こげぱんの資産運用

ピンチはチャンスなりをモットーに株式投資を中心とした資産運用についてつづります

Casa(7196)について

こんにちは!

 

この記事は、Casa(7196)に関心のある方に向けた株主としてのコメントを記したものです。

 

・不祥事が生じた銘柄の買はアリか?

・不動産会社としての位置づけは?

 

【目次】

1 Casaについて

⑴ 会社概要

⑵ 株主となったきっかけ

⑶ 業績

 

2 株主総会の様子

⑴ 2021年の株主総会

⑵ 事業説明会

 

3 株主としてのコメント

⑴ 不祥事が報じられた銘柄の買はアリか?

⑵ ”不動産会社”としての魅力は?

 

 

株主総会の会場となった住友不動産新宿グランドタワー

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1 Casaについて

⑴ 会社概要

Casaとはラテン語で”住まい”を意味するそうです。

家賃債務保証の会社。

家賃を回収するために、助成金申請や就職或いは養育費などの顧客支援を実施しています。

 

⑵ 株主となったきっかけ

 

 

不祥事の報道で会社を知りました。

ネットではブラックなイメージが飛び交っています。

でも、いろいろ調べていくうちに、業績は好調、1月決算、高配当、不動産関連、DX等興味が湧いてきたので1月に株主に。

 

⑶ 業績

増収減益です。

減益の要因は支払い猶予に応じたこと等による債権回収率の低下。

このご時世では、やむを得ないと思います。 

・収益性

 売上高営業利益率10%

 優良株と考えます。

・安全性

 流動比率103%

 自己資本比率51%

 財務基盤は盤石とまでは言えないまでも問題のあるレベルではないと思います。

 

 

【総会を案内するデジタルサイネージ

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2 株主総会の様子

⑴ 2021年の株主総会

第8回定時株主総会 2021年4月22日(木) 住友不動産新宿グランドタワー

 

業績や議案の説明がなされた後、質疑応答になりました。

パワハラ事案”を問題視した株主によって総会が荒れるかとも思われましたが、反対に建設的な意見・質問が多かったように思います。

社長も、真摯な態度で丁寧な説明に努めていたご様子。

有意義な総会だったと思います。

 

最近の株主はスマートな方が増えたと実感しています。

「来期も赤字なら私は社長の座にとどまりません!」と宣言したものの、2期連続の赤字に陥りつつも社長の座にとどまったライザップの社長

いきなりステーキがいきなりブレーキになりCG注記がついてしまった、ペッパーフードサービスの社長

そして文春砲がさく裂したCasaの社長。

いずれの総会でも株主は荒れ狂うことなく、会社復活のための前向きな意見を披露していたことが印象に残っています。

 

反対に荒れた総会とは?

昔なら、総会屋さん(?)が言いたい放題だったANAの総会や反日報道を繰り返すフジテレビなどが大いに荒れていたことが思い出されます(同じ反日報道でもTBSやテレ朝は比較的穏やかな批判)。

最近では、元講師が会社を訴えているTACも荒れ放題でした。

 

話が、それました。

 

主な質疑応答は以下の通りです。

Q.連結貸借対照表(バランスシート)の項目で、

・「求償債券」39億円は回収可能な債権

・「貸倒引当金」24億は回収困難な債権

という理解でいいか。

A.そのとおり

Q.社長のCasaで成し遂げたいことは何か?

A.会社を倒産させた際の苦しかった経験を踏まえ、連帯保証人なしで住居を確保することが出来る社会を実現させたい。

Q.貸倒引当金の額は大きいのでは?また、債権回収を推進するための方策は?

A.指摘の通り、保守的に見積もっている部分もある。今後は、入り口のチューニングを検討する。

Q.入口のチューニングとは?

A.事故率は特定の代理店に偏っており、それらの代理店との契約を見直していく。

Q.Casaの不動産DX企業としての他社との違いは?

A.決済と保証の両方を備えていることが強み。

Q.人材確保の状況は?

A.今期はITと営業を中心に30名獲得する予定(1月からすでに5名入社済み)

 

約1時間15分程で採決を行い滞りなく承認可決。

そして、5分の休憩をはさんで事業説明会へ

 

⑵ 事業説明会

多くの方が、総会に引き続き事業説明会に参加。

会社側は、社長の他、IT、顧客管理、営業、経営管理、業務、総務の6名が出席。

Casaのコード番号7196に対して覚えやすい語呂合わせとして

無い苦労(7196)

というエピソードがでる程、和やかな雰囲気でスタート。

会社説明30分、質疑応答30分の約1時間。

 

ポイントは3つ

・DX不動産推進協会の理事としてテクノロジーを駆使して不動産の透明化を推進

・「管理会社市場の拡大」と「自主管理市場」の開拓

・SDGsとの相性の良さ

 

社長はビジネスモデルの変革にも言及し、現在の(連帯保証人なしに住居を確保するための)債務保証会社としての目的はほぼ達成しつつあるので、次は不動産の透明性を担保するための情報コンテンツ支援に力を注ぐことを強調していました。

 

また、役員にして激高し暴言を吐いた経緯については、まず、自分が傲慢だったと陳謝。

その上で、その役員が暴力行為を行ったこととパワハラで社員を何人も潰していたことが許せなかったとこのとです。

なるほどと感じました。

 

最後は、拍手で終了し、社長と役員の方にエレベーターまで見送っていただきました。

 

 

 

 

3 株主としてのコメント

⑴ 不祥事が報じられた銘柄の買はアリか?

アリだと思います。

理由は2つ。

・株価下落が行き過ぎる場合がある

・不祥事が会社を調べるきっかけとなる

 

Casaについては予想通り、不祥事による下落から上昇に転じたものの、その後は減益の影響でダラダラ下げています。

売買のタイミングは難しいですね。

また、会社を調べるきっかけについては、まさに今回Casaを調べることで不動産業界の”闇”も含めていろいろ学ぶことが出来ました。

企業の分析の重要性を改めて認識しました。

 

 

⑵ ”不動産会社”としての魅力は?

Casaはサービス業に区分されていますが、広い意味では不動産業ととらえていいと思います。

その上で、Casaの強みは

DX にあると考えます。

理由は2つ。

 

 

・与信管理で重要となる顧客の支払い状況など”一次データ”が蓄積するビジネスモデルを構築していること。

経済産業省が認定する「DX認定」を不動産及び家賃債務保証業界で初めて選定されたこと。

 

特にテクノロジーはお金で買うことが出来ますが、顧客に関する与信情報などの一次データは簡単には手に入りません。

そういった強みを生かすことが出来れば、大きな飛躍も夢ではないと考えます。

 

 

おつきあいいただき、ありがとうございました。   

  

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。 

 

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