こげぱんの資産運用

ピンチはチャンスなりをモットーに株式投資を中心とした資産運用についてつづります

ライザップ(2928)について

こんにちは!

 

この記事は、ライザップ(2928)に関心のある方に向けた株主としてのコメントを記したものです。

 

・2期連続赤字からの脱却

・会社の弱みと強みについて

 

【目次】 

 

株主総会の会場となったホテルニューオータニ

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1 ライザップについて

⑴ 会社概要

 減量ジムやゴルフレッスンの「ライザップ」がCMで有名ですが、コロナ禍の現在はライフスタイル(美容・健康通販の事業)で稼いでいます。

■セグメント

・ヘルスケア・美容:ライザップ、ライザップゴルフ等

・ライフスタイル:エンタテイメント商品等の小売り及びリユース事業の店舗運営等

・インベストメント:グループ内の投資事業及び再建を加速する事業の管理

 

⑵ 株主になったきっかけ

 ライザップがM&Aで話題となっている約3年前に更なる成長を期待して購入。

しかし、結果的には赤字子会社が火を噴いて株価は大きく低迷。

その後、コロナで追い打ちをかけられています。

 

⑶ 経営分析

今期は黒字化です。

■収益性

売上高営業利益率:1%

2期連続赤字からの脱却のためか、収益性は低いです。

■安全性

流動比率:119%

・負債比率:337%

自己資本比率:23%

2年前に継続企業の前提に関する疑義(CG注記)が発生し、今日に至っています。

負債比率の多さからも財務状況は良くありません。

会社としては、対処すべき課題の中で「持続的成長に向けた経営基盤の強化」として、

・グループ横断的なコスト最適化や業務合理化

・在宅勤務常態化による本社家賃の低減をはじめとする固定費の削減

・不採算店舗の統廃合

を進めることで銀行の理解を得るとの説明がありました。

株主としては、大いに気になるところです。
 ■効率性

棚卸資産回転率:5.92

商品の売れ行きも平均以下で、経営の効率性についても問題を抱えているようです。

 

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2 株主総会

⑴ 株主総会

株主総会は過去3回出席しています。

簡単にそれぞれの株主総会の記憶を整理してみます。

 

■第17回定時株主総会 2019年

・負ののれんの効果を狙ったM&Aが暗礁に乗り上げたため原則凍結することに。

・社長は、「来年も赤字ならこの場所にはいない!」と断言。

・松本取締役が退任あいさつを行った時に、会場から大きな拍手が沸き上がった。

■第18回定時株主総会 2020年

・2年連続の赤字

・社長から、「結果的には嘘をつくことになるが、総合的に考え社長を継続することで責任を果たしたい」と陳謝。

・株主からは、特に批判的な意見は無く、むしろ会社を立て直すための建設的な意見や提案が続いた。

■第18回定期株主総会 2021年6月25日(金)

ホテルニューオータニガーデンタワー 鳳凰の間

今回は他の総会終了後に参加したため、最後の5分程度しか確認できませんでした。

それでも、黒字化のためか、会場の雰囲気は悪くなかったようです。

 

⑵ 株主還元    

■配当

2019年3月期から3期連続の無配です。

株主優待

 株主優待ポイントが株数に応じて得られます。

近いうちに、商品と交換してみたいと考えています。

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3 株主としてのコメント

⑴ 2期連続赤字からの脱却

2期連続の赤字からは脱却しました。

けれども、コロナ禍が続く現在、本業のライザップの収益は低迷したままです。

黒字化に貢献したのは外出自粛による巣篭り需要の高まりをライフスタイル事業がうまく取り込めたためです。

脈絡もないM&Aは言語道断ですが、事業ポートフォーリオの最適化の重要性が伺えます。

 

⑵ 会社の弱みと強みについて 

 株主として感じた会社の最大の弱みは、社長の軽はずみな言動だと考えます。

脈絡もないM&Aと「来年も赤字ならこの場所にはいません」の2点が挙げられます。

特に赤字の話は、

「言わなくても良いことは言わない」

「口は禍の元」

という、社会人としての素養を欠いているのではないかと疑われてしまいます。

それでも、まだ若いことと会社を大きくした手腕もあるので、軽はずみな言動を慎み真摯な態度に経営に取り組んでいくことを期待しています。

 

一方で、会社の一番の強みと感じたのは、株主の存在でした。

昨年の株主総会では、言動不一致の社長に対して、批判めいたことを主張する株主は少なく、むしろ、会社再建のための建設的な意見が相次ぎました。

危機に瀕した会社が生き残るか否かは、その会社のサービスや商品を愛する消費者がどれだけいるかで決まります。

その意味で、ライザップのサービスを支持する人が株主総会に集まったことは、社長のみならず多くの関係者が力強く感じたと推察します。

或いは、健康な人は発言も前向きになるのかもしれません。

銀行との綿密な調整のみならず、顧客でもある株主をどれだけ大切にできるかが会社の将来を大きく左右すると考えます。 

 

 

おつきあいいただき、ありがとうございました。   

  

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。 

 

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