こげぱんの資産運用

ピンチはチャンスなりをモットーに株式投資を中心とした資産運用についてつづります

ランド(8918)について

こんにちは!

 

この記事は、ランド(8918)に関心のある方に向けた株主としてのコメントを記したものです。

 

リーマンショックを生き残ったランド

・会社経営に伴う様々な問題を学ぶ

 

 

 

【目次】

 

 

 

 【株主総会の会場となった高島屋ローズホールの入り口】

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1 ランドについて

⑴ 会社概要

マンション開発業者としてスタート後、リーマンショックを生き抜き、開発からは手を引き(大手不動産に任せ)、権利関係が複雑な物件の調整と再生可能エネルギー投資を柱に事業展開している不動産会社。

■企業理念

「豊かで快適な暮らしの創造」

■セグメント

・不動産投資事業

再生可能エネルギー関連投資事業

・リノベーション事業

なんとなく、いちご(2377)と似通ったセグメントだと感じました。

 

⑵ 株主になったきっかけ

株価が十数円だったため、NISA口座の端数処理のため購入。

株主総会に参加し、9年連続の赤字をへて黒字化に至った経緯など、いろいろ貴重な話が聴けたためホールドしているうちに特定口座入り。

 

 

⑶ 経営分析

招集通知をもとに経営分析を試みます。

■収益性

売上高11億円に対して28億円を超える営業損失となっており、赤字です。

再生可能エネルギー関連投資事業の協議に時間を要しており棚卸資産評価損が計上された影響とされています。

■安全性

流動比率:501%

当座比率:462%

・負債比率:31%

自己資本比率:76%

意外といっては失礼ですが、安全性については問題が見つかりませんでした。

むしろ、良好と言えそうです。

リーマンショックを生き抜いただけあって、財務基盤のしっかりした守りの固い経営だと考えます。

■効率性

棚卸資産回転率:0.27

悪い数値が出ています。

棚卸資産が膨れ上がっているということは、”商品”が売れていないことを意味します。

リーマンショックで破綻した新興不動産企業の多くが、流動資産(特に、棚卸資産)の異常な増加によるものとされています。

11億円の売り上げに対して41億円の棚卸資産の額はやはり異常だと考えます。

難航している行政との調整を突破やコロナ禍の終息を契機として、回復への正念場が続きそうです。


 

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2 株主総会

 

第25回定時株主総会 2021年5月27日(金)横浜タカシマヤローズホール

           不参加

第24回定時株主総会 不参加

第23回定時株主総会 参加

第22回定時株主総会 参加

 

■総評

過去に2回参加しましたが、株主との間の活発な質疑が大変勉強になりました。

 

・約40社のカタカナ不動産企業がリーマンショックで壊滅(2008年8月にアーバンコーポレイション倒産など)

・不動産は半額以下で処分せざるを得なかった

・銀行からの支援なしに生き延びるすべとパートナーの存在

・10回に及ぶ増資

・債券交渉

・ビジネスモデルを転換し開発許可までしかやらない

・不動産の価値を創造し、収益を高め大手に渡す

・膨れ上がった株数

 

株主からの「事業は楽しいですか?」の問いに、「楽しいです!」と答えた社長の笑顔が印象に残っています。

 

  

株主総会会場となった高島屋ローズホール】                        

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3 株主としてのコメント

いちご(2377)もかつてはアセットマネージャーズを名乗っており、リーマンショックを生き延びたカタカナ不動産会社のひとつと認識しています。

どちらかと言えば、いちごの方が大企業に成長していますが、少数精鋭のランドのしぶとさからもいろいろなことを学ぶことが出来ます。

むしろ課題山積のランドの経営からは下町ロケットのような”ドラマチックさ”さえ感じます。

社長が総会で語る、苦労話や失敗談は鉄板ネタ化している様子。

他の不動産会社ではなかなか聞けない正直ベースの話。

2回しか参加していませんが、リーマンショックの悲劇を聞いて、「今年も頑張るぞ!」という勇気が湧いてくるなんとも不思議な感覚が得られた総会でした。

微力ながらこれからもランドの復活を信じて株主を続けたいと思います。

 

 

おつきあいいただき、ありがとうございました。   

  

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。 

 

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