分で育てる自分年金”と公式ホームページ(厚生労働省)に掲載されています。
国民年金が第1号被保険者である自分の場合は、毎月68,000円拠出できます(国民年金基金又は国民年金付加保険料との合算枠)。
でも、実際は付加年金を400円払っているので、67,000円の拠出となっています

iDeCoの良さ~3つの良し

iDeCoには税制上の優遇策が施されている点がいちばんの魅力です。
ノーリスク・ハイリターンと言えるかもしれません。
それは3つの良しで表現できます。
・買って良し:課税所得に対して掛金の所得控除が受けられます。
・持ってて良し:運用益が非課税となり再投資されるので複利の力が活かせます。
・貰って良し:もらうときに確定拠出年金を一時金で受け取る場合は退職所得控除、年金で受け取る場合は公的年金等控除が受けられます。

iDeCoで気を付けること

以前、iDeCoをやめようか迷っているという方から相談を受けました。
理由は「良く分からずあまり儲かっていないようだから」とのことでした。
どうやら、投資している商品が複利の効果が活かせるようなものでなく手数料だけはしっかり引かれていることが原因のようでした。
iDeCoの税制上のメリットを説明し、ご自分が複利の効果が得られるような金融商品に投資しているかどうかを確認するよう助言させていただきました。

iDeCoの投資実績

2017年1月からSBI証券iDeCoを始めました。
証券会社は手数料の安さと金融商品の多さで選びました。
金融商品は既に日本かに投資してましたので分散効果を狙って、外国株式とニューヨークダウに連動するインデックス型投資信託の2つを5年近く投資し続けています。
それぞれ、38%、33%の利回りが得られており満足です。
【マネーフォワードから】

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●まとめ

iDeCoについて、相談を受けたことや自分の投資実績を含めてまとめました。
とてもお得な年金制度ですが、基本を理解しないとその良さが活かせない一例を取り上げました。
意外とそのような方は少なくないのかもしれません。
あの、猫組長もiDeCoの利用を推奨していました。

制度自体がいろいろ改善され続けていますので、勉強を続けて上手に自分年金を育てていきたいと思います。

 
お読みいただきありがとうございました。