こげぱんの資産運用

ピンチはチャンスなりをモットーに株式投資を中心とした資産運用についてつづります

ファーストブラザーズ(3454)について

こんにちは!

 

この記事は、ファーストブラザーズ(3454)に関心のある方に向けた個人投資家(株主)としてのコメントを記したものです。

 

■会社概要

丸の内に本社をを持つ不動産会社(11月決算)です。

企業理念は資産運用ビジネスの分野において、「最高のプロフェッショナルであり続ける」です。

行動規範は、「クライアントファースト」、「パフォーマンスファースト」、「コンプライアンスファースト」とのこと。

この3つの行動規範はどこまで実践できているか・・・。

 

 

 

 ■業績

全体としての業績は減収減益が続いています。

2つのセグメント別の業績は次の通り

投資銀行業務

新規にアセットマネジメント業務を受託したことによるフィー増加による増収増益。

投資運用業

不動産の売却期間が長期化したことによる減収減益

 

大まかな経営分析結果は以下の通り。

収益性については、売上高営業利益率をみると

前期:17%

今期:16%

と低下。

 

安全性については、自己資本比率に着目すると

前期:56%

今期:25%

と悪化(目安は30%以上)

 

効率性については、棚卸資産回転率(数値が大きいほど効率的)で比較すると

前期:0.39

今期:0.28

と、こちらも効率が落ちています。

前期に比べ、今期の経営は上手とは言えません。

 

 

【過分主総会会場 JPタワー・KITTE】

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株主総会について

第17回定時株主総会

2021年2月25日(木) JPタワー・KITTE 4階

活気が感じられない株主総会でした。

参加者も少人数。

 

質問は1件

調達した資金をどのような不動産に投資をしているのか具体的に教えてほしいというものでした。

これに対する回答は、会社はオフィスビルに4割、商業施設に4割、ホテルに2割投資しており、物件は主に郊外の駅前が中心のこじんまりとした物件とのことでした。

 

このような基本的な質問を、社長自身ではなく、担当者に応えさせるという姿勢が低迷する会社の現状を象徴しているように感じました。

 

そして、取締役選任の件に関する議案は粛々と可決されました。

 

また、総会全体を通じて拍手が少なかったです。

 

■株主還元について

株主優待

1年目

クオカード(1000円)が届きました。 

 高級感ある厚紙にオリジナルのクオカードは、同じクオカードでも差別化を図っており、評価できます。広告効果も狙っているのかもしれません。

2年目

長期株主優待制度によって200株を1年以上保有すことにより、オリジナルクオカードが4000円を頂きました。

来年以降

株主優待を変更し、プレミアム優待倶楽部となってしまったため、500株以上でないと優待は頂けなくなりました。

現在の持株は200株。

残念ながら、現在の業績を考えると残り300株を買い足す気にはなれません。

 

【以前の長期株主優待制度で頂いたクオカード2,000円×2枚】

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・配当

業績が低迷する中、配当は増配です。

1年目

 一株当たり21円の配当なので、4,200円

2年目

一株当たり24円なので、4,800円

 

■今後の方針

過去に読んだ雑誌の中ではこのファーストブラザーズが大化けする銘柄として紹介されていたこともあります。

けれども、今の業績を見るとちょっと厳しそうです。

 NISA口座を活用しているので、5年間の間で再度、評価益がでることを期待しています。

業績不振の根源は、社長が発行済み株の過半数を握っていることの安心感にあるのではないかと考えます。

社長を含む経営陣の活気の無さはそこに起因しているように思えてなりません。

そう考えると、減収減益にもかかわらず増配したことや株主優待制度の改悪も理解できます。

社名はブラザーズとなっていて金融と不動産のプロフェッショナル集団を名乗っていますが、実際は社長が株式の過半数を握るオーナー経営の会社です。

ある意味、社名が会社の本質の隠れ蓑のようになっているようにも思えます。

もちろん、オーナー経営の会社でも立派な会社はたくさんあります。

権八やラボエムなどを展開するグローバルダイニングの社長も会社の株式の過半数を握っていますが、コロナ禍における経営には共感することが多々あります。

投資をする際、経営者の人となりを見ることの大切さをひしひしと痛感しています。

 

  おつきあいいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。