こげぱんの資産運用

ピンチはチャンスなりをモットーに株式投資を中心とした資産運用についてつづります

インテリックス(8940)について

こんにちは!

 

この記事は、インテリックス(8940)に関心のある方に向けた株主としてのコメントを記したものです。

 

・リノベーション市場のトップランナー

・今後の成長について

 

【目次】 

 

【会社から頂いた事業説明資料】

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1 インテリックスについて

⑴ 会社概要

不動産再生の会社です。

■企業理念等 

・ミッション:人と社会と新しい価値を繋ぎ、幸せをつくる

・ビジョン:すべての人にリノベーションで豊かな生活を

・バリュー:Intellex Mind インテリックスが大切にしている11のこと

・スローガン:次の価値を図る。

■セグメント

2つの事業から成り立っています。

・中古マンション再生流通事業:中古マンションを購入し再生させて販売する事業

・その他不動産事業:新築マンション・ビル・戸建・土地の売買及び賃貸事業、リースバック事業、不動産特定共同事業法に基づく不動産の小口化商品の販売事業、リノベーション内装の請負事業

 

⑵ 株主になったきっかけ

5月決算企業の中で、業績の良さなどを考えて株主になりました。

ちなみに、不動産再生銘柄としては、インテリックスの他にスターマイカ保有しており、両者を比較しながらの分析も試みています。

 

⑶ 経営分析

株主総会招集通知に記載の計算書類に基づき分析しています。

■収益性

リノベーション市場の追い風を受けて増収増益でした。

細部は以下の通りです。

・売上高総利益率:17%

売上高営業利益率:5%

収益性は低いです。

原価及び販管費が高いことが原因だと思います。

企業価値を高めるためにはコスト高を改善し、収益性を高める必要があると考えます。

ちなみに同業のスターマイカ(同じく株主です)は

・売上高総利益率:15%

売上高営業利益率:8%

です。

顕著な差は無いものの営業利益率が高いスターマイカの方がより頑張っているようにも感じます。

また、売上高総利益率が40%を超える場合、競争力のあるビジネスモデルを構築していると見なされます。

持株の不動産会社のなかで、それを達成しているのはCasa(59%)のみで、DXの効果が効いているためと考えています。

■安全性

流動比率(200%以上が目安):132%

・負債比率(100%以下が目安):213%

自己資本比率(30%以上が目安):32%

財務につきましても、懸念が残ります。

スターマイカとの比較でも指標の優劣はあるものの、財務が盤石な状態とは言えない状況です。

十数年前に一世を風靡したカタカナ不動産会社がリーマンショックで全滅しました。

不動産会社への投資には、特に、〇〇ショックで生き残れるかどうかという視点が欠かせないと考えます。

■効率性 

・売上債権回転率:197.96%

比較的高いです。

同業のスターマイカも約400と債権回収は上手にやっていると考えます。

キャッシュフローが滞らないよう留意して経営しているようです。

 

トップランナーの約束。として、リノベーションされたマンションの品質の高さをアピールする頁】

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2 株主総会

⑴ 株主総会

第26回定時株主総会 2021年8月27日(金) 渋谷駅セルホテル東急

参加できず。

⑵ 株主還元 

■配当

2021年5月期:1株当たり35円

株主優待

 なし   

 配当利回りとしては3%を超えており、株主としてはありがたいと感じています。

会社の目標は配当性向30%だそうです。

出来れば、一貫して増配基調を維持して頂くことを願っています。

 

株主総会の会場 エクセルホテル東急】

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3 株主としてのコメント

⑴ リノベーション市場について

会社の説明資料では、首都圏におけるマンション市場は、中古物件(リノベーション市場)の成約件数が新築の供給戸数を2016年以降5年連続で上回っているとされています。

そして、インテリックスはこの中古物件市場におけるトップランナーとしています。

けれども、それにしては時価総額は100億に満たず、収益性も高くないというのは何故なのか?

例えば、新築物件市場における有名企業と言えば、三井、三菱、住友、野村などが思い浮かび、時価総額も兆の単位の巨大企業ばかりです。

SDGsのトレンドも追い風にできるはずなのに。

そのように考えると、リノベーション市場まだまだ発展途上にあり、市場もそのポテンシャルを十分に織り込んでいないのかもしれません。

今後の成長が楽しみな反面、”市場からあまり高い評価を受けていない”理由についても引き続き、深掘りしつつ株主を続けていくつもりです。

⑵ 不動産投資について

藤忍氏の著書『日本×世界で富を築く グローバル不動産投資』のあとがきにおいて、インテリックスからの情報提供を得たとの記載がありました。

藤忍氏の主張は、金融資産と実物資産によるハイブリッド投資がこれからの時代に有効になるとするものです。

自分もその考え方にはある程度納得しつつも、どうしても不動産投資のハードルの高さを意識してしまいます。

そんな意味でも、まず、不動産会社の株主になって中古マンション業界のことを学ぶことも実物資産に投資をする前の第一歩としても有効なのではないかと考えます。

いまなら、8万円弱で100株の単位株主になることが出来ます。

 

 

 

おつきあいいただき、ありがとうございました。   

  

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。 

 

 

#投資 #株式 #株主総会 #資産形成 #資産運用 #インテリックス

  

東和フードサービス(3329)について~株主優待が届いたのに議決権行使書が届かない謎

こんにちは!

 

この記事は、東和フードサービス(3329)に関心のある方に向けた株主としてのコメントを記したものです。

 

株主優待は届いたのに議決権行行使書が届かない謎

・椿屋珈琲

 

【目次】 

 

【椿屋珈琲】

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1 東和フードサービスについて

⑴ 会社概要

椿屋珈琲、ダッキーダック、イタリアンダイニング ドナなどを運営する会社です。

個人的には、株主になる前からレストランにはお世話になっていました。

■経営理念等

・社是:『先を見据えて今を生きる』

・経営理念:『味覚とサービスを通じて都会生活に安全で楽しい食の場を提供する』

■セグメント (売上高構成比)

・椿屋珈琲グループ(39.8%)(48店舗)

・ダッキーダックグループ(21.1%)(20店舗)

・イタリアンダイニング ドナグループ(20%)(27店舗)

・ぱすたかん・こてがえしグループ(9%)(17店舗)

・プロント(7店舗)(5.4%)

・生産カンパニー/物販・EC’(4.7%)

⑵ 株主になったきっかけ

4月決算銘柄を探していたところ、株主優待があり、なじみがあるレストランを経営している当社が目に留まりました。

コロナ禍ということもあり、優待を頂きながら今後の業績回復を期待しようと考え株主となりました。

⑶ 経営分析

2期連続の赤字です。

■収益性

・売上高総利益率:70%

一般に、飲食店は原価率3割が標準といわれています。

その意味で、スタンダードな経営がなされているようです。

けれども、コロナ禍のため赤字経営になっています。

椿屋珈琲での店員さんの独特なコスチュームとの関係は不明ですが、販管費を賄うほどの売り上げが上がっていなかったようです。

■安全性

原価率3割を守っているように、安全性についても下記の指標について目安となる数値をクリアしています。

堅実な経営がなされていると考えます。

これなら、コロナ禍を乗り越えることはそれほど難しいことではないように感じました。

流動比率:315%

・負債比率:41%

自己資本比率:71%

■効率性 

棚卸資産回転率:210.65

レストランなので棚卸資産回転率が高いことは容易に想像できます。

そして、200を超える棚卸試案回転率は、自分の持株である、日レス・ドトール、クリエイトレストランツHD、ワイズテーブル、コロワイドなどと比べても最も高い数値です。

人気がある商品を扱っており、売れ残りが少ないことを意味していると考えます。

 

【イタリアンダイニングDONA】

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2 株主総会

⑴ 株主総会

第22回定時株主総会 2021年7月30日(金)ホテル ルポール麹町

参加できず。

⑵ 株主還元    

■配当

・一株当たり6円の配当。

なお、2015年からずっと減配していることが気になります。

 

株主優待

500円分の優待食事券が持株に応じてもらえます。

100株の場合

〈4月末〉3枚、〈10月末〉2枚

 

【優待食事券】

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3 株主としてのコメント

⑴ 株主優待は届いたのに議決権行使書が届かない謎

・始まりは議決権行使書が届かないことから

4月決算銘柄は7月中に株主総会が開かれます。

けれども7月半ばになっても株主総会招集通知が届きません。

株主優待が届いているのに、株主総会招集通知が届かないのは何故だろう?

過去に貸株で優待が取れなかった経験から、今回も貸株関係のミスではないかと思い、SBI証券に問い合わせました。

SBI証券に問い合わせ

株主優待が届いているのに議決権行使書類が届かないのは何故なのかを電話でSBI証券に問い合わせました。

最初は、オペレーターの女性から

オ:「今は株主ではありません」

私:「もちろんです、貸株をしてますから」

というやり取りが続き、ようやくオペレーターの方に自分の疑問点を理解してもらいました。

どうやら、優待権利確定日には貸株が解除されふつうに株主優待を頂けたようです。

けれども、残念ながら議決権行使書面が発行されない理由は分からず、担当しているみずほ信託銀行の連絡先を教えてもらうことになりました。

そして、おそらく

「みずほ信託会社の発送手続きミスに違いない」

とこの時はそう考えていました。

みずほ信託銀行に問い合わせ

みずほ信託銀行に問い合わせました。

オペレーターの方は若い女性で何回も中断して社内の人に聞きながら対応してくれました。

そして、送付ミスではないかと聞いたところ、

オ:「臨時総会開催のため7月末の通常総会はありません。」との回答でした。

そんなこともあるのかな?と思いつついったん電話を置きました。

その後、ちょっと気になってネットで調べてみるとなんと、7月末に株主総会が開かれる旨の株主総会招集通知のPDFがアップされているではありませんか!

もういちど、みずほ信託銀行に問い合わせました。

私:「議決権行書が届いていない件で、総会が無いとの回答ですが、総会は実施されますよ・・・。」

結局、みずほ信託銀行の担当者では原因は分からず、会社の連絡先を教えてもらうことになりました。

・会社に問い合わせ

会社に問い合わせたところ、決算と株主優待権利確定日は4月末だが、議決権行使書の権利確定日は5月末との回答でした。

ようやく謎が解けました。

貸株(優待権利獲得優先)をやっていた関係で優待はゲットできましたが、それ以外は貸株となっていたため、5月の議決権獲得日に権利を得ることが出来なかったというわけでした。

驚きました。

こんなケースがあることを始めて知りました。

いろいろな会社があるのですね!

担当者からは社内のスケジュールの都合で行っているとのこと。

正直、権利確定日を分割している説明を聞いても趣旨は良く分かりませんでした。

ちなみに、ここまで調べるのに約1時間

謎以外に、意外と証券会社や信託銀行の人も株式についてそれほど詳しいわけではないことが分かりました。

来年は、手動で5月末に買い株を解除して株主総会に参加し、いろいろと質問してみたいと考えています。

 

【椿屋珈琲のランチ 1300円(税別)】

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⑵ 椿屋珈琲

椿屋珈琲には興味はありましたが、すっかりドトール慣れしていたので行くきっかけがありませんでした。

けれども、先日、頂いた優待食事券を握りしめて初めて椿屋珈琲に行きました。

行ってみて、確かに値段は安くはありませんが、客層や昭和レトロな雰囲気、店員さんのユニークなコスチュームなどリーズナブルな満足感が得られました。

行ってみて良かったです。

今度は家族を連れて行ってみようと思いました。

株主優待のおかげです。

 

おつきあいいただき、ありがとうございました。   

  

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。 

 

 

#投資 #株式 #株主総会 #資産形成 #資産運用 #東和フードサービス

  

フォーカスシステムズ(4662)について

こんにちは!

 

この記事は、フォーカスシステムズ(4662)に関心のある方に向けた株主としてのコメントを記したものです。

 

・恩株について

・三次電池の特許について

 

【目次】 

 

【会社から頂いた冊子】

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1 フォーカスシステムズについて

⑴ 会社概要

公共向けシステム開発に強みを持つ会社です。

システムインテグレーション、ITサービス、情報セキュリティが3本柱です。

■経営理念 

社員すべてが心と力を合わせ、企業の発展と成長を通じて、未来のより良い環境づくりに貢献する

■コーポレートスローガン

テクノロジーにハートを込めて

■経営ビジョン

・個人責任

・企業責任

・社会責任

■セグメント(構成比)

・公共関連事業(32.4%)

エンタープライズ事業(23.7%)

・広域ソリューション事業(19.2%)

イノベーション事業(24.7%)

注目すべきは、イノベーション事業。

三次電池他、画期的な技術の実用化が楽しみです。

⑵ 株主になったきっかけ

5年以上前から株主です。

情報セキュリティに関心があり当社の株式を購入しました。

当時はデジタルフォレンジング(デジタル社会における探偵のような役割)を大きくPRしていたようですが、最近は3次電池が話題になるなど、時代移り変わりの速さを実感します。

株価が2倍になり、2分割したところで100株を売却。

いわゆる恩株として100株を保有し続けています。

⑶ 経営分析

コロナ禍ですが、増収増益です。

■収益性

売上高営業利益率:6%

IT関連企業としてはちょっと物足りない気がします。

売上原価も販管費も高めとなっています。

■安全性

流動比率:215%

・負債比率:61%

自己資本比率:62%

財務的に問題は見つかりません。

ROEも10.3%であり、株主資本を遊ばせているわけでもありません。

バランスの取れた経営がなされていると考えます。

■効率性

棚卸資産回転率:331.69

増収増益とあって商品の売れ行きは好調であり、棚卸資産回転率の高さがそのことを物語っています。

 

株主優待ポイントで交換した精密ドライバー】

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2 株主総会

⑴ 株主総会

第45期定時株主総会 2021年6月29日(火) msbTamachi(田町)

参加できず。

なお、取締役選任の件の中で当社には退役自衛官が2015年6月から6年間就任し続けていることが他社にはない特徴だと思います。

⑵ 株主還元    

■配当

一株当たり24円(普通配当20円、特別配当4円)

予想配当利回り2.83%

株主優待

株数に応じたプレミアム優待倶楽部のポイント

                   

3 株主としてのコメント

⑴ 恩株について

株価が2倍になった時に半分を利益確定することによって残りの株と安心して付き合っていくことができるという考えがあります。

いわゆる恩株というものです。

基本的には良い考えと思いますが、問題がないわけでもありません。

・2倍以上に株価が上昇する場合の機会損失

株主優待権利の喪失

フォーカスシステムズの場合、100株となってからは株主優待の恩恵に預かっていません。

写真には唯一の優待である精密ドライバーを載せていますが、生活に潤いをもたらすことを考えると、恩株化の前に一息ついて優待のことを考えることも必要かもしれません。

⑵ 三次電池の特許について

三次電池とは、IoT機器の無充電を目指す技術です。

その原理は、昇降温に伴う熱サイクル特性により、繰り返し、安定した電圧が得られる特性を生かしたものです。

フォーカスシステムズのこの特許について報じられると2日間ストップ高を繰り返す人気ぶりでした。

普段は地味で堅実経営ですが、このように時々世の中の注目を浴びることもこの会社の魅力だと思います。

さまざまな分野で研究を重ねており、今後の成果が期待されます。

 

おつきあいいただき、ありがとうございました。   

  

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。 

 

 

#投資 #株式 #株主総会 #資産形成 #資産運用 #フォーカスシステムズ

  

SBIホールディングス(8473)について

こんにちは!

 

この記事は、SBIホールディングス(8473)に関心のある方に向けた株主としてのコメントを記したものです。

 

・投資対象としてのSBI

論語と経営

 

【目次】 

 

【本社のある泉ガーデンタワー

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1 SBIホールディングスについて

⑴ 会社概要

大手ネット証券であり、証券口座首位の金融グループです。

■企業理念等 

・正しい倫理的価値観を持つ

・金融イノベーターたれ

・新産業クリエイターを目指す

・セルフエボリューションの継続

・社会的責任を全うする

■新中期ビジョン(2021年4月から3~5年間)

・連結税引き前利益3000憶円

・新事業の税引前利益の総額が連結税引き前利益に占める割合が20%

ROEは10%以上

特に、2項目目が特徴的でここまで大企業化してもさらなる成長を続けようとする硬い意志が感じられます。

■持続的成長目標(抜粋)

・オープンアライアンス戦略の進展とパートナーとのシナジーを効率的に生み出す生態系の構築。→地方創生

・革新的技術を持つベンチャーへの積極的投資と新技術を通じた有機的結合・シナジーの極大化を目指す。→技術革新

・デジタル金融分野への積極的かつ多角的に進出し、新たな事業拡大を図る。→暗号資産

・グループ運用資産残高を現在の4.4兆円から10兆円兆を目指す。→SPAC

■セグメント(収益構成比率)

・金融サービス事業(59.3%)

・アセットマネジメント事業(39.6%)

・バイオヘルスケア&メディカルインフォマティックス事業(1.1%)

・その他

⑵ 株主になったきっかけ

約10年ぶりくらいに株を購入しました。

ちょうど、チャートが上向きかつ3月末の権利確定日前でした。

ネット証券大手であり、知っている会社でもあるので今度は末永くホールドする予定です。

⑶ 経営分析

■収益性

・売上高税引き前利益率:26%

一般的には高収益と言えると思います。

ちなみにマネックスグループも27%でした。

■安全性

自己資本比率:10%

一般的には低いように見えますが、金融業界ではこのレベルが妥当なのかもしれません。

ちなみにマネックスグループは6%でした。

■効率性 

・有形固定資産回転率:8.42%

金融業のためか、不動産にはそれほど多く投資されていないようです。

参考として、マネックスグループは16%を超えており、SBIグループよりもさらに不動産投資の割合が低くなっています。

 

株主優待

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2 株主総会

⑴ 株主総会

第23期定時株主総会 2021年6月29日(火) The Okura Tokyo

ライブ中継を見ました。

30分足らずで終了。

質問は、竹中平蔵氏のこととHIPER SBIの使い勝手についてのものでした。

総会後の事業報告の中で様々な質疑応答がなされたと想像しますが、残念ながら今回はその中継はありませんでした。

⑵ 株主還元    

■配当

・一株当たりの配当金の推移

2017年3月期:50円

2018年3月期:85円

2019年3月期:100円

2020年3月期:100円

2021年3月期:120円

当期利益の40%を下限として株主還元を実施するとのことです。

安定して増配を続けており高配当も魅力です。

株主優待

株数と保有期間に応じて暗号資産(7月末時点換算で2,000円相当)、健康補助食品、化粧品等が選べます。

今回は、アプラスゴールドEX(60粒)11,880円等を頂きました。

                   

3 株主としてのコメント

⑴ 投資対象としてのSBI

SBI証券についてネットで検索してみると、

・口座開設をいかにお得にするか?

・キャンペーンのお知らせ

IPOや仮想通貨関連の裏技

iDeCo口座・・・

などがありますが、意外と投資対象とての記事は少ないように思います。

投資対象としての主なプラスの材料とマイナスの材料は下記の通りです。

●プラス材料

量的緩和を背景とした金融相場の継続(日米株式)

・菅政権終了に伴う総裁選と衆議院選挙(選挙に伴う株高→アベノミクス相場の再来の可能性)

600万口座という証券業界ナンバーワンの地位

・「新規事業の税引き前利益の総額が連結税引前利益に占める割合が20%程度」という新中期ビジョンに基づく成長性

・暗号資産の飛躍的発展

・バイオ・ヘルスケア&メディカルインフォマティックス事業の収益化

●マイナス材料

・北尾社長の高齢化(70歳)

SBIソーシャルレンディングの廃業に象徴される不祥事の多発

・定期的に生じ続けている金融庁の政処分

SOR(スマート・オーダー・ルーティング)注文を巡る先回り取引による不適切な利益

 

まとめると、優秀な人が必死に稼いでくれる一方、必死さゆえに不祥事を起こし続けてきた会社と見なすことが出来そうです。

長期的には成長し続けると予想しますが、不祥事による株価下落や企業価値の棄損のリスクは覚悟しておく必要があると思います。

リスクと言えば、カリスマ経営者の北尾社長の年齢も挙げられます。

同業のマネックスグループ松本大さんが50代で会長となり40代の清明祐子さんに社長を譲ったのとは対照的です。

もちろん北尾会長の元気さは株主総会のライブ中継からもか確認しています。

けれども、トップの交代が未経験という組織のリスクはやはりそれなりのインパクトの要因になると思います。

株式の売買において馴染みのある会社であり、かつ、株価も上昇基調であり、配当・優待も魅力的ですが投資対象として長く付き合うなら、お行儀の悪さや北尾社長依存のリスクをしっかりと認識しておくことが無難だと思います。

ちなみに、自分は投資対処としてのSBIに魅力を感じ、長期保有の予定です。

⑵ 論語と経営

企業経営に論語を活かす経営者は少なくありません。

新一万円札で注目を浴びている渋沢栄一に始まり、その子孫の方もコモンズ投信において論語の大切さを唱えています。

北尾社長もその一人です。

いままで、

「それほど反響が無いのに北尾社長が論語に関する著書やSNSで発信をし続けるのは何故なんだろう?」

と疑問に思っていました。

むしろ、マイナス材料で述べたような不祥事がずっと続いていることから

論語の効果はそれほどでもないのでは?」

とさえ感じていました。

けれども、よくよく考えれば、論語の重要性を社内外に発信し続けてきたのはご自身のためなのかもしれないと最近考えるようになってきました。

49歳で野村証券を飛び出し、野村證券を凌駕する会社を作ることは並大抵のことではありません。

きわどい判断を迫られることも数えきれないほどあったと思います。

それでも、創業以来ずっと社長として会社をここまで大きくできたのは、論語によって社長自身がその方向性を誤らなかったことが大きいと考えます。

定期的に不祥事が続いているものの、致命傷に至っていないことが論語のおかげなのかもしれません。

 

おつきあいいただき、ありがとうございました。   

  

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。 

 

 

#投資 #株式 #株主総会 #資産形成 #資産運用 #SBI

  

ラクーンホールディングス(3031)について~株価下落は必然?

こんにちは!

 

この記事は、ラクーン(3031)に関心のある方に向けた株主としてのコメントを記したものです。

 

・株価の下落は必然?

フィンテック企業には2種類ある

 

【目次】 

 

【第25回定時株主総会決議ご通知】

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1 ラクーンホールディングスについて

⑴ 会社概要

メルカリの企業版と言われる衣料・雑貨の企業間電子商取引「スーパーデリバリー」を運営しつつ、売掛債権保証業務にも力を注ぐ会社です。

 

■企業理念等 

「企業活動を効率化し便利にする」

■セグメント

・EC事業

 「スーパーデリバリー」

・フィナンシャル事業

 「T&G売掛保証」、「URIHO」、「住居用家賃保証」

⑵ 株主になったきっかけ

某ユーチューバーの10バーガー候補という動画を見て興味を持ち購入。

数カ月間保有していました。

チャート的に勢いがなくなったことと、イー・ギャランティ株主総会に参加したことで7月に利益を確定しました。

⑶ 経営分析

2021年度は大幅な増数増益でした。

ここでは、より細部を明らかにするため、会社四季報で同業と記されているイー・ギャランティとの比較により分析してみました。

■収益性

・売上高総利益率:85%

売上高営業利益率:27%

高収益のビジネスモデルといえます。

10バーガー候補とみなされるのも分かる気がします。

けれども、イー・ギャランティの場合は

・売上高総利益率:75%

売上高営業利益率:43%

こちらのほうが、より高収益と考えました。

■安全性

流動比率(200%以上):169%

・負債比率(100%以下):133%

自己資本比率(30%以上):43%

財務的には悪くはありませんが、安全とみなされる基準値を流動比率と負債比率が下回っています。

この点でも、3指数とも基準値を上回るイー・ギャランティに軍配が上がります。

■効率性 

・売上債権回転率:0.89

債券保証ビジネスが収益の柱の会社にしては、債権回収が上手くいっていないように思います。

効率性の観点でもイー・ギャランティが売上債権回転率が100を超えていることから、著しく見劣りすると分析します。

このように分析した結果、収益性、安全性、効率性すべての面でイーギャランティが優れているという結論に達しました。

利益を確定した理由の一つがここにあります。

 

cogepan20.hatenablog.com

 

2 株主総会

⑴ 株主総会

第25回定時株主総会 2021年7月24日(土) 日本橋蛎殻町 ラクーン本社

土曜日に総会を開くことは、広く株主の意見を聴くという点で好感が持てます。

ただし、今回は東京オリンピックのボランティア活動と競合したため欠席しています。 

⑵ 株主還元 

■配当

20円

株主優待

なし 

また、ROEが13.5%予想配当利回り0.74です。

特に、ROE20%が当面の目標というのは株主にとっては好ましいポイントです。  

               

3 株主としてのコメント

⑴ 株価下落は必然?

第1四半期決算が発表され、株価はストップ安を付けました。

その後も下落トレンドが継続しており、9月3日現在で年初来安値を更新しています。

4月23日の高値から約4か月で株価は半値になりました。

なぜ、こんなことになったのでしょうか?

計画に対する事業の進捗状況が芳しくなかったことや、前年同期比で営業利益率が-24.8%であったことなどが下落の要因と考えられます。

ふつうに悪くない決算だとしても、市場の期待に達しないということで暴落するのは、”成長企業あるある”と見なせるかもしれません。

けれども、ラクーンの場合もっと深いところに問題を抱えているようにも感じます。

それは、”成長そのものが一過性のものではないか?”という懸念です。

もし、その仮説が正しければ株価下落は必然です。

具体的に見ていきましょう。

ラクーンはEC事業とフィナンシャル事業の2本柱。

EC事業ではマスク・消毒液のコロナ特需が業績を押し上げましたが、これは徐々に剥落していくと予想します。

フィナンシャル事業では、倒産する会社が少なかったことが好業績につながっています。

でも、よく考えると今は多くの中小企業が給付金をもらっているので倒産件数は少なくて当然。

問題は、給付金が無くなってから事業活動を通じて借りたお金をこれからどこまで返済できるかにかかっていると思います。

その意味で、某ユーチューバーが、”ラクーンの企業に対する目利き力は素晴らしい”と絶賛しているのは早計だと考えます。

そして、このことは、イー・ギャランティ株主総会にて社長がラクーンは同業者とは考えていない金利等の面で対象が異なる)”と社長が明言したことに符合します。

ラクーンもその点は認識しているようです。

株主総会招集通知の中の対処すべき課題の中で”売掛保証サービスの利益の安定性”を掲げており、保証履行による損失が利益に与える影響を認識しているようです。

けれども、分かっていることと出来ることは別問題です。

「見せてもらおうか!ラクーンの目利き力とやらを!」

10バーガー候補ラクーンの成長ドライバーがコロナ禍におけるマスクや給付金の特需という一過性のものでなければよいのですが・・・。

⑵ フィンテック企業には2種類ある

フィンテック企業には金融機関が大規模なIT化を進める場合と、IT企業が金融業に参入する場合があります。

それぞれ、一長一短があると思います。

経験論ですが、ラクーンのようなIT企業が金融界に参入した場合は、最初は調子良く事業が進みますが、ある程度のところで成長が鈍化するパターンが多いように感じています。

おそらく、金融業界のよりディープな部分に関係しているように考えます。

金融業界は、リーマンブラザーズや山一證券の破綻に象徴されるように甘っちょろい世界ではありません。

アナログ的な業務をデジタル化するだけなら成長はすぐに滞ってしまいます。

持続的な成長を期待するなら顧客の与信に係る1次データの質と量が極めて重要になってきます。

イー・ギャランティは大株主でもあるNTTデータと組んでIT化の推進、ひいては膨大な1次データを活用した非連続的な飛躍を目指しています。

この2社を比べながら企業活動や企業の持続的成長をモニターすることが、フィンテック企業に対する目利き力を高めることに通じると考えます。

 

おつきあいいただき、ありがとうございました。   

  

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。 

 

#投資 #株式 #株主総会 #資産形成 #資産運用 #ラクーン

  

2021年8月の投資のふりかえり

こんにちは!

 

8月の投資は好調でした。

毎月末日は日経平均株価が下落することが約1年続いていました。

けれども8月は上昇して終了。

何らかのトレンド転換かもしれません。

月が変わりツキも変わることを期待します。

 

・8月の株式投資の評価益は約106万円(本年の評価益は約71万円)

・8月の株式投資では155,110円利確(本年の確定した利益は約102万円)。

 

なお、エビデンスとしてスクリーンショットを掲載していますが、”参考程度”にしていてください。

ご存じの通り、”スクリーンショットはアプリを使えば容易に改ざん”できます。

スクリーンショットで儲けたという話が”事実”であると単純に信じない方が”無難”かと思います。

 

【目次】 

 

山形県にある米澤藩主上杉家廟所(びょうしょ)】  

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仙台と山形を旅行しました。

仙台では伊達政宗、山形では上杉謙信ゆかりの地を訪ねました。

ふたりとも戦国の英傑ですが、その子孫については明暗が分かれていたように感じました。

伊達家はお家騒動で揺れ動いたのに対し、上杉家は9代の上杉鷹山天明の大飢饉に際して素晴らしい政治を行ったと評価されています(ケネディ元大統領も尊敬していたとの事)。

写真の統一感のある上杉家の廟所を見ながら、長い時間軸で考えることの大切さを感じました。

ブログの記事の中ですが、

”今だけ、金だけ、自分だけ”

とならぬよう気を付けたいと思います。

 

1 株式の売買 

⑴ 売却

 

・コムチュア 100株

GCA 300株

コムチュアはNISA口座で購入していたことから、チャートを見ながら利確しました。

何度も売買していますのでまた購入するかもしれません。

GCATOBに伴う売却(利確)です。

総会にも出席し、長期保有を考えていましたが仕方ありません。

ちなみに、TOB対象となった持株は覚えているだけで他に、ドクターシーラボがあります。

⑵ 購入

J フロント リテーリング

2カ月ぶりの買いです。

JFRは大丸をよく使うので優待目当てで再購入しました。

今度は特定口座で長期保有予定です。

 

【マネーフォワードからの抜粋】

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 今月の株式については、若干上昇しています。

けれども、基本的には下記の理由から売却を優先しています。

・コアサテライト戦略(投信8割、株式2割)の実現

・生活資金の確保

・利確の習慣化

・投資力向上(チャートを用いた売時に見極め)

 

上昇したのは相場が良かったため。

・人的資本→株式投資の売買益等(2割)

・金融資本→長期積立分散投資 (8割)

人的資本をしっかり活用して資産運用に精進します。

 

2 配当

・スターマイカ 1,300円(100株)

・TAKARA&COMPANY 2,700円(100株)

インテリックス 2400円(100株)

・サムティ 19,500円(500株)

GCA 8,750円(500株)

・コムチュア 825円(100株) 

  合計 35,752円

今月もありがたく配当を頂きました。

サムティは評価益に加え、優待と配当も魅力です。 

 

3 株主優待

8月に届いた主な株主優待は次の通りです。

TAKARA&COMPANY:1500円分のカタログギフト

オリックス:ふるさと優待

 オリックスについてはよろしければ過去記事もお読みください。

cogepan20.hatenablog.com

 

 

4 株主総会

8月に実施された持株の株主総会は以下の5社です。

・UUUM

ユーグレナ(臨時株主総会、バーチャル総会)

インテリックス

・TAKARA&COMPANY

・アルベルト(臨時株主総会) 

 

残念ながら総会開催日と旅行が競合したため参加することは出来ませんでした。

けれども、その埋め合わせのためいつも以上に会社HPを見ることで新たな発見がありました。

いずれにしても、株主総会に出席し株主として会社の企業価値向上のために提言することに意義を感じていますので、そのことも含めて記事をアップしていく予定です。

 

5 投資信託等(iDeCoを除く)

 長期・積立・分散投資を実施しているのは次の8社です。

積立投資を始めた年月も表示しています。

 

・ウエルスナビ :15万円/月(月5回) 

 2019年10月~:23カ月

セゾン投信:20万円/月(毎月4日、8日)

 2020年2月?~:19カ月

SBI証券で投資信託『ひふみプラス』:万円/週(毎週金曜日)

 2020年6月~:14カ月

SBI証券投資信託『SBI・V・S&P500』:1万円/週(毎週月曜日)

 2021年7月~2か月

さわかみファンド:1万円/月(毎月1日) 

 2020年8月~:13カ月

コモンズ投信:4万円/月(毎月1日) 

 2020年9月~:12カ月

マネックス証券eMAXIS Sim米国株式(S&P500):10万円/月(毎月1日)

  2020年9月~:12ヵ月

楽天証券でiFreeNEXT NASDAQ100インデックス:2万円/月

 2020年12月~:9カ月

コインチェックビットコイン積立:1万円/月 (毎月1日)

 2021年1月~:8カ月

 

現在の積立投資は毎月約63万円です。

コモンズ投信から積立1年のお礼のお葉書を頂いたのはうれしかったです!

また、さわかみ投信のwebセミナーで”お水の時間”に参加させていただいたのですが、衝撃を受けるくらい勉強になりました。

アナリストの地政学の話にすっかりはまってしまいました!

こういった、プラスαの部分も投資の楽しみの一つだと感じています。

  

【マネーフォワードから抜粋】

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8月の急上昇はちょうど、株価低迷時にウエルスナビに40万円の入金をしたことを表しています。

基本は長期分散積立ですが、適時、無理のない範囲で”ここだ!”と、一括購入(入金)も楽しんでいます。

 

6 貸株金利 

SBI証券にて貸株をしています。

受け取った金利は下記の通りです。

8月の金利受取額 4,351.48円

7月よりも減少しています。 

持株の中の高金利銘柄の推移

4月→5月→6月→7月→8月の推移は

・サンアスタリスクは8.5%→10.25%→8.75%→7.5%→7.75%

ペッパーフードサービスは8.0%→7%→6.25%→3.25%→2.5%

7月→8月

・ニューラルポケットは4%→4%

8月

グローバルダイニングは2.75% 

 

7 気づき

8月の投資についての”気づき”は次の2点です。

⑴ 優待株と資産株という区分

株式については売ることが前提な銘柄と持ち続けることが前提な銘柄に区分しています。

売ることが前提な銘柄は、5年以内に1.5倍の値上がりを期待できかつ配当がある銘柄としてNISA口座で購入しています。

けれども、持ち続けることが前提な株は優待銘柄とその他というあいまいなくくりでやってきました。

今回、持ち続けることが前提な株というのは優待銘柄と資産株という区分にしようと考えています。

資産株と位置付けるのは資産運用に大きく貢献し得る銘柄を集中的にモニターするためです。

今のところ、日本M&Aセンター(600株)を資産株と位置付けましたが、約100銘柄にも及ぶ持株から適時、資産株を選出しより効率的な資産運用につなげたいと考えています。

 

⑵ 株式は無理に減らさなくても良い

コア・サテライト戦略(8:2)を急ぐあまり、株式の比率を下げることに意識が偏っていました。

当たり前の話ですが、バランスよりもトータルの資産が増えることの方が大切です。

7月の株価下落により、持株の評価益を高める意識が希薄になっていたように思います。

この先、大規模金融緩和により株価がバブルになる日もそんなに遠い日ではないと予測しています。

その時には、株式のほうがより効率的な資産運用につながると考えます。

金融・経済状況に柔軟に対応し得る投資に努めたいと思います。

 

最後に

9月になりました。

今後の株価にとってプラスの材料は、

・ワクチン接種率の増加

衆議院選挙

などがあ挙げられます。

 

反対にマイナスの材料は

・デルタ株が米国景気回復に与える影響

・チャイナショック(米中対立)

などです。

 

過去10年ぐらいの統計では8月は株価が低迷する月のはずでした。

けれども、今年については少なくとも自分にはそれが当たりませんでした。

”投資においては、先のことは分からない”

そのことを前提として、荒れる相場と上手に付き合っていきたいと思います。

 

 

おつきあいいただき、ありがとうございました。

 

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。

 

#資産形成 #資産運用 #投資 #株式 #株主総会 #配当 #株主優待 #投資信託 #ロボアドバイザー

  

UUUM(3990)について~個人経済圏というコンセプト

こんにちは!

 

この記事は、UUUM(3990)に関心のある方に向けた株主としてのコメントを記したものです。

 

・ユーチューバーからの【逆風】とは反対に増収増益

・個人経済圏というコンセプト

 

【目次】 

 

【本社が所在する東京ミッドタウン

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1 UUUMについて

⑴ 会社概要

ユーチューバー等のクリエイターサポート業務を行っている会社です。

■経営理念

”セカイにコドモゴコロを”

■経営戦略

”もっとアソビナカマを”

■行動規範

1 法令及び社会規範の遵守

2 人権の尊重

3 適正な労働環境の提供

4 情報の管理と保全

5 公正な取引

6 反社会的勢力への対応

■セグメント

動画コンテンツ事業の単一セグメント

 

経営理念や戦略の”やわらかさ”と行動規範の”かたさ”の調和がユニークだと思います。

また、社長の「個人がメディア化しプラットフォームやメディアを問わず影響力が持てる時代。」という認識にも共感します。

 

⑵ 株主になったきっかけ

 経済、金融、医学など専門的な知識が必要になった時、ネット上の動画を見ることで全体としてのイメージを素早くつかむことが出来ます。

ありがたいことです。

そのような動画市場がより拡充することを願い、動画クリエーターを支援する会社を応援したいという気持ちで数年前から株主をしています(その意味では、Googleの株主でもあります)。

特にUUUM所属のユーチューバーを推しているわけではありません。

残念ながら、株価は買値からは大きく下落していますが、このような株価の乱高下は成長する市場における”成長企業”にはよくあることです。

長い時間軸で付き合っていこうと考えています。

⑶ 経営分析

株主総会招集通知の連結計算書類に基づき分析します。

■収益性

・売上高総利益率:27%

売上高営業利益率:3%

”成長企業”といいつつも、営業利益率3%はちょっと物足りないと思います。

多くの人が指摘しているように、大物ユーチューバーの脱退により収益性の低下が生じたものと考えます。

■安全性

流動比率:136%

・負債比率:146%

自己資本比率:41%

財務的にも万全とは言い難いですが、かといって大きな問題等は認められません。

また、

ROE:11.6%

こちらも、悪くありません。
 ■効率性 

棚卸資産回転率:172.44

商品の売れ行きは良さそうです。

・有形固定資産回転率:89.25

東京ミッドタウンという一等地に事務所がありますが、会社全体としては少ない不動産で比較的大きな利益を上げていると考えます。


2 株主総会

⑴ 株主総会

第8回定時株主総会 2021年8月26日(木)ミッドタウン・タワー

参加できず。

⑵ 株主還元    

■配当

なし

株主優待

なし

                   

3 株主としてのコメント

⑴ ユーチューバーからの【逆風】とは反対に増収増益

YouTubeでUUUMを検索してみて下さい。

「大物ユーチューバー脱退」、「オワコン」という動画のオンパレードです。

実際その通りなのですが、業績としては増収増益が発表されており、「解決すべき課題」に対処するというという当たり前の経営がなされています。

逆に、大物ユーチューバーの脱退に関して何も手を打たずそのまま漫然と会社経営をすると思い込んで発信しているユーチューバーの方がオワコンのように思います。

 UUUMを叩けばバズるという短絡的かつ、典型的なゼロイチ思考なのでしょうか?

タイトルは”UUUM逆風”、中身はUUUMの決算資料を流して業績の良さに言及、言うに事欠いて他のユーチューバー事務所の大量脱退に言及・・・支離滅裂で何を言いたいのかわからない動画もありました。

もっとひどい動画になると他の人のコピペのようなものさえあります。

再生回数を増やすためには何をしてもいいというものではありません。

視聴する人のことを考えてある程度のクオリティは維持すべきです。

話がそれれました(スミマセン)。

 

では、UUUMの好業績の要因は何か?

会社の決算説明動画等を踏まえると以下の3つが挙げられると思います。

・動画広告費市場の右肩上がりの上昇

 成長し続ける市場で事業を行っている優位性があります。

・ユーチューバーのみならず多くのインフルエンサーを数多くサポート

 大物ではなく中堅ユーチューバーを多くサポートすることによるリスク分散が図れます。

・大物ユーチューバーに対しては個人経済圏をサポート

 グッズ販売やイベント等により大物ユーチューバーの個人経済圏の実現を独自性が期待できます。

収入の2割をUUUMに支払うことがもったいない、そのお金でアルバイトを雇えば良いと考えて脱退した”大物ユーチューバー”に個人経済圏は作れるのでしょうか?

そうでなくても、長い人生は、良い時もあれば悪い時もあります。

悪い時に、組織のサポートなしに個人の力だけで頑張っていくことは結構しんどいのではないかと思います。

もちろん、何十年もの間、才能を枯渇させずクオリティの高い作品を出し続けている人もいると思います。

文学の世界では村上春樹さんもその第一人者です。

けれども村上さんは、小説家にとって重要な資質として

1 才能

2 集中力

3 持続力

を挙げています。

そして、特に集中力と持続力を培うために、フルマラソントライアスロンウルトラマラソン(100km)等に挑戦し続けています。

 

 

村上春樹さんですら毎日精進を重ねているのです。

同様に、多くの人が注目する動画配信市場も甘っちょろい世界ではありません。

そんな世界で単独で戦っていける人はなかなか少ないのではないのでしょうか?

⑵ 個人経済圏というコンセプト

ポイントを中心に「ドコモ経済圏」、「au経済圏」「楽天経済圏」など、企業レベルでの経済圏が身近な存在となっています。

その先に個人経済圏があるとUUUMは考えているようです。

それが具体的にどのようなものなのか、本当に実現できるのかは良く分からない部分が多いと思います。

けれども経営者にとって大切なのは、そのようなコンセプトを打ち出すしてその方向を目指すことだと考えます。

 マクドナルドの創業者(ファウンダー)であるレイ・クロックは、実際にはハンバーガーやそれを30秒で作る厨房(システム)など、何も生み出しませんでした。

けれども、最終的に彼がマクドナルドを手に入れたのはコンセプトがあったからだと映画では描かれています。

 

また、さまざまな 動画で批判されるのはつらいと思います。

プログラミングスクールの社長は自分を批判するユーチューバーを「訴える!」と発信しました。

気持ちは分かります。

でも、他にすることがあるのではないでしょうか?

その点でも、ユーチューバーからの批判の嵐にもめげず、言い訳もせず、経営に集中し、さらなる成長につながるコンセプトを明確にし、誹謗中傷からクリエイターを守り、増収増益という結果を出している経営陣は素晴らしいと思います。

併せて、会社HPの株主総会の質疑応答を拝読し、鋭くかつ愛のある質問をする株主が複数いることに力強さを感じたことを申し添えます。

 

おつきあいいただき、ありがとうございました。   

  

※当ブログに掲載されている所感は、あくまでも個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではなりません。投資は自己責任でお願いします。 

 

 

#投資 #株式 #株主総会 #資産形成 #資産運用 #UUUM #YouTube