こげぱんの資産運用

ピンチはチャンスなりをモットーに株式投資を中心とした資産運用についてつづります

LTS(6560)について

こんにちは!

 

この記事は、LTSに関心のある方に向けた個人投資家(株主)としてのコメントを記したものです。

 

1 会社概要

2 株主となったきっかけ

3 株主総会

⑴ 2020

⑵ 2021

4 株主還元

5 今後の方針

 

 【株主総会が実施された東京証券会館

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1 会社概要

LTSは企業のデジタルシフトと働き方改革を支援するコンサル会社。

ネットなどでは、テンバーガー(株価10倍)候補としている発信者もいます。

 

ミッション:可能性を解き放つ

ビジョン:世界を拡げるプロフェッショナルカンパニー

バリュー:L(Learn 学びまくる)

     T(Think 考え抜く、思い尽くす)

     S(Suprise 驚かせる)

 

事業は、プロフェッショナルサービス事業部とプラットフォーム事業部の2本柱です。招集通知からの抜粋は次の通り。

 

プロフェッショナルサービス事業部

 顧客の現場に入り込み、顧客の課題や変革テーマに応じた各種支援をワンストップで提供する事業。サービス別の3区分は次の通り。

  •  ビジネスプロセスマネジメント

顧客の事業構造をビジネスプロセスとして可視化し、プロセス改善に必要な手法を立案、改善の実行支援などを行う。

顧客の経営から事業の最前線まで、変革を実行するための現場に入り込み、成長戦略構築や事業開発、業務改革や組織改革を支援する。

  •  デジタル活用サービス

経営のデジタルトランスフォーメーションを実現するために必要となる、顧客の業務に合わせたリサーチ及びテクノロジー活用手法の策定、IOTやマーケティング等の分析によるバリューチェーンの改善手段等を提供する。

 

プラットフォーム事業

プラットフォーム事業は次の3つのプラットフォームからなる体制です。

アサインナビ:IT/DX/コンサル企業

コンサルタントジョブ:フリーコンサルタント

・CS Clip:事業会社

 

2 総会の様子

2021年3月17日(水)(第19回) 東京証券会館 9階会議室

 

業績:4期連続の増収・増益

課題:優秀な人材の確保、M&A

配当:当面見送る。ここ数年は事業拡大のチャンスなのでそちらを優先する。

   中期計画の達成が見通すことができ、一定の事業規模となったタイミングでの配当を考えている。

 

主な質疑応答は次の通り

Q.中期計画に示される2030年の売り上げ500億円の妥当性は?

A.今後も20%成長を維持しつつ、M&Aが成功(過去3回のM&Aは成功)することを目指す。

Q.海外展開についての考え方は?(野村総研も豪州で苦労している)

A.DXの包括支援を踏まえ、関連会社であるFTPコンサルティングジャパンとの協業をベトナムから始める。

Q.アサインナビの会員数の増加についての施策は?

A.プラットフォーム事業については、「アサインナビ」、「コンサルタントジョブ」、「CS Clip」の3本柱で考えている。このうち、アサインナビの今後については会員数の増加よりも、面談数や成約率の向上に力を注ぐ。

 

 

3 株主としてのコメント

総会に行ったのは2回目。

前回は

・質疑応答の際の応対は、少し自信なさそうな印象

・成長ストーリーが見えにくい

などの印象を持ちました。

 

今回は

・社長の笑顔もあり、自信をもって経営している様子

・中期経営計画(2021~2024)公表

もあり、前回より”向上”した印象を受けました。

 

ただし、今後の見通しとしては将来大きく飛躍するために今後数年は先行投資をするために利益の成長が鈍化するようなことが懸念。

業績は4期連続増収・増益ですが、株価は乱高下

ホールドするのは結構大変です。

ただし、長い目で見れば株価の大幅上昇も見込めるので、それぞれの時間軸によってリスク許容度が変わってくるようにも思えます。

自分は、成長期の会社経営というものに興味があり研究しています。

成長株投資が好きだからです。

 

ちなみに10バーガー(株価10倍以上)の代表的な要件は下記の通りです。

 

1 上場5年以内→2017年12月上場

2 時価総額300億円以内→154億円

3 成長株(売上高成長率20%以上)→年平均30%以上

4 創業者が筆頭株主又は上位株主→椛島氏が筆頭株主(14%)

5 成長が見込める業界→DX支援

 

この要件にLTSは当てはまります。

 

研究対象として、利益の期待を込めて、LTSの経営を引き続き注目していきたいと思います。

  

おつきあいいただき、ありがとうございました。

 

 

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。