初投稿簿2020.7.29、最終更新日2020.8.29
こんにちは!
この記事は、ワイズテーブルの株式に関心のある方に対して、株主としての所感をまとめたものです。
【更新内容】
・テクニカル分析の追加
・XEX愛宕グリーンヒルズでのランチを追加
【目次】
1 ワイズテーブルについて
⑴ 会社概要
⑵ 株主になったきっかけ
⑶ 経営分析
⑷ テクニカル分析
2 株主還元等
⑴ 配当
⑵ 株主優待
⑶ 株主総会のお土産
⑷ XEX愛宕グリーンヒルズについて
3 株主としてのコメント
⑴ 2020年株主総会の様子
⑵ 今後の方針
【毎年総会が開かれる六本木ヒルズ森タワー】
1 ワイズテーブル について
⑴ 会社概要
高級レストラン『ZEX』、『サルバトーレクオモ』等を直営・FC展開しています。
セグメントは
ZEXグループ、カジュアルレストラングループ、その他
の3つから成り立っています。
⑵ 株主になったきっかけ
10年以上前から株主です。
当時はキャピタルゲインも狙っていましたが、今は優待が魅力なのでホールドしています。
⑶ 経営分析
・収益性
過去2年間の赤字が続いていましたが、今回は黒字化に転じています。
売上高営業利益率が1%に対して売上高経常利益率が2%となっています。
営業外収益としては、協賛金収益、預かり保証金払入益、助成金収入などがあり、コロナ禍の影響が表れています。
・安全性
流動比率85%(目安として200%以上が安全)
負債比率820%(目安として100%以下が安全)
自己資本比率は11%(目安として30%以上が安全)
であり株主としてはあまり安心できない状況です。
・効率性
売上債権、棚卸資産、有形固定資産の各回転率は小売業界の平均を上回っており、こちらは特に問題はななそうです。
⑷ テクニカル分析
株主優待の権利付き最終日である8月27日と権利落ち日の8月28日のローソク足は長い上髭を付けていました。
株主優待に加え、「GO TOキャンペーンに東京が入るかもしれない」、「東京23区の飲食店の営業時間の自粛は9月15日まで延長」などの報道で大きく左右されているようです。
今年は3月13日の1402円を底値に徐々に上げてきたのですが、今後は下落トレンドに向かう恐れがあり要注意です。
2 株主還元等
⑴ 配当
今期も無配です。
⑵ 株主優待
権利確定月は2月と8月です。
5000(1000円×5枚)円相当の株主優待券が年2回届きます。
2月のみ、3年以上継続保有した株主に対しては「XEX MEMBERS CLUB(株主向け)」会員証(10%割引)がいただけます。
⑶ 株主総会のお土産
2020年の総会ではお土産はありませんでした。
⑷ XEX愛宕グリーンヒルズでのランチ
8月中旬にXEX愛宕グリーンヒルズに行きランチを頂きました。
ここでの食事は2回目。
今回は就職祝い
会員証による10%割引を効かせた後、株主優待券の併用もできました。
ラファエルというコースで2,800円(税込み、サービス代別)。
ちょっと高い気もしましたが、十分満足できる食事とサービスでした!
記念日などでの利用をおススメします!
【9種類の前菜盛り合わせ】
スパーダ
【 トマトソース メカジキ アンチョビ ズッキーニ ニンニク モッツァレラ 】
サルシッチャ
【 サルシッチャ パプリカ インゲン モッツァレラ 】
【ボロネーゼソース アスパラガス リコッタアフミカータ ニョッキ】
【店内の様子】
【9種のパテシエおススメプレート】
【愛宕グリーンヒルズ42階からの眺望】
ゴージャスな空間で、ゆっくりとくつろぎながらおいしい料理を楽しみながら良き時間を過ごすことが出来ました。
特に、感動したのが「9種のパテシエおススメプレート」。
ちょっとしたレストランでアフタヌーンティーをしたらこれだけで結構なお値段になるようなスイーツ。
食後のコーヒーを含めてすべて完食!
満足しました。
ごちそうさまでした。
蛇足ですが、この愛宕グリーンヒルズの良いところは、車を駐車する際に1階から機械式駐車場に入れられる事。
細い道をぐるぐる回って地下に行き、空き駐車場を探す手間がありません。
もちろん、出庫する際は時間がかかりますが、それほど込んでないので待ち時間も2~3分程度。
助かります。
3 株主としてのコメント
⑴ 2020年株主総会の様子
2020年7月29日(水) 六本木ヒルズ森タワー59階のアカデミーヒルズ
で行われました。
社長が自己資本を確保するため、無配となってしまうことを申し訳なさそうに説明されていました。
また、経営に関してご自分の管理が甘かったかもしれないと総括されているのが印象的でした。
元社員で外での勉強を経てワイズテーブルに復帰する後継者が新社長に指名され、本総会は締めくくられました。
お疲れさまでした。
前社長は新社長に対しては、「儲かる会社にしてほしい!」と要望されたとのこと。
新しい社長は、挨拶の中でまず、「社員は宝」とおっしゃっていました。
その上で、コスト管理やリスク管理を徹底しコロナ禍をしのぎ、その後はZEX等のブランドの持つ営業力を活かし、売り上げを作る力を伸ばしていきたいとのことでした。
財務的に厳しい状況で、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在していますが、それを乗り越えてこうとする意気込みが感じられました。
⑵ 今後の方針
引き続き、長期保有を考えています。
ZEXグループのレストランが好きで、思い出となる楽しい時間をそこで過ごせたから、応援したいという気持ちが強いためです。
また、無配ですが優待については今後も維持されることもホールドする理由です。
総会終了後に、自然と拍手が沸き上がる会社はいい会社だと個人的に思っていますが、ワイズテーブルもそうでした。
財務的に厳しい状況下にあるにもかかわらず、株価が意外と下落していないのは優待を意識した株主が多いからかもしれません。
渋谷に新規オープンしたお店はガーデンタイプのためコロナ禍にもかかわらず儲かっているとのこと。
ブランドを維持しつつ時代の変化への適応をつづける姿勢に期待しています。
おつきあいいただき、ありがとうございました。
※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。